前回保留だと言ったドア開口補強の件ですが,
結局やったった。
アロンアルフアで。
昨日の朝と夕方に分けてたっぷり流し込んでみました。
耐衝撃タイプのプロ用(20g)が4本空になりましたΣ( ̄Д ̄;)
多分場所と時間を確保してうまくやれば,こんなには使わないと思われます。
ひとまず作業方法を。
今回は写真はなしです。撮るほどの内容もないです。
①. 資材準備
オススメは,アロンアルフア プロ用耐衝撃。
20gで\800~850(ホームセンター価格)なので,小さいのを大量に買うより断然お得。
分量はドアのサイズによりますが,だいたい1本で2枚分行けるか行けないかくらい。
②. ドア開口フランジ露出
まずはウェザーストリップやトリムを外します。
ミラージュの場合,前席はサイドシル上のトリムを外すだけでウェザーストリップが外れます。
後席の場合は,取っ払えないのでフランジが露出する程度にトリムを避けます。
ちなみに今回は,ドアストライカーより下の部分にのみ実施しました。
よってトリム外し領域もそれに準じた程度で済ませています。
理由としては,上半分は流し込み不可能だと判断したためと,腰下だけで十分な気がしたため。
③. アロンアルフア流し込み
トリムを外し終えたら,上の方から順にアロンアルフアを流し込んでいきます。
施工領域の最上部にノズルをつけたまま,重力でフランジ頂部を伝い落ちるようにすると楽。
開口前後について上記をやったら,平野部はノズルを滑らせながら入れていきます。
この時コツとして,一度に大量に流し込むのではなく,少しずつを繰り返していくといいです。
イメージとしては,鍾乳石を作っていくような感じでしょうか。
薄い接着剤の層を何度も積層させて埋めるようにすると,接着剤の無駄がないと思います。
ドア開口1箇所に少しやったら次のドア,を繰り返してクルマの周りを何周もします。
そのうちに接着剤が染みこんでいかなくなると思うので,そうなったら終了。
だいたい5周もすれば埋まると思います。
④. 乾燥
瞬間接着剤が瞬間でくっつくのは正規の使い方をした時のみ。
今回のような場合は,何時間か置いてやらないと硬化してくれません。
最低6時間くらい,可能なら1晩置いておくと確実です(朝から翌朝だとなおry)。
乾燥中は適宜ドアか窓を開けて換気をしましょう,匂いがこもります。
トリムを戻すのは,本当なら乾燥後の方がいいです。
生乾きで戻すとウェザーストリップが外せなくなります(少なくともどこかしら破ける)。
まぁ気にならないなら塗り終わってすぐ戻しておいても構いませんが。
こんな感じで,昨日1日かけて前後ドアとテールゲート(は上半分)に施工し,今日試運転。
……????
なんとなくは変わったような……。
なんだろう,とりあえずNVHとか操縦性とか確かに色々と良くはなってるんですが,
他の人が言う「これすっげぇ」ってほどではない気がします。
ひとまず良くなったところは,
・路面からの衝撃が身体に響かなくなった。
・峠の荒れた場所でもクルマが乱れにくくなった。
・旋回挙動がリニアになって前後輪の一体感が出た。
・ブレーキングで安定するようになった。
・停車中の微振動が収まった(ファン作動しても気にならない)。
とまぁ細々と色んな所です。
が,ちょっと高望みをしすぎてたんでしょう,ものすごく良くなるってことではないです。
どれも気にしなければ気にならないネガが消えた程度のものですから。
よく思い返してみれば,やってみたレポートの人たちのクルマって全部古かったっけか。
EGシビックやらロードスターやらコペンやら,剛性にあまり定評のない車種が多数。
それらと比べれば,A05Aって腐っても現代のクルマなんでしょうかね。
ウェザーストリップ剥がしてみたら結構な密度でスポット打ってあったし。
というわけで,かける金のわりには効果の出るチューニングだと思います。
最近のクルマ,特に走りの質を謳ってるような車種だとやる意味ないかもしれませんが,
ボディの剛性や質感に不満をお持ちの方は,やってみても損はないかと。
ただし,やるにあたっては手袋着用必須,板金はナイフと一緒ですから。
さて,あとはコレがどれだけ長持ちするかだな。
てかこのレベルだと,じわじわと劣化して効果が薄れていっても,俺気付けないかも((^^;
単なる車体の経年劣化と区別が付く自信がない……。
まぁ,定期的に流し込んでやればいいのかもしれないけど。
あとは早めにお金をためて,カチカチ君を買うかだな。
……って言ってんのに。
こんなものを\5,000で衝動買いし,
なか卯で(奈々様に釣られ)うなまぶし食っちゃったよどうしよう。
貯金ってどうやったら出来るんですかね?