キャッシュカードの暗証番号,2741!
ふなよいって覚えてくださぁぁい!
他の乗り物だとなんともないんですが,船だけはどうも苦手です。
子供の時分に東京湾フェリー乗った時はエチケット袋とお友達でしたし。
松島観光船や芦ノ湖観光船でも油断すると気持ち悪くなります。
まぁ,今回はいろいろな策を組み合わせてしのぎましたので,それを幾つかご紹介。
①船体のロール中心付近に座る。
車体の中心線(いわゆる0BL)になるべく近い座席を選ぶこと,これが基本。
両舷端部に行けば行くほど,ロール角に対する揺動幅が大きくなりますので,酔いやすいです。
ついでにいうと,複数階層ある場合は極力下の方にすること,理由は同上。
大抵の船のロール中心は喫水線より上にあるはずですので,よほど下行かない限り大丈夫でしょう。
②極力浅く座る。
船に限りませんが,座席にはなるべく浅く,背もたれに身体を付けず座る方が酔いません。
まぁ,ベルトしなきゃいけない自動車や航空機の場合は浅く座るわけにはいきませんが。
背中を付けないだけでもだいぶ違います。
③ちゃんと寝てから来る。
はい,今回私はこれを怠り,行きの便の出港前に気持ち悪くなりました。
7時間以上は寝ておきましょう,寝不足で船はヤバイです。
④デッキに立って乗る。
デッキなら風に当たれますし,遠くも見れますし,足で揺れを吸収できて比較的酔いづらいです。
今回の復路は,デッキではありませんが立ち乗りで帰ってきました。
とまぁ,そんな感じで,佐久島行ってきました。
行きの一色港発が6:30。
帰りの佐久島西港発が10:17。
とんだ弾丸ツアーですね。
一色さかな広場到着時(AM6:00)にはまだこんな感じ,夜明け前です。
それでも市場は盛況なんだから,漁港ってすごいね。
受付の券売機で連絡船の往復切符を購入。\1,640也。
自転車持ち込みは別料金ですが,輪行バッグに入れてあれば手荷物扱いで無料です。
乗ったあと船内での置き場には配慮が必要ですが。
でかい荷物を持ち込むなら後部区画に乗ることを勧めます。
船内放送がやけにいい声だと思ったら,声優の代永翼でした。
何の縁?と思ったら
コチラで声の出演してるんだそうな。
まだ読んでませんが。
今日は比較的海が荒れていたこともあり,25ノットで爆走する連絡船はなかなか揺れます。
日の出はその船内で迎えたので,なんとか撮影できないかとチャレンジしたのがこれ。

窓が波しぶきで汚れまくってるので,なんだかよく分からない仕上がり。
最大望遠に遠方ピントでどうにかならないかと思いましたが,ダメでした(´・ω・`)
そのまま佐久島西港経由で東港まで,揺られること約25分。
佐久島に上陸です。
ガチャガチャとチャリを展開。バッグの折りたたみに手こずるも,どうにか準備完了。
港湾の朝焼けが綺麗。
まずは島南東部の筒島弁天を目指します。
が,港で野良猫があくびをしていたので,思わずカメラを向け……。
結果,こんな感じに。

もう一匹はチャリが気に入った様子。

動かしてもついてくるとかどんだけ。
戯れていたいのは山々ですが,私には時間がないのです。
とりあえずおどきいただいて,改めて弁財天に向け出発。
これ以上はチャリでは進めないので置いていきます。
おぉ~,絶景。
強風に断崖でなかなかスリリングですが。
弁財天までは堤防上を行きます。手すりなんて豪華なもんはありません。
意外と水は綺麗です。
願い石なるものがあるそうです。
弁財天の本殿。
とりあえず願い石はやっておきました。フタで手をはさみました,安全祈願したのに。
このあと裏の竹藪を回ってから弁財天をあとに。
港に戻る前に,島内アートの1つに寄りました。すぐそこだったし。
今回は中には入らず。また来た時に昼寝でもしましょうか。
戻ってきてから東港周辺を少しだけぶらぶら。
ちなみにこの集落内,チャリ禁止ってあったんですが……原付走ってきて草。
こっちは律儀にチャリ置いて歩いてんのに。
消火栓のフタ。
ちょうど東港の漁船が出港準備中でした。
朝早いイメージだったけど,結構のんびり出ていくんですね(AM8:16)
港の西側に突き出た桟橋の先には,梅林庭園のある小島がありました。
桟橋はチャリOK?と悩む前を原付走ってったんで続きました。
またアート。強風でチャリが倒れる。
大島梅林公園。この先は徒歩オンリー。
先週行った佐布里池より咲いてます。
あとスイレン。
何この化物。
いい加減に次に行かないと島内回りきれないので,南岸道路を西へ向かいます。
ふわふわかき氷はまた夏にな。
人魚をかたどった道祖神と思われる何かが賽銭を担いでます。
(申し訳ないがぶっちゃけキモい)
堂々と謳っているが,100円の商品2つしかないぞ……。
でもペットボトルも120円だ,普通に安い。島内の他の自販機は観光地価格だったし。
佐久島クラインガルテンを通り過ぎたあとの三叉路を左へ。
佐久島西集落に入ります。駐輪場はスルーします。押しゃいいんだろ。
佐久島の特徴として,住居の多くがこのように黒塗りされていることが挙げられます。
強烈な潮風への対策としてコールタールが塗られているそうです。
あとは,風を通さないよう三叉路が多いことも特徴。
この入り組みっぷり,下手な城下町よりよほど防御力高そうです。
地図なしで通過できたら大したものです。てか地図あっても抜けるのに一苦労。
逃走中かサバゲーでもやったら面白そう?
やっぱりこれは寄っておかなきゃ,と集落を南に抜けた先のおひるねハウスへ。
天空の難破船のラストでコナンとキッドが上に乗ってたのがこれです(なお
上るのは禁止な模様)。
これも黒塗りされています。
みんなやるよね~この撮影。
でもよく見ると,傾いてるっつーか,歪んでませんかこのハウス。
気が済んだので,西集落を通って西港を目指します。
何でも屋「つるや商店」の前を抜けて左へ行くとすぐ港です。
港周辺ぶらり。正面が西集落,左折すると海岸道路につながります。
三河湾の黒真珠。コールタール塗りの家に由来する呼称です。
東港で見た記憶がないのは,東集落には黒塗りの家が少ないから?
船が来るまではまだ時間があったので,島の西岸を巡ることに。
しかし灯台の前で潮をかぶり,嫌になったので即撤退。
いろいろ不安になる音を立てる桟橋を眺めつつ,船を待つことにします。
漁船が荒波に漕ぎ出していきました。
西港休憩所の無人販売所で妻に土産を購入。他には風鈴とか星の砂的なのとか。
その後,連絡船はほぼ定刻に到着し出港。島をあとにしました。
一色港からの帰り道も,特に何事もなく順調に。
意外と難なく積み込めたの図。
現地滞在時間は約3時間,観光達成度は40%もないかなぁ。
西岸から北岸までの海岸線や,白山神社にも行ってないし,東西とも集落はほぼ通過しただけ。
だいたい現地で何も食ってないですしね。
今回は午後に用事があったため弾丸でしたが,次はもっとのんびり巡りたいものです。
ついでに,次は誰か連れてくか。レンタサイクル屋も何軒もありますし。
ただ,写真撮る分には単独行動の方が何かと好都合なんですけどねぇ。
写真一覧は
フォトアルバムの方で。