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かたむ~のブログ一覧

2017年06月30日 イイね!

零と<雪風>に見る機械と人間の関係(4巻マダー?)

前回に引き続き自動運転絡みのお話。
ふっと浮かんだ考えだけで書き始めると,だいたい最後がまとまらない。
思いつきを記事にするってやっぱり難しいわぁ。


自動運転はじめ,AIや自動化に関わる現在の技術開発は,どうも人間否定の臭いが気になる。
「人間より優れている」機械に何でもかんでもやらせればいい。そうすれば間違いがない。
言い方を変えれば「ミスをする人間は運転などするな。機械に全て任せておけ」。
多くの自動車メーカーはそこまでどストレートに考えてはいないだろう。やや半信半疑感が漂う。
しかしGoogleの自動運転なんかは,もはやそう思っていることを隠そうともしていない。
日産も正直そこはかとなくソッチ系の臭いを感じる。CMだけでの判断だが。

運転は正確無比な機械がやればいい。人間が手を出すべきではない。
――そうかな?
「人間より優れている」部分が機械にあるのは事実だろう。
だからといって「全てにおいて人間より優れている」と考えるのは,発想の飛躍,技術の驕りだ。
「機械より優れている」人間の能力,あるいは可能性。
そういうものを諦めたまま,自分の考える理想を無思慮にばらまいてはいないか。
理想を追い求めて視野狭窄に陥った技術は,ときにカルトの様相を呈する。それも無自覚に。


「人間はミスを~~」のくだりで思い出した作品がある。
神林長平の戦闘妖精雪風シリーズである。聞いたことがある人もいるかもしれない。
ジャンルとしてはSFミリタリーにあたるが,全編に渡り哲学色の強い作品である。
人間とは何かを,人工知能(戦闘知性体と呼ぶ)との関係の中で描いていく,相当ディープな内容だ。

異星体との戦いの中で,人工知能を搭載した戦闘機たちは成長し,進化をしていく。
そのうちに戦闘知性体たちは,脆くてミスをする人間というものを邪魔だと感じ始める。
人間たちの中にも「有人では勝てない,無人機に戦いを任せるべき」と考えるものが出てくる。
主人公の深井零が乗る<雪風>もまた,一度は人間を邪魔とし,零を排除する行動を取った。
1巻は,墜落した<雪風>が零を残し,新型機に自己データを転送して飛び去るところで幕を閉じる。

しかし2巻で,異星体の戦略の変化もあり,<雪風>たち戦闘知性体は人間の存在を見直し始める。
人間の知覚,思考と判断,行動と操作。それらは機械にとっては異質である。
異質であるが,それは機械には入手できない,有益かつ貴重な情報だと気づいた。
人間の認知・判断・操作を,自らが生き残っていくために必要だと見なしたのである。
そしてそれは,人間の側も同じであった。
やがて,零と<雪風>,および彼らの部隊員たちは,戦闘知性体と特殊な共生関係を築いていく。
機械と人間が互いを認知しあい,それぞれの視点から見た世界情報を共有しあう存在。
作中ではそれを「複合生命体」と呼称している。
「互いに自律しよう、余分な負荷を互いにかけることなく、最高性能を発揮せよ」
これは共生であって依存は許さないと,作中で<雪風>が零に促している(by零の独白だが)。


事故ゼロの交通社会実現のため,人間と自動車はどのような関係たるべきか。
そう考えた時,この「複合生命体」があるべき姿なのではないか,と感じた。
人間と機械の両者ともが,それぞれ自らの手法で状況を認知すること。
認知で得た情報を共有しあい判断を下すこと(どこで?と考えると人間の脳内だろう)。
判断を元に人間が操作を行い,機械はその意図通りの動きをするよう精密な支援を実行する。
どちらか一方に大きな負荷をかけるのではなく,両者ともがやるべきことをやること。
人間と機械の共生による運転能力の拡張だ。

機械は,人間単独では収集し得ない情報を集め,咀嚼して提供し,操作の手助けをする。
ただし余計な手出しはしない。過保護は人間を堕落させ,トータルでの性能低下に繋がる。
大切なのは「人間に主体的に運転させること」だ。それも懲罰的にではなく。
運転させるには,人間が運転に集中しない、あるいはできない要因を取り除く必要がある。
そのためには人間を認知し分析するための高度なインターフェイスが不可欠だ。
機械に人間を観察させる。その状態によって支援レベルを可変させれば安全性は高まる。
意識が飛んでいると判断したら,近くの安全な場所まで自動運転で行ってくれてもいい。

まぁ細かい部分のやりようはなんでもいい。今回はあくまでビジョンの提案だ。
人間に寄り添い,人間と一緒になって,高度に最適な形で自動車をコントロールする機械。
事故ゼロ社会のために必要なのは,このような高度な運転支援システムではないだろうか。
機械におんぶにだっこで,堕落した人間ばかりになった社会で事故が起きないとは思えない。



Posted at 2017/06/30 17:00:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | モノモウス | クルマ
2017年06月28日 イイね!

全楽論

はじめに
今回の記事は,浮かんだことを忘れない内に垂れ流しで書いていきます。
したがって,とっ散らかった読みづらい内容になるかもしれませんが,ご了承ください。


突然だが,この記事を開いてくれたあなた。
あなたに訊いてみたいことがある。

自動運転をどのように考えているか。

のっけからタイトルのネタバレになるが,ストレートに訊こう。
自動運転は次のうちどちらだと思うか。
安全技術か。
安楽技術か。


この質問を,例えば自動車メーカーにしてみよう。
会社としての公式回答を求めれば,第一義は安全技術である,と答えるだろう。
人間はエラーをするものであるが,機械ならばそのエラーを防ぐことができて交通安全に繋がる。
本音か建前かは分からないが,だいたいそういう回答が返ってくるはずだ。

一方,ユーザーサイドではどうか。
安全技術だと思っている人もゼロではないかもしれないが,大多数は安楽技術と答えるだろう。
なにせ,表向きは上のようなことを答えるメーカーも,流すCMはご存知の有様だ。
そうでなくても,特に米国と日本において,多くの人が「運転は苦行だ」と感じている現実がある。
そこを機械がやってくれる。ユーザーがもっとも体感できるのは安楽だ。安全ではなく。

現在の自動運転に関する研究開発は,このギャップを放置したまま進んでいる気がしてならない。
メーカーが安全技術として提供しているものを,ユーザーは安楽技術として享受している。
事故防止の自動ブレーキを「クルマが勝手に止まってくれる♪」と言った女がいるとかいないとか。
自動ブレーキでこれなんだから,自動運転の齟齬のレベルなど推して知るべしである。

あまつさえ一部メーカーは,その認識違いを正すどころか助長しているのが現実だ。
やっちゃった人たちとか,シリコンバレーの口八丁とかね。
結果,フロリダでモデルSがスクラップになり,みんな死になセレナの揶揄が復活した。
他方でトヨタでは,技術的にはレベル2の新型LSを「自動運転」の語を使わず売り出してきた。
このあたりがメーカーごとの良心が問われる部分かもしれない。


自動運転を安全技術と定義するか,安楽技術と定義するか。
究極的にはその両者を兼ね備えた技術たり得る以上,最初の一歩は非常に重要だ。
願わくば,安全技術として一歩を踏み出してもらいたい。
一足飛びに自動運転とキャッチーに行くのではなく,正しく運転支援システムとして欲しい。
未成熟のまま安楽技術として売り出すと,民衆が群がるだけに悲劇を招きやすい。
その昔,自動車はまさに安楽技術として世に現れ,夥しい数の不安全を世に振りまいた。
この安楽を安全に御せる技術と法律が築き上げられたのはずっと後年のことだ。
表裏一体の技術において同じ轍を踏んでしまうとしたら非常に遺憾である。

無論,安全先行の普及の困難さもわかっている。
エアバッグやシートベルトがこれほど広まるまでには,これまた長い年月がかかっている。
しかし,世のため人のためと,信じてなされる継続は力である。
今日の茶飲み話でだが,あの米国でついにベルト着用率が日本並みになったそうだ。
法規になくともベルトとエアバッグを付け続けた成果かもしれない。
作動しないならしないに越したことはない。
その点では,運転支援システムも,エアバッグやシートベルトも一緒。





多分あと何回か続く。
Posted at 2017/06/28 00:10:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | モノモウス | クルマ
2017年06月25日 イイね!

孤独のサファリ Ep.1~~~のんほいパーク 1回目~~~

GWに東山動植物園に初めて行った,その後。

「あんなに写真撮って歩き回るんだったら1人で行ってΣ(`益´#)」

怒られてしまったので,今後の動物園は基本的に単独旅になります。
まぁ確かにね。5時間写真撮りながら歩きっぱなしなら,誰かと行くべきじゃないね。


単独行の1回目は,豊橋総合動植物公園,通称のんほいパークへ。
折角なのでタイトルからそれっぽくしてみた。
ついでに勢いでタイトルロゴまで入れてみた。


土曜とはいえ朝の9時。客の姿はあまりありません。
まずは入園券を購入。入園料は,東山動植物園より100円高い600円。
値段はともかく,まるで飾りっ気のないチケットでビックリである。ラーメン屋の食券かと思った。


園内地図を確認。
動物の絵が大きすぎて道が見えない……。


入り口すぐの場所にどーん。
吉崎先生ありがとう。





で。
ここから,辿った道程に従って写真を貼ってコメントしていこうと思っていましたが。
……うわぁ,なんだか凄いことになっちゃったぞ。
なんせ滞在時間が6時間,撮影枚数が約200枚。それと動画もあるよ!
極地動物館を見終えた辺りで「こんな長ったらしい記事,読む体力続かない」ことに気づく。
道半ばどころ1/3でこれである。


というわけで,とりあえず撮ってきた写真全集はフォトアルバム行き。
今回は思い入れのある動物が多かっただけに苦肉の策だが,仕方あるまい。
…………枚数制限,そういうのもあるのか。
まさかの前後編。
[前編][後編]




そしてこの記事本文は方針変更。
各エリアごとに特に語りたい動物だけ語る。

①郷土の動物園
皆さん,ニホンザルの鳴き声をご存知だろうか。
ウキーとか鳴いているイメージがあるかもしれないが,正解はこんな感じ。

……私は生理的にダメだこの声。
実は霊長類全般があまり好きではないが,これでさらに苦手になった。

あとは,キツネとかタヌキとかいたけど,特にかわいかったのがこれ。

撮ってたら振り向いた。かわいい。ハクビシンかわいい。


②極地動物館
今までペンギンにはあまり興味がなく,違いを気にしたことがありませんでした。
が,某フレンズの影響もあって,よく見てみると色々なことに気づく。

例えばこちら,二次元に恋することもあるといわれるフンボルトペンギン。

このフンボルトペンギン,ペンギンのイメージにそぐわず,温帯地域の出身。
極地に住む他のペンギンと一緒の水槽に入れると寒くて死んでしまいます。
なので,この子たちだけ屋外展示というわけ。日本の環境がジャストフィットのようです。

続いてこちらのジェンツーペンギン。

なんかビックリするぐらいカメラに寄ってくると思ったら,そういう性格らしい。
ペンギンの写真を間近で撮りたかったら,ジェンツーがいるところに行くといいんじゃないかな。

それから,ピンぼけしてて申し訳ないが,キングペンギン。

身体やわらけ~。あとバランス感覚いいじゃないの。
ぼたぼた歩いてばたばた倒れているイメージなのに。

ペンギンって,意外と面白い。

③コツメカワウソ
かわいい。見ていて飽きない。


とはいえ,ヌメヌメした見た目とか,甲高い鳴き声とか,好き嫌いは分かれるかもしれません。
ニホンカワウソが妖怪扱いされたのも分からないではない。

なお,例の「たーのしーー!!」というセリフ。
アニメのパブリックイメージともいえるこのセリフだが,実は中の人のアドリブ。
ついでに,監督いわく「最初はそもそもカワウソがいなかった」そうな。
……これらを欠いたら,あそこまで人気が出ていただろうか。

④オランウータン舎
オランウータンと飼育員さんがコミュニケーション中。
やっぱりオランウータンって賢いんだねぇ。


⑤バードエリア
シロクジャクは初めて見た。驚きの白さ。

まるで新郎新婦のような後ろ姿。……まぁイメージとは男女逆ですけどね。


「どうも,助手のワシミミズクです」
噂には聞いていたけど,でっかいなお前。

なんか謎の動きをしていました(頭にハンガーはめるアレ)。

ご近所にオオコノハズクもいましたが,予想以上のスケール差。
オオコノハズクだけ写真がないのは,小さすぎて金網越しでは撮れなかったからです。
(なおオオコノハズクは,厳密には博士ではなくその近縁種です)

あと,この一番手前のケージにはハヤブサがいたのですが。

右の翼にボウガンの矢みたいなものが刺さって見えたけど,見間違いだよね?
スタッフの人に知らせて聞いてみたけど「羽が抜けかかってるだけだと思います」。
安心して立ち去ろうとしたら,後ろの女子組が「なんか刺さってないアレ?」って…。
……本当に大丈夫なんだろうな?
あの子,朝と夕で同じ棚の上にいたけど,飛べないわけじゃないよな?

⑥夜行性動物館
メインディッシュともいう。


また会ったね。
ご覧のように入り口からして真っ暗なせいか,この場でガチ泣きしちゃうちびっこ多数。


入るとまずフェネックがお出迎え。
結構テレビにも出てるイメージですが,未だに認知度はそんなでもない様子。

常同行動していたオスも合流して寄り添ってます。

なんだその顔,かわいすぎるし。


そしてそして,本館の人気ナンバーワンはやっぱりこの子。

黒山の人だかり……とまでは行きませんが,観客は引きも切らず。

ほねっこ食ってます。

ステルちゃんはまだ生後半年程度なので,元気いっぱいで非常に活発。
この動画の通り,暗いし,動くし,まぁきれいに映らない。

たまに疲れて休む時がチャンスですが,それでも頭が動かないことを祈ることが必要。

粘ってると時間も電池もなくなります。ISO上げると消耗がすげぇ。
たまには程々に休みましょう。

そして,暗所撮影のたびに言っている気がしますが,以下説教。

なぜフラッシュを焚いた,言え!
やっべぇ点いちゃった,みたいのならともかく,平然と悪びれもせず点けるのなんなん?
字も読めないの? ピクトグラムも理解できない?
流石に思わず「フラッシュ切れや!」って声が出ました。
ああいうのを見ると,何も考えなくてもあの歳までは生きられるんだなと思います。

あと,存在自体を知らないのか,AF補助光を切らないやつ。
見てこれ。ステルちゃんがかわいそうだわ。ふざけんなデブ。
(この後にAF補助光は切ったものの,リングライトは最後まで付けっぱ……クソが)

注意書きもあるけど,それ以前に自分で気づかないもんかね?
自分が暗所であの光向けられたらどう思う? てか他のやつが光らせてんの見て何か思わん?
本当に,想像以上にな~んにも考えてない知能縛り勢が多くて困る。

⑦植物園
動物園エリアと比較すると衝撃の過疎りっぷりですが,見ごたえは十分でした。
写真貼ってくと長くなるんで,詳しくはフォトアルバムの方を見てもらいたいと思いますが。

随所に客を楽しませるギミックが仕込まれた温室,和洋が肩を並べる屋外庭園。
植物しかないのに,歩くうちに風景がころころ変わって,見ていて飽きません。
ぜひこちらにも足を運ぶといいと思います。


以上,駆け足ですが,のんほいパークのレポートでした。
地味に珍しい動物がいたり,繁殖にも力を入れていたりと,隠れた名園じゃないでしょうか。
あと,大抵の子にちゃんと名前がついていたような……そこも珍しいかも。

今回すっ飛ばした一部エリアはまた今度。
セグウェイを使ったパークツアーもあるみたいなんで,また行ってみようと思います。
……後は,次は園内で飯食いたい。現地着いてから金がないことに気づいて何も食ってないorz



Posted at 2017/06/25 20:34:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]アニマル | 日記
2017年06月21日 イイね!

Take A Shot ~~~テンポラリファイル?編~~~



タイトルの通り,一時保管です。
ちょいと写真が必要なので,そのデータトランスファー用に……。
まぁテンポラリっつっても,別に用が済んだからといって消しませんけども。








「DKKK?」と思われた方は小針1号古墳で検索。
愛知は戦国だけじゃないんですよぉ。
都市伝説か民話レベルではありますが,ちょっとした歴史秘話でございます。
(そういや金曜に移転してからヒストリア見てないな~)


愛知って,意外と隠れた口伝の類が多いことに最近気づいた。
時間見つけてオカルトツアーでもしてみようかしら。


Posted at 2017/06/21 22:41:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]ドライブ | 日記
2017年06月17日 イイね!

Take A Shot ~~~夜は短し踊れ翠星編~~~



はい,1年ぶりのホタル狩りです。

去年は思いつきと付け焼き刃の装備で乗り込んだ結果,ひどい仕上がりになったからな。
今年は飛翔状況を毎日確認し,一脚と,WiFiリモート撮影用のiPodを準備。
現像ソフトも新しくなっているし,極めつけは去年時点ではなかった比較明合成ソフト。
もう盤石です。


唯一ミスったのは服装だけだな。


会社を定時で引けて,全速力でチャリこいで,家でポテチ食ってから即出発。
「夜は冷えるから着替えよう」なんて発想は欠片もなく,半袖ポロシャツで出かける暴挙に。
ちなみに,気温だけでなく風速もなかなかのもんでした。


現地到着はこのぐらいの時間帯。日没前です。


そのまま去年と同じポイントまで移動。行ってみたら私が一番乗りでした。
他の人たちはだいたい駐車エリア周辺でダラダラ待機。
……多分あの辺ではそんなに見れなかったんじゃないかな。

そして,撮影ポイントで待機。
カメラの方向と角度を調整し,ホタルが飛び始めるまで状態を維持します。
先に,比較明合成の背景用の写真を撮影。この景色が気に入ったもので。



駄菓子菓子。

残念ながら,周りが飛び始める時間になっても,こっち方向はほとんど飛んでくれませんでした。
強風が減速なしで侵入してくるゾーンだったためか,飛翔に適さなかったものと思われます。
橋の上に三脚構えてた人たちは何か撮れたのだろうか。


で,背後では元気に飛んでいたので,慌てて180°方向転換。
もはや暗すぎてピント合わせもできませんが,そのあたりはもう勘で。
とりあえず,30秒露光の1枚撮りでこんな感じになるくらいは飛んでました。


悪くないですが,ちょっと寂しいのであと2枚重ねてみる。


そのままポイントは動かず,角度や露出だけを少しずつ変えて撮影続行。
10枚重ね。風のせいか1箇所に固まりがちですね。


と思ったらこんなのが撮れるくらいドバっと飛ぶことも。これ合成なしなんだぜ。


かと思うとひたすら草むらにじっとしているだけの写真が取れたり,当たりハズレですね。


上の2枚を含めた約20枚の連続撮影の中から厳選して重ねてみる。

もうちょいかな?

過ぎたるは猶及ばざるが如し。全部重ねりゃいいってもんじゃあない。


ところで,今回はどういうわけかホタルがこちらに寄ってくることが多く。
1回すごかったのは私のカメラに止まったこと。シャッターの微振動で逃げましたが。
その時のかは分かりませんが,距離感的にはこんなレベル。
気づかないうちにISOが80にリセットされていたものの,かえって現像しやすかった。


右上隅に星の軌跡が偶然映り込んでてラッキー。



こんな感じで,だいたい川面に2時間ぐらい居座ってました。
9時頃にはホタルたちが草むらで落ち着き始めたので,終わったと判断し撤収。
クルマまで戻る道中でも飛んでいる姿を見かけなかったし,本当に店じまいだったようです。

帰り際の駐車エリアのアナウンスでも,強風のため飛翔はまばらだったと言っておりました。
その中ではまぁまぁいいのが撮れたんじゃないでしょうか。
とっとと現地に行って待ち構える。孫子の兵法が役に立ちましたね。

多分見頃は今週末~来週末(運良くて)ぐらいだと思います。
行かれる際は寒くない格好で,風の強くない日を選ぶといいと思います。


あ,合成前のも含めて,写真はフォトアルバムに置いときますね。
適当に比較明合成の練習にでもご利用ください。
え,比較明合成に練習が要るのかって?
選別の練習ですよ。どれとどれを重ねたらいいかの見極めの。




最後に。

本当は,冒頭の写真を背景にしてこんな画が撮りたかった。


「こんなの比較明合成じゃないわ。ただのコラよ!」

思ったよりはナチュラルな仕上がりだけど,どうもそこかしこに違和感がありますね。
ホタル溜まりの薄明かりの色が合ってなかったり,お空にホタルが止まってたり。
さすがに「これ地形に引っかかってるだろ」なのは重ねなかったのは良心。

また来年,撮れたらいいなぁ。


Posted at 2017/06/17 13:44:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]ドライブ | 日記

プロフィール

「ノーブレーキどころかフル加速で信号無視して側突はさすがに草も生えない。どこを見ていたというのか。」
何シテル?   08/28 21:29
人生うまく行かないことばかり。 エコカーで非エコ運動して鬱憤発散。 GANREFはじめました https://ganref.jp/m/h-kata_l...
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