サンデードライバーは危ない,という声を聞く。
サンデードライバー自身からも,休日にしか乗らないから怖い,という声を聞く。
こういう声には,運転は乗れば乗るほど上手くなる,という前提がある。
バカを言ってはいけない。
残念ながら,貴様が下手なのはサンデードライバーだからではない。
サンデードライバーだから上手くならな~い,なんて言っている人は平日乗ったって同じだ。
サンデードライバーは危ない,と言う声の主も,毎日乗っているからって安心はできない。
何にも考えずに転がしていたら,何万時間乗ったところで運転が危ないことは変わらない。
その辺を走っている年寄り連中やバス・タクシードライバーを見たら分かるだろう。
何年乗ってんだこのジジイ,毎日乗っててこの程度で金取るのかアンタ……見たことあるでしょ。
要するに,乗ったら乗った分の時間に比例して,諸々のリスクが増えるだけの話だということだ。
そう考えると,自動車保険の体系は理に適っているような気がしてくる。
休日にしか乗らないから運転が怖い……。
そんな寝言は,G-Bowl理論を導入してから言えと思う。
G-Bowl理論の根底にあるのは物理だ。物理法則に従って運転しようと思うと,頭を使う。
この条件下において初めて,パイロットと同じく,運転時間で技量を云々できるのではないか。
私のように休日(下手すると週1)しか乗らない人と,毎日ボールを転がしている人。
単純な運転時間の差と,練習中の身としては感覚の断絶で,結構な差がつくのではと思う。
休日にしか乗らないことの怖さ,もっといえば運転そのものの怖さ。
G-Bowlを使うようになってから,それが身にしみて分かったと思う。
とはいえ,休日にしか乗らなくても,牛歩でも技量は上がっているのかなぁ,とは思ったり。
今日,久しぶりにいつもの山坂道(久しぶりの時点で"いつもの"じゃないか)へ行った。
そこでボールを転がしてみたが,どうも前に来ていた頃より調子がよかった気がする。
なんとなくスムーズに走れていたし,道の記憶が薄くなっている割におっとっともあまりなかった。
採点の結果も悪くない。道なりにガタピシしている以外,グラフもまぁまぁ落ち着いている。
凍結を警戒しながらだったこともあるかもしれないが,色々なことに気をつけられたように思う。
仁の道から心を離すな,は孔子だったか?
四輪の道から……が国政久郎か,ならば。
ともあれ,継続は力だと感じた。

(初めて知ったが,こんなところに入口が……まぁ使わないけど)
超どうでもいいオマケ。ヘッドオン。
Posted at 2018/01/13 12:05:43 | |
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[解説・考察]ドライビング関係の話 | 日記