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かたむ~のブログ一覧

2015年10月31日 イイね!

謙虚な心で勉強中

国政久郎氏をご存知でしょうか。


……国政ですよ,国政
国沢じゃねぇから安心してくれ。
国沢だと思ってブラウザバックしようとした人,とりあえず戻っておいで。








サスペンション関係を本気で考え始めると,必ず最後に行き当たるのがこの人。

ダート・グラベルの名手であり,サスペンションチューンの大御所。
神奈川県の圏央道近くにあるチューニングショップ「オリジナルボックス」主宰。
大手自動車メーカーのアドバイザーやドライバー教育などその活動は多岐にわたる。
人呼んで「サスペンションの神様」。



そのサスペンションの神様が書いた(or監修した)本があったので,買ってみました。


運転が上手くなりたいという方は,ぜひ左のNEWTON BRAKEを。
個人的には目からウロコというほどではありませんが,色々反省させられます。
「そんなの知ってるよ」ではなく,真摯な心で読むことをオススメ。
「自分はちゃんと出来てるよ」と驕ると金の無駄になります。

現在,コレの内容を参考としたトレーニングメニューを試行中。
某豆腐屋の息子がいかに難しいことをしているのか分かります。



もう1冊,右の本は,国政氏が現代の自動車社会に蔓延する問題について厳しく指摘。
日本の自動車業界の関係者は,正座して背筋を正して一読するべきかと。

もちろん,本書は一般ドライバーの目線を正すためにも書かれているので,
クルマに少しでも興味があれば楽しく読めると思います。




一般書店に並んでいるかは確認してない……というか並んでなさそうな気がするので,
購入はamazonからするのがオススメ。
2冊合わせて\3,000くらいです。











ちなみに,この2冊を読んで,ブレーキチューニングについて真面目に考え中。

とりあえずパッド選びから見直してます。
つっても結局はプロμに落ち着きそうな気がしてますが。
でも「買うならHC+かな」と思っていたのは再考しました。

あとは,ブレーキブースターのホースを抜いてみようか思案中。
……ノンサーボも興味はあるけど,ぶっ壊れても嫌だなぁ。
2015年10月30日 イイね!

ショックの慣らしついでに…

某所にて。

もうポツポツと開花してるようです。










しかし,先週は「よっしゃあ休みだ!」って気分だったのに,
今週は特に有り難みもないなぁ……。

Posted at 2015/10/30 07:22:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]ドライブ | 日記
2015年10月28日 イイね!

A05A 能力向上改修(Phase2) FRスタビライザー~~注意~~

先回のレポートにてスタビライザーの装着を報告しましたが。


その中の記述というか,取り付け手順に誤りがありましたので報告を。




↓以下再掲

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スタビの固定が終わったら,お次はスタビリンクの取り付けです。
部品はこちら(やっぱりゴムブッシュにはシリコングリスを)。

写真右より下から順です(途中の隙間がロアアームとスタビの入る場所)。
ただし,右から3つ目のワッシャー位置はロアアームの上か下か不明です
まぁ他の車を見てる限り多分コレで合ってると思うんですが。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


上記記述の太字部分。
念のため確認したところやっぱり間違ってたようで。

正しくは,ワッシャーはロアアームの上でした。
ロアアームの上から,凸が穴にハマるようにセットするのが正解です。

つけてる時にもなんかおかしいような気はしたんですよ。
どうも凸がうまく穴に入らないというか,コツがいるというか。
じゃあその時点で気付けって話ですが。



まぁ日曜の記事を受けて早くも真似して取り付けた人なんていないと思いますが。

もしこれから自分で取り付けようと考えている方。
くれぐれもご注意ください。



あぁ,私ですか?

もういいですよ,面倒くさいし

固定がセルフロックナットってことは,外したら再利用不可じゃないですか。
ブッシュ類の打ち替えの時にでも直せばいいんじゃないかと。
なにか不具合が出たら考えることにします。

……まぁ,一応ジムカーナの師匠には確認してみますけど。
直した方がいいと言われたら直しますよ。
Posted at 2015/10/28 21:16:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]チューニング考察 | クルマ
2015年10月25日 イイね!

A05A 能力向上改修(Phase2) FRスタビライザー





( ´,_ゝ`)クックック・・・









( ´∀`)フハハハハ・・・









(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!








«楽しくて笑いが止まらんよ,アンタレス!»
«この機体は最高だよ,他のどれよりも速い!»






















……取り乱しましたすいません。

全身が筋肉痛で続きをやるか今朝まで悩んでましたが,
結局やりましたよ,スタビライザーの取り付け。



もう全てが順調,思い通りすぎて笑いが出ました。
金曜日は何をあんなに手こずっていたのかと……。



それでは早速,A05A FRスタビライザー取り付けのレポートを。

最初に,必要工具をいつものごとく箇条書きで。
・ラチェットレンチ(ディープソケットがあるなら普通ので,なければ貫通の方が良さげ)
・ソケット……17mm(マフラー外し用),14mm(スタビリンク用),12mm(スタビブッシュ用)
・メガネレンチ(14mmがあればとりあえずおk,必要に応じ12mmをスタンバイ)

あと,今回は5-56とシリコングリススプレーを用意(用途は後述)。



では作業開始。

クルマをジャッキアップしてリジッドラックを噛ませ,タイヤを外します。
もうここは説明不要ってことですっ飛ばします。
ただし,ジャッキアップは可能な限り高く上げておくと作業が楽です。


公式にはサスクロスを下ろせってなってますが,下ろさなくても実は可能です。
代わりに,マフラーを外します。
このように。

どこだかわかりますか? サスクロス真上にあるフランジの部分です。
ナットに5-56をコレでもかとぶっかけ,17mmソケット+エクステンション+ラチェットで外します。
多分,5-56なしで外そうとするとインパクトがいると思われます。

で,外したら,マフラー全体をジャッキで上に持ち上げます。
こんな感じで,触媒の中ほどをえいやっと。

これで道がひらけました。

あとは,助手席側のホイールハウスから上手いことスタビを通すだけ。
コツとしては,こっちの隙間(ストラット後ろ)じゃなくて

こっち(ストラット前)から通した方がやりやすい気がします。


うまく通せたら,タイロッドを跨ぐようにして,先端がロアアームの上に来るようにします。


お次は,スタビをサスクロスに固定します。
部品はこちら。

ゴムブッシュですが,スタビと触れる面にはシリコングリスを塗っておいてください。
塗り忘れるとなめらかに動かず,異音の原因にもなります。


はめるとこんな感じ。

ブッシュは切り欠きがある方が後ろに来るように。
クランプは上から被せるだけで行けるはずです。
で,サスクロスの穴に合うようにクランプ位置を調整し,ネジで締めるだけ。
写真では車体下からネジを入れてますが,本当はホイールハウスからやった方が楽です。

だいたいこんな感じで,手である程度まで締めてから,12mmラチェットで締め込みます。
やっぱりホイールハウスから手を突っ込んだ方が楽。
前と後ろを交互に均等に締めないと,綺麗に付かないので注意。


これを左右とも付けて,スタビを手で動かしてみて前後に動かなければ大丈夫です。

スタビの固定が終わったら,お次はスタビリンクの取り付けです。
部品はこちら(やっぱりゴムブッシュにはシリコングリスを)。

写真右より下から順です(途中の隙間がロアアームとスタビの入る場所)。
ただし,右から3つ目のワッシャー位置はロアアームの上か下か不明です
まぁ他の車を見てる限り多分コレで合ってると思うんですが。

この順序で,ロアアームとスタビにはめ込んでいきます。
一番上のロックナットは軽く手で締める程度で一度保留。


ここでポイント。
焦って片側ずつ取り付けていかないように。
左右とも仮止めをしてから本締めをしてください。
なぜかというと,片側を締めてからさぁ反対側,とやろうとすると,
こうなってしまい,

こうなってしまいます。

ストラットを外してロアアームを下げる作業が始まるお……。
本締めしてしまうとスタビが動かなくなるため,部品を全てはめる隙がなくなります。
というわけで,ロックナットを締めるのは両方とも仮組みをしてから。
このとき協力者がいると,左右同時にできるから楽かもしれませんね。

というわけで,スタビリンクを締めましょう。
ここでは,ロアアーム下を14mmのメガネで抑え,上をラチェットで締めます。
ディープソケットまたは貫通ラチェットが必要といったのは,締めるに従いボルトが突き出るから。
また,ここでの締結管理はトルクではなくボルトの突き出し量ですので注意。
ナットの上に19mm~21mmくらい突き出るように調整します。
ちなみに,この突き出し量によってステア操作の初期応答が変わるとかなんとか……。
まぁでも基準外の数値にして問題が起きても困るんで,今回は20mmにしときました。

スタビリンクがついたら,今回の作業は終了です。
いつものように,クルマを下ろして片付けて,テスト走行です。





……まぁ,テスト走行の結果が冒頭のアレなわけですが。


これスッゲェいいですわ!

A05Aって,純正だとステアを切るとグラっと来てから曲がっていくじゃないですか。
それがなくなります。超レスポンスいいです。
ステア操作初期からグラつきもせずターンインし,旋回中も安定。
やっぱりライトウェイトはこうでなくっちゃ。

今日はチンタラしか走っていませんが,アンダーステア傾向はこれで解消されました。
昨日はロールアンダーが酷くてちょっと引きましたからね。
来月久しぶりに走行会の予定なんで,今から楽しみです。

ただ,ここまでレスポンスや旋回モードが変わるとなると,少し慣れが要りますね。
前のダルいというかよっこいしょなターンインに慣れちゃってるから,アジャストしないと。
要はそれぐらいの効果があります。正直想像以上でした。





というわけで,これもおすすめパーツ。
部品代自体は\14,000くらいなのでお買い得ですよ。
高い工賃が嫌な人は,どうぞこの記事を見ながらやってみてください。
……まぁ,個人的にはディーラーに頼むことを推奨しますが(え


ちなみにA05A以外の車種の方へ。
本作業は,サスクロスが平板形状(上に凸じゃない)でかつ周辺スカスカゆえに可能でした。
ちょっと前の湾曲したサスクロスがついてるような車種は,素直にサスクロスを下ろしましょう。
とはいえ,後方排気が流行している現在では,上に凸も珍しいかもしれませんが。











さて,A05A 能力向上改修(Phase2)はコレにて終了♪

……といいたいんですが,どうしようかな。

正直,ブレーキもやりたいんだよなぁ。
車体が軽いとはいえ,やっぱりブレーキは絶対的に貧弱貧弱ゥ!なもんで。
若干すり減り気味だし,パッドだけでも交換したいな,と。

うーん,許可下りないかなぁ……(--;)
Posted at 2015/10/25 15:59:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | [日記]チューニング考察 | 日記
2015年10月24日 イイね!

A05A 能力向上改修(Phase2) New SR SPECIAL

え~,本日の作業ですが。

予定はこちら。
7:00~:KYB New SR SPECIAL取り付け
10:00~:テスト走行&各部増し締め
11:30~:昼休憩
13:00~:スタビライザー取り付け
15:00~:テスト走行&各部増し締め
17:00~:ここにレポートを書き込む


で,実際はこちら
7:00~:KYB New SR SPECIAL取り付け(RR)
8:30~:KYB New SR SPECIAL取り付け(FR)
10:00~:外れないFRと格闘&不足工具の買い出し
11:45~:帰宅&車両ジャッキアップ,午後の作業準備
12:00~:昼休憩
12:30~:FR取り付け再開
13:00~:友人S参戦,ようやく作業進展
14:30~:テスト走行&各部増し締め
16:30~:豊川に寿司食べに出発





……ハイ,スタビはまた今度デス!!

明日やるかは体力次第だな。
昨日今日で体のあちこちがバッキバキだわ。



ともあれ,今日のレポートと作業解説をば。




まずは午前。
New SR SPECIALの取り付けをRRから開始。
(どうでもいいが,本当は今日の夜に届く見込みだったので,1日スタビに充てるはずだった)

用意する工具はこちら。

左から順に,トルクレンチ,ラチェットレンチ(17mm装着),14mm×17mmメガネ,モンキー。

まずは,ショックの上部にアクセスする穴を開けましょう。
A05Aではサービスホールがトリムに空けられていますので,蓋を外すだけ。
車種によっては頑張ってトリムを外す作業が始まります。


こうして見えた上部のロックナットを,写真のように外しましょう。
ナットにメガネを当て,シャフトをモンキーで固定してナットを緩めます。
ラチェットメガネだととても幸せになれると思います。


こうしてナットが外れたら,その下の金属プレートを外します。
ブッシュは取っても取らなくてもご自由に。
A05Aは車体の穴にきっちりはまっていたのでそのままにしました。

今度は車体下に回ります。
トーションビームのようにバネ・ダンパー分離式ではジャッキアップしなくてもできます。
サスアームと繋がっているこのボルトを外します(結構なトルクで締まってるので足も活用)。


下のボルトも外れたら,ショックを車体から抜き取ります。
ボルトを外した瞬間に降ってくる可能性があるので,ショックを支えながら外すこと。
外したショックから部品を外していき,取り付けようとしているショックと同じ外見にします。

(イカ足みたいなのはリバウンドスプリングバンドですのでお気遣いなく)

で,純正ショックから外した部品を,同じ配置でKYBダンパーにセット。
元通りになったら車体に取り付けます。
まずは上を差し込んで,ナットを締めましょう。

ちなみに,先ほど取り外したナットは再利用不可ですのでご注意を。
KYBダンパーの箱に同梱されているナットを使用してください(17mmではなく14mmになります)。
(なぜわざわざ純正と違うサイズのナットを同梱したのか小一時間……他車でも同じ模様)

上をある程度締めたら下に移り,ボルトを挿して締め込みます。

ちなみに,うまく穴が合わない時にはジャッキを使って上げても可。


最後に,上下それぞれの取り付け部を締めあげて終了。
締め付けトルクは,上:29N・m下:127N・mです,ご参考まで。

これを左右。
普通にやっても30分もあれば終わるとは思いますが……。

何に時間食ったって,上のナットの外し方。
シャフトの固定にモンキーを使うことを気づくまで15分ほどかかった。
なまじシャフトにマイナスドライバー当てるような溝掘ってあるんだもん,トラップだよ。




まぁ,この後起こった数時間のロスはなかったコトにいたしまして。
New SR SPECIAL取り付けFR編です。

用意する工具,多すぎて写真とってないので箇条書きで。
・トルクレンチ
・ラチェットレンチ(貫通タイプが必要です,後述)
・ソケット……21mm(スプリングコンプレッサー用),17mm(各部ボルト用)
・メガネレンチ(とりあえずうちのクルマは10mm,14mm,17mmが必要)
・6角レンチ(サイズが分からないのでセットで買っときましょう)
・スプリングコンプレッサー

まずはジャッキアップしてタイヤを外しましょう。
リジッドラックをお忘れなく,落ちたら笑えませんので。


ストラットのロア側は,このあたりのボルトを外します。
画面左のボルトはナックル付けですので関係ないですよ~。


最初はこの小さなネジから取りましょう。
緩める時,勢い余ってS/MBRのフランジに手をぶつけないように(惨事になります)。
このネジを外したらABSハーネスをBRKTごと外し,上のブレーキホースも外します。


次にストラットとナックルを繋ぐボルト×2を外します。
17mmソケットをつけたラチェットと17mmのメガネを使い,このように緩めます。
なお,ハーネス関係が障害となる方にメガネを当てましょう。


ボルトが外れたら,ストラットとナックルを分離。
タイロッド等が気になる場合にはロアアームをジャッキで支えましょう。


続いて,ストラットのアッパー側を外します。
ご覧のナット×2を外せば,ストラットがゴロンと落ちます。
当然落っことすと大変なことになるので,外れる間際はストラットを掴みつつやってくださいね。

※ちなみに,今回もっとも難航したのがここ。
なんと左が,ナットを外してもストラットが下りない。
まさかセンターナットも外さないとイカンのか?と右往左往し無駄な時間を食った。
結論だけ書くと,リバウンドスプリングバンドを固定するタイラップが引っかかっていた模様。
多少の怨念も込めて,プラハンでぶっ叩いたら普通に外れた。
皆さんには関係ないトラブルだと思いますが,念の為に。

ストラットを外したら,これを分解します。
スプリングコンプレッサーと,対応するソケットを付けたラチェットを準備。
こちらはアストロプロダクツのコンプレッサー,21mm使用。


その前に,ストラットのてっぺんを緩めましょう。
ストラットを下ろす前にやってもいいですが(というかそちらを推奨する人多数),
うちのクルマはスペースの関係上力が入らなかったので下ろしてからやりました。
このように,17mmの貫通ラチェットと6角を挿してナットを緩めます。
ちょっと緩めるだけですよ,絶対に外しちゃダメですよ。

ここで使用する工具は車種によるので事前に確認してください。
75°メガネレンチで行ける場合もあれば,本気の特殊工具がいる場合もあります。
うちは3/8の貫通ラチェットに19mmを挿し,さらに17mmを挿す形で長さを合わせ無理矢理代用。
6角はレンチのサイズに合わせて適切な長さのものを使用してください。

アッパーナットを緩めたら,スプリングコンプレッサーをセットし,スプリングを縮めていきます。
基本的には両方を均等に締めていくこと。
もう一方が緩んだかな,というくらいで差し替えるといいと思います。


十分に縮めたら,アッパーナットを外します。
全編通して貫通ラチェットと6角を使わないと緩まないはずです,ロックナットなんで。
外したナットとワッシャーはもう使いませんのでご自由に。


これ以降写真ろくに撮ってませんでした,すいません。
よって文章にて。

アッパーナットが外れたら,基本的にアッパーマウント類が全て外れるはず。
基本的に取れるものは全て取ってしまって大丈夫ですが,組み付け順序は覚えておくこと。
今回はショック本体以外のすべての部品を再利用します。
ロックナットとワッシャーは再利用しませんがね,KYBの同梱品を使用。

外した時と同じ構造になるように各部品を取り付けていきます。
この時スプリングの上下端と,スプリングシートのアッパー・ロアの段付き部が合うように。
全部品を順序良く組んだら,アッパーナットを締める。
途中まではこのように17mmディープソケットでグリグリし,最後は貫通ラチェットと6角で。
締め終わったらスプリングコンプレッサーをゆっくり外していきます。

(友人S撮影,顔を写さないあたり分かってらっしゃる)

組み終わったら外した時と逆の順序で車体に取り付け。
ABSハーネスとブレーキホースの組付けをお忘れなく(←危うく忘れかけた)。
んでもってこの通り。


最後に各部のボルト・ナットを締め付けます。
締め付けトルクはそれぞれ以下のとおりですのでご参考まで。
・左右のフランジナット:58N・m,中央のアッパーナット:49N・m

・ストラット⇔ナックル:73N・m ハーネスのネジ:適当


終わったら,タイヤを嵌めて車体を下ろし,作業はひとまず終了。
前だけでかかった時間は大体2時間位でしょうか。


結局,工具さえ最初から揃っていれば約2時間半で前後ともいけたわけですが。
工具の調達がやや厄介でしたが,作業自体はそれほど難しくもなく。
この記事を見ながらやれば,次はもっとすんなり行けるでしょう。




さて,とりあえず片付けですが。
まだやることがあるので全ては片付けません。

それは各ボルト・ナットの増し締め。

一旦は規定トルクで締め付けた各ボルト・ナットですが,
ここから走らせてみると結構緩んでしまうものなんです。
なので,テスト走行後にもう一度同じトルクで締め直す必要があります。

とりあえずジャッキとトルクレンチと十字レンチだけあれば十分(後2つは常時車載)なので,
それ以外の道具はごっそり家の倉庫にぶち込みました。



何はともあれ,テスト走行です。
友人Sとジャッキ分,いつもより80kgぐらい重いですが…・・・まぁいいでしょう。


なるほど,普通に走りだした瞬間から違いますね。
もう笑っちゃうくらい違いが実感できます。

全体的に入力に対する収まりが良くなっています。
純正がだいたい「ドーーン・ゆさゆさゆさ」ぐらいの感じだとすると(伝わるかしら),
KYBでは「ドン・ゆ」ぐらいでしょうか。
縮み減衰が上がっている分ハードになった気はしますが,それはむしろ好ましい硬質さで,
その後の揺り返しや振動残りが少なく,多少の入力なら一発で収束します。

R248を南下。
速度域が上がってくるとフラットライド感は一層高まります。
路面のアンジュレーションやギャップをテンポよく拾っては吸収しています。

そのままいつものテストルートへ。
道路の荒れ具合が酷くなると,ショックの良さが一層分かります。
割れた路面,減速帯,スピードバンプみたいなジャンプ台みたいな何か(ホント何アレ)……。
どれをとっても今まで感じていた不安感がなくなりました。
何がすごいって,リバウンドスプリングバンドなしでこの収まり……予想以上です。

ただ,そうはいっても所詮はダンパー,別にロール剛性が上がるわけではなく。
むしろゴムバンドを外した分低下してるようで,旋回中は明確なアンダー傾向が出ました。
逆にいえば,あのバンドは体感できるくらい効いてたみたい……効いてなかったら恥ずかしかった
この低下分はスタビライザーで補うとしましょうか(明日やるかなぁ)。

その後,一度帰宅して各部増し締めを実施。
後ろはともかく前は結構緩んでたので,やっぱり必要ですわこの作業。
以上をもって本日の作業は終了。






結論として,KYBのNew SR SPECIAL,めっちゃいいですコレ。
純正バネでショックに不満のある人や,ダウンサス入れた人は,
騙されたと思って買って付けてみてはいかがでしょう?
損はしないと思いますよ。

この記事を順に見ていけば取り付けは問題ないと思いますが,
少しでも不安や不明点があったら,迷わずディーラーやショップにお願いすること。
クルマが壊れるくらいならまだ可愛いですが,場合によっては怪我につながりますから。
……ていうならスタビ取り付けをディーラーに頼めよって話だよなぁ。


Posted at 2015/10/25 00:21:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]チューニング考察 | 日記

プロフィール

「ノーブレーキどころかフル加速で信号無視して側突はさすがに草も生えない。どこを見ていたというのか。」
何シテル?   08/28 21:29
人生うまく行かないことばかり。 エコカーで非エコ運動して鬱憤発散。 GANREFはじめました https://ganref.jp/m/h-kata_l...
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