GW最終日,明日から仕事再開です。
せめてもの思い出に(?)連休最後のクルマいじりを敢行しました。
タイトルの通り,今回はライトに手を入れました。
まずはこちら。
前照灯のLED化です。
一昔はHIDで10万とかしたのに,今はLEDがせいぜい3万。
いい時代になったものです。
LEDのメリットについては,今更語るまでもないかとは思いますが。
簡単に言えば,省エネルギー・超長寿命・反応遅れなし。
明るさについては,大雑把に言えばハロゲン以上HID未満,が相場でしょうか。
あとは,純正がハロゲンの場合,HIDよりも(配光等の面で)ハードルが低いのもメリットか。
今回チョイスしたのは,スフィアライトというメーカーのRIZING(ライジング)Ⅱ。
ユーザーの評価も高く,海外製が多いLED市場において稀有な日本製です。
他に日本製はPIAAもありますが,あちらは後ろにファンがつくため信頼性に少々不安が。
そして,この商品を選んだ最大の理由は,ハイビーム時の独自のシステム。
通常H4は,ハイビーム時にはローの光源は消えるのですが,こいつは微かに点灯してくれる。
それにより,ハイビームにしたら近くが見えづらくなる現象が軽減されるのだそうです。
まぁ能書きはこのぐらいにして,パッケージを開けます。
この部品点数の少なさ(HID比)もLEDの美点ではないでしょうか。
取り付けに移ります(ミラージュの取扱説明書も適宜参照しています)。
まずは純正ハロゲンのバルブを取り外しましょう。
ハーネスのカプラー,防水ゴムキャップの順に外します(画像で見えてる部分)。
カプラーは,ある程度力をかけないと外れませんが,乱暴にやると断線するので注意。
次に,バルブを固定しているスプリング(針金)を解除します。結構硬い。
バルブスプリングを解除したら,バルブは簡単に抜けるはずです。
抜けました。
LEDバルブを準備します。
箱から出すとこの状態,ここから台座を外します。
台座を外しました。
この台座から順にセットしていきます。
台座をはめ(向きに注意……正しい向きにしか付きませんが),バルブスプリングを戻します。
ちなみに私の場合,バルブスプリングがなかなか戻らず
ここで30分ほどかかりました。
台座の厚みや作業スペースの影響もありますが,バルブスプリングの形状にも問題ありか。
硬くてはまらない時は,バルブスプリングを留めているネジを少し緩めるとうまくいく…かも。
防水ゴムキャップを戻します。
中央の穴から台座が頭を出すくらいまできっちりはめ込みましょう。
水が漏るくらいならまだしも,ヒートシンクとゴムが接すると発火の恐れもあります。
そして,LEDバルブを挿入します。
ミラージュの場合,左側はリレーBOXのフタを外してやらないと入りません(ここでまた時間浪費)。
奥まで差し込んだら,バルブを時計回りにちょいひねりしてロックします。
あとはカプラーを組んで,配線を適当に取り回して出来上がり。
配線の取り回しはお好きなように。LEDコントローラーは適当なところに固定します。
コントローラー固定用のタイラップは4本付属しますが,自前で何本かあると安心。
さて,前照灯から
時間を戻しまして。
ついでに車幅灯もLEDにしてしまいます。
こちらもスフィアライト製。前照灯より色温度が低い5500Kを選んだ理由は不明。
車幅灯はここです。
ソケットを軽く反時計回りにひねり,引っ張るだけ。
バルブはソケットから引き抜くだけで外れます。
純正バルブは予備として取っておきましょう(前照灯も)。
ソケットにLEDバルブをセットし,押し込みます(
※注:画像は半挿入の段階です)。
それなりに力が必要ですので、基盤を破壊しないように。
あとは逆の手順で戻すだけ。
取り付けたら点灯確認をしましょう。
車幅灯だけでなく,尾灯や方向指示器が正しく動作するかも確認すること。
写真ではそんなでもないように見えますが,午前中だというのに結構明るく感じました。
さて,今日は日没から1時間程度走っただけなので,使用感はまた後日。
点灯するとこんな感じ……写真の明るさはだいぶ大げさですが,実際普通に明るいです。
ただ既に感じたこととして,
やっぱり4500Kの方がよかったかなぁと。
数千円の差に釣られて6000Kを選んでしまいましたが,なんとなく視認性が微妙な気が……。
照射性能自体は,前方180度くらい煌々と照らされており全く十分なんですけど。
考えうる理由としては,フロントガラスのUVカットと相性が悪いのかもしれません。
乗って走ってると微妙なんですが,降りてみると「明るいなぁ」と感じるんですよね。
それに,前のFTOにつけていたHID,6500Kくらいありましたが,暗いと感じた記憶ないですし。
ここから考えると,青みがかった光をUVカットガラスがいくらか減光してしまっているのかなぁと。
あるいは,単純に明るすぎる白色光で階調飛んでしまって,脳が認識しづらいだけか。
白飛び画像やコントラストを弱めまくった画像にも共通する見づらさといえば確かにそう。
黒の成分が死んだ映像って地味に見づらいのよねぇ。
まぁでも,まずは乗って慣れていこうと思います。
どうにも我慢ならなければ対応を考えなきゃなりませんが,そこまでではないでしょうし。
それに本当に電灯もない道はまだ走ってないので,そこで真価を問おうかと。
ま,次の週末までおあずけですけどね~。