• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かたむ~のブログ一覧

2017年08月05日 イイね!

排ガス規制と対策技術の話



前回新型スイフトスポーツに関する話を書いたら,PV数がすんげぇ伸びてビックリです。
それだけファンが多いってことでしょう。みんな大好きスイフトスポーツ。
その勢いで,今度はベースであるスイフトの話でも……。


と,思ったんですが。


ちょっとした事情で,今回はタイトルの話を。
今度某所でこのことについて少々語ることになりまして。
ここでは下書きというか,原稿的なものを書かせてもらいます。
「ぜんぜんわからん」とか「違うよ!」みたいな感想をいただけると助かったり。




まずそもそも,排ガス規制ってなんのことでしょうか。
VWや三菱の問題で話には上ったものの,実はよく分からないって人もいるはず。
なので,細かい数値の問題は措いといて,何を規制しているのかを初めに解説。

排ガス規制とは,自動車のエンジンからの各種物質の排出量規制のことです。
色々な物質が含まれる中で,特に人体や環境に対して有害なものについて規制しています。
主な排出物質の種類と,それぞれの生成条件について,こんな感じで図にまとめてみました。

横軸が混合気中の燃料濃度,縦軸が燃焼温度。
各色分けは,それが発生しやすいエンジン型式を表しています(なんつー色使いだ)。

・CO2(二酸化炭素)
 化石燃料を燃やしたら普通出るアレ。
・NOx(窒素酸化物)
 空気中との窒素と酸素が高温高圧で勝手に反応してしまったもの。
・PM(粒子状物質)
 燃料の燃え残りが固まってできた黒煙や煤。石原某が振ってたやつ。
・HC(炭化水素)
 燃え残った燃料混合気。いわゆる生ガス。
・CO(一酸化炭素)
 酸素不足で燃料を燃やした結果,不完全燃焼して発生するもの。


上記の各物質がどのようにして生成されるか,もう少し詳しく見てみましょう。
こちらは圧縮~燃焼工程におけるシリンダー内の模式図です。
ガソリンなんだかディーゼルなんだか分からん絵ですが,心の目で見てください((゚Д゚;

グラデーションは混合気の燃料濃度を表しています。直噴だとまさにこうなりがち。

基本的には真ん中ら辺のように,燃料と酸素が程よく混ざって燃えればCO2が出てきます。
しかし右下の方のように,燃料が薄いところではNOxが生成されてしまいます。
圧縮と燃焼熱で高温になった空気中で,燃料を待てなかった酸素が窒素と反応してしまうのです。
逆に左上~上の方は,特に直噴ガソリンやディーゼルで生じやすい,燃料が濃いポイント。
この辺りでは酸素不足によりPMやHCやCOら不完全燃焼ズが生成されます。
PMとHCは燃焼温度が低くてもできるので,低圧縮比や直噴による気化熱も発生原因となります。

この中で特に厄介なのが,ディーゼルにおけるNOxとPM。
簡単に言えば,圧縮比を上げれば温度が上がってNOxが,逆だとPMが出やすくなるのです。
この矛盾をシリンダー内だけで完全に解決した技術は,今のところありません。
どちらか一方を集中的に低減し,もう一方は後処理で始末するのが,現状の最適解なのです。


そしてここからは,減らしたり処理したりする技術の話。
とりあえず上流にあるものから順番に行きます。

排気再循環システム(EGR)
後処理でもあり前処理でもあり……。
EGRは排ガスの一部を回収し,それを吸気と混ぜて再びシリンダー内に流し込む技術です。
酸素をほぼ含まない排気が混ざることで,吸い込む空気の酸素濃度は大気より低下します。
こうすると何が嬉しいかというと,大きく2つ。
①燃焼温度が下がってNOxが発生しにくくなる。
②スロットルを開ける量が増えることで燃費が良くなってCO2が減る(ポンピングロス低減)。
ディーゼル車は主に前者,ガソリン車は主に後者を狙って装備しています。
ちなみにミラージュの場合,上位グレードはEGRつきですが,商用グレード(私のです)は未装備。
排ガスに晒され続けて壊れることもあるらしいので,信頼性のためっすかね。

三元触媒
後処理その1。
HCとCOとNOxが,貴金属触媒によって互いに酸化還元することで無害化します。
酸素が多かったり燃料が多かったり熱かったり寒かったりすると機能しない困ったちゃん。
まぁでも,ガソリン車には基本的についています。エンジン制御がちゃんとしてれば問題なし。
ディーゼルにはありません,排気の中は酸素だらけなので。

ディーゼル酸化触媒(DOC)
後処理その2。その名の通りディーゼル用。
HCとCOを排ガス中の酸素と反応させて,水と二酸化炭素に変換し無害化します。
が,そのレベルのもの単体では、規制の緩い(EURO2レベルの)地域でしか使われてません。
今はNOxも酸化できるものが主流。NOxをNO2にしたって無意味のようですが……?

ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)
後処理その3。その名の通り(ry
PMを捕まえ,溜まったところで何らかの形で燃やして処理します。
このDPF,基本的には(少なくともマツダと三菱のは)前述の酸化触媒が前段についています。
ここでNOxをNO2に変え,それをPMにぶつけてやると燃えるんだって。すごーい。
(……酸化触媒が機能する温度を確保するには,燃料を余計に噴く必要があるけどね)
日本やEURO5以降の欧州規制はこのシステムなくしてパスできません。

NOx吸蔵還元触媒(NSRC/NTC)
後処理その4。
ディーゼルや直噴ガソリンでも使えるようになった,三元触媒の上位互換(ちょっと違うか)。
NOxを捕まえてHCやCOと反応させて還元する……んじゃ三元触媒と同じじゃない?
HCやCOはリッチ燃焼で作るそうですが,DPF再生時についでにやるんでしょう,多分。
なお別Ver.として「集めたNOxから作ったアンモニアでNOxを還元する」謎システムが存在(ホンダ)。

尿素SCR
後処理その5。NTCに代わるもの。
尿素を加水分解すると出てくるアンモニアでNOxを処理する,今時のNOx処理のトレンド。
始動直後の低温からNOx処理できて,燃費も特に悪くならないというメリットが大きな魅力。
システムがアホみたいに場所を取るし,定期的に尿素水補充が必要だったりするけどね。
日本の2018年~規制や欧州のEURO6後期規制に向けて,日本車でも搭載が進んでいるとか。
……尿素積んでもEURO6前期規制でヒイコラ言ってた欧州メーカーは大丈夫なんかな?


今回の話に関係がありそうな技術装備は大体こんなところだと思います。
いい加減読んでる人も目眩がしてきただろうし,書いてる私も疲れてきたから,次で最後。
今後のパリ協定を批准した地域の排ガス規制の動向について軽~く見ておきます。
ZEVだCAFEだは今回無視。どうせパリ協定から脱退したあのデブが反故にすんだろ。

今現在施行されている排ガス規制値は,この表のとおりになっています。
(※ジェトロの2014年資料です)

日本は前述の通り2018年から,欧州は2017年から,これよりも厳しいものに変わります。

まず日本。
以前にWLTCモードの話をしたかと思います。
今後は排ガス計測の方法も,燃費計測と同じくこのWLTCに切り替わります。
より実走行に近い条件下での計測となるため,特にディーゼル車が苦戦を強いられそうです。
というのも,VW事件の時に国産ディーゼル数台の排ガスを路上計測したことがありました。
その結果は,ほとんどの車種が基準値を上回る排出量であることが判明。
2018年からはこの状態の車種は売れないことになります(NOx規制値は若干緩くはなります)。
おそらく上で述べた技術を総動員するメーカーも出てくることでしょう。
(個人的には,CX-3,ディーゼルでも先取り試験してほしかったところ……ビビって止めた?)

そして欧州。
こちらも,EURO6後期規制より,実走行条件での計測が項目に加わる予定です。
基本的な状況は日本で述べたのと同じですね。キツさはだいたい一緒。
あとは,ガソリン車のPM排出規制が強化,というか規制方法が変更されるようです。
PMの重量ではなく個数を計るんだとさ,地道ぃ……などと茶化している場合ではなく。
あるいは,ダウンサイジング直噴ターボの衰退に繋がる可能性もあります。
DPFでどうにかなるレベルならいいんですが。
……ま,でも,今から欧州でエンジン車両を頑張ったって無駄な気もしますけどね。
「どうせ みんな でんきになる」
その電気はどこで何から作るつもりなんスかねぇ?(白目)


今回この記事書いて思ったけど,排ガス規制と浄化技術って意外と奥が深い。
奥が深いというか,色々な要素が複雑に絡み合いすぎて,調べてるだけで目が回ってくる。
正直,排ガス関係の仕事やってる人には敬意を表さざるをえない。
私はやりたくない。トレードオフの嵐で多分ムキーッてなる。


という感じで,とりあえず以上~。ふぃ~~。
最後までお付き合いいただいた方には感謝。お疲れさまでした。
さて,これを元に発表資料を作れるか……綺麗にまとまるかなぁ,不安ッスよ。



2017年07月31日 イイね!

1.4ターボという選択が失うもの



いろいろな手違いがあって,主義に合わない月曜有給を取得したのです。
ちょうど妻も友人と遊びに行くということなので,ひとりで何処かに行こうとしたのです。
宿題消化も兼ねて東山動植物園で孤独のサファリpart2をしようとしたら……定休日だったのです。
しょうがないから大高のイオンで劇場版なのは(2回目)を見ようとしたら……激混みしてたのです。
結局,親子丼とすだちおろしうどんだけ食べて帰ってきたのです……。


というわけで新型スイフトスポーツの話です。ただの書き溜めネタ消化です。
今年9月にフランクフルトショーでワールドプレミア,ということだけが現状の確定情報。
諸々のスペックは一切公表されていないので,各所で予想合戦がひっそり行われております。

一番多く話題に上っているのが,新型のパワートレインについて。
現行は1.6L NAですが,そのままなのか,あるいは変わるのか。
今のところ1.4ターボ(エスクードとかに載ったやつ)ではないかというのが有力となっています。

3気筒じゃないのが惜しいですが,この1.4ターボはトルク特性に優れたいいエンジンのようです。
レギュラー仕様でも136馬力で現行と同等なので,ハイオク仕様の専用チューンとなれば更に上。
大幅に軽量化された新開発プラットフォームと組み合わせれば,速いクルマ間違いなしです。
確かに,現行からの商品力アップを考えれば,このユニットへの換装は妥当な選択でしょう。

ただ,これまでスイフトスポーツで「戦ってきた」人たちにとってはどうでしょう。
1.4ターボとなれば,もうこれまでと同じクラスにいることは出来ません。
1,600cc未満で王者だったのが,これからは1,600cc以上クラスの下っ端として出直すわけです。
86/BRZにNDロードスターRF,時にはシビックRが出てくるようなクラスです。
エンジンいじりが基本許されず,時にリストリクタが付けられる1.4ターボの競争力はいかほどか。
換算排気量2.4Lに相当するだけの性能があるとは思えませんが……。
(ぼちぼち1.7もかけるのやめねぇか? 1.4くらいが妥当だろ)

とはいえ,エンジンの性能差が勝敗を分かつ絶対条件ではありません。
サーキットならまだしも,ジムカーナやダートトライアルでは大した差ではありません。
まして新型スイフトスポーツには,軽さという,これまた動かしがたい優位があります。
これらのカテゴリでは,仮にPN2や3に出ても存在感を発揮できるのではないかと思います。


が,しかし。


唯一,スイスポ離れが急激に進みそうなカテゴリがありました。
現状でスイフトスポーツがもっとも輝いているのではないかと思うカテゴリ。

はい,こちら,全日本ラリーのクラス分け表です。


お分かりいただけるでしょうか。
1.4ターボの換算排気量は2.380cc。
JN1から外れるのはまだしも,JN2にすら居場所がないという誤算。
スイフトスポーツがエントリークラスから外れるのはいかがなものかと。
かといって,魔改造クラスのJN5に出るには排気量不足という,まさに帯短襷長。
出れるとしたらJN4……いや,まぁ,何年か前までJN4だった気もするけどさぁ。

勝手なイメージですが,スイフトスポーツといえばPN車両だと思うんですよ。
素でよく出来たクルマこそ,自信を持ってPN車両として戦うべきというのが私の考え。
車体やエンジンに手を入れられるなら,多少ベースが適当でもどうにかなりますからねぇ。
まして市販車としての仕上がりの差がモロに出るRPN車両であれば尚更出るべきだと思うのに。
そこにスイフトスポーツが出てこれないのはちょっと……。

まぁ,でもこれはあくまで今年のクラス分けですからね。
どう頑張っても今年のシーズン中に新型スイフトスポーツが市販されるとは思えませんし。
来年になってJN2の排気量上限が改められる可能性もないではないです。
それにともなって参加可能車種の幅が広がるなら,それはそれで面白いと思います。

あともうひとつの可能性。
1.4ターボ+ハイブリッドという……まぁないとは思いますがあったらクレイジーな組み合わせとか。
多分,やっても現行より軽量なクルマに仕上がるんじゃないかと思うんですよ。
そこにハイブリッドと高回転寄りターボのセットとか,なかなか面白いクルマになりそうですが。
これならAE車両扱いされて,従来通りのクラスに出られる可能性がなくもない?
さすがに他のJN1からクレーム出ますかね? でもAE車両ってそういうことよね?
理屈の上ではNSXが出られるクラスだと思ってたんだけど……そこんとこどうなんだろ。


ま,結局は1.4ターボか1.6NAのどっちかだと思いますけどね。
ビールでも飲みながら続報を待ちましょ。



2017年07月30日 イイね!

ビューティフォー(違)



ミュージカル「ビューティフル」を見てきました。


ミュージカル「ビューティフル」を見てきました(大事なことなのでry)。


学校関係で見に行ったのを除けば,私の人生で初ミュージカルじゃないかしら。
少なくともそんなに縁があるものではないです。
申し込む時も「俺が見に行って楽しめるかしら」とちょっと葛藤がありました。

ついでに言えば,実はキャロル・キングも知りませんでしたからね。
曲どころか名前すら聞いたことないレベルで。……キャロル・キングって一般教養?
まぁ,山口百恵も中森明菜も知らなかった人間にとっちゃ,どっちにしろなんですがね。
最近までどっちもすでに死んでると思ってたし。Desireと言われてDo Asしか浮かばなかったし。

そんなわけで,水樹奈々という単語に釣られて意を決して行ったミュージカルでしたが。
キャロル・キング知らなくても普通に面白かったわ。
まずテンポが非常に良い。だれるでもなく先走るでもなく,見る側にとって本当にちょうどいい速さ。
あと,ちょくちょく挟まれるジョーク。日本人に合うようにアレンジされてるのか?なかなか笑えます。
そして,いろいろとありつつも非常にスッキリと進んでいくストーリー。
不倫、薬物、離婚などなど,昨今のドラマがそれだけで1クール引っ張りそうな要素が満載なのに。
ミュージカルという特性もあるのでしょうが,決して重くはならない。歌って済ます(語弊があるか?)。
なので,見ていて疲れないのがすごくいいです。
最終的には,いつものライブ後のような,妙な恍惚感があって気持ちよかったです。

あとは,本筋とは関係ない感想諸々。
・水樹奈々のキスシーンが見られるのは「ビューティフル」だけ!!
 空気が一瞬だけですが凍ったのが分かってちょっと面白かったw
・カメラ持ち込み禁止にまた騙されたよ……。
 手荷物検査があるみたいなこと書いてあったからクルマに置いていったのに。
 おかげで館内のサインとか撮れなかった。ちくせう。
・男子トイレ混みすぎ。どんだけ野郎ばっかりなんだよ。
 ちなみに平原綾香回はそんなことなかったそうです。
・それなりの歳の爺さんがライブT着てるの見てびっくりした。
 他にもライブT軍団多数。せめてCIRCUSん時のポロとかにしようよw
・男性俳優さんたちが本当に外人にしか見えない。すげぇ。




ちなみに,開演は17:30からでしたが,私は15:00に現地入り。
始まるまで何をしていたかというと……。

せっかく東京まで来たので,カメラ抱えてその辺をぷらぷら。


帝国劇場の目の前は皇居です。


あと警視庁。よく見るあのアングルまでは辿り着けませんでした。


地味に天気が悪い……。


正門石橋前。周りは外人だらけ。
そしてこのクソ暑いのに,近衛の人(写ってない)が正装で直立不動……お疲れさまです。


東京って,コンクリートジャングルみたいに言われるけど,ビルと緑のコラボは意外と多い。


なんとなくキーキャラクター感があったので。



皇居×ランナー。撮れるまで結構頑張った。


左のホテルの中ほどにある緑色ガラスのテラスで,


結婚式やってました。


東京駅……行こうと思ったけど天候が崩れ始めたので断念。


出た。結局まだやってんのか。


東京はモノクロームが似合う気がする。独特の造形美があるからか。



撮って~みたいな感じで降ってきました。東京といえばスズメ(?)。


ポツリと来たので丸の内マイプラザに避難。
右の石造りの建物は重要文化財指定です。


よく見てる街歩き写真ブログの人の写真をイメージしてみた。



この辺で本降りが来ました。


フォトアルバムにコメントつけようと思ったけど,めんどいから止めた。
気づいたら50枚近く撮ってて若干ゃ草。お前ミュージカル見に行ったんじゃねぇのかと。
やっぱり東京はフォトウォークに向いていると思います。
建物の造形美,街の景観,そして何より「歩くの前提」な街だからでしょうか。
歩きながら,気になったものがあればさっと足を止めて撮影ができる。
愛知じゃちょっと難しいですね。まず路駐場所を探すところから始まる。

このあとクルマに戻り,帰りの車載動画用にカメラをセット。
観劇して,丸亀で飯食って,帰ろうと思ったらものっそい雨。
ダメ元でタイムラプスを回してみましたが,ダメでした。これ乱視になるわ。
首都高車載はまたいつか挑戦したいと思います。


さて,寝るか。
こんな洗車日和なのに,倉庫のドアノブがぶっ壊れて開かずの間と化すという悲劇。
洗車用品も整備工具も取り出せねぇよぉ。空気入れとトルクレンチだけは車載してたのが救いか。
なんでこんなことなんの……orz



Posted at 2017/07/30 12:49:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | [日記]NANA MIZUKI | 日記
2017年07月23日 イイね!

背中クールタイというものを買ってみた



昨日水分不足で窓閉めきって熱中症になりかけたおバカさんです,こんにちは。
空力がどうこうとか寝言言ってちゃダメですね。窓は開けましょう。

もともと暑さ対策品にはさほど興味がないのですが,先週のWBSのトレたまを見て買ってみました。
工務店が「建物の外壁の煙突効果の実演のために」という謎の理由で制作した涼感グッズです。
作業員の暑さ対策とかじゃないんだ……。

(見づらいっすね。詳しくは名前でググって調べてみてください)

装着はシンプルで,襟の後ろにフックで引っ掛けて,メッシュの筒部分をシャツの中に垂らすだけ。
背中に溜まった熱が筒の中を通って上に逃げることで,涼を感じるのだそうで。
番組中では実際に筒の出口部分から熱気が出ているのをアピールしていました。
物理現象の応用なので,電池などの動力源も一切なし。手軽なのがいいです。

実際に装着してみると,確かに筒を中心として背中全体がほんのり冷たく感じます。
暑さ対策になりますか?と言われるとちょっと微妙なところもありますが,まぁまぁそれなりには。
とりあえず,背中に汗で服が張り付いて気持ち悪い~みたいなのは防止できるのではないかと。
下着の内側に入れるので,物理的にも隙間もできますしね。
これ自体は背中に触れても特に不快感はないです(個人差はあります)。

取扱説明書には「仰向けに寝転がる場合は外すように」って書いてあります。
筒が潰れる以前にフックがうなじに当たって痛いから,つけて寝る人はいないでしょうけど。
一応,椅子に普通にもたれかかるくらいであれば効果に支障はないようです。
この感じだとクルマのシートでも大丈夫そうじゃないかな? あとで乗って確かめよう。

あとは管理かな。
素肌に直接触れるんで,毎日水洗いくらいはするべきかと。
手洗いしてって書いてあるし,風呂入った時に一緒に洗えばいいんじゃないかな。


というわけで,便利グッズのご紹介でした。
amazonで買えるしすぐ届くので,興味があればどうぞ。



Posted at 2017/07/23 11:42:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ関係なし | 日記
2017年07月22日 イイね!

真面目に反省会



するつもりが,なのはが面白すぎてどうでもよくなりかけてしまった。
結局,動画編集しながら自己分析はやりましたけどね,これまでで初めて。


第6回の美浜オートテストチャレンジに参戦してきました。
※オートテストって何?という方は大昔の参戦記を参照。

いや~,やっぱ夏場にモータースポーツとかやるもんじゃねぇよ。
結局今日は何度だったんでしょう? 参加者の皆さんお疲れ様でした。
ちなみに私はトライ1の途中で全身痺れ始めて意識飛びかけました
走り終わってすぐにポカリをがぶ飲みして事なきを得ましたが,あれはヤバかった。
レッドブルは水分のうちに入りません。十分気をつけましょう。

で,そんなミイラ野郎の走ってる様子がコチラ。
今回はベストタイムだったトライ3だけ載っけときます。

トライ1と2は酷い有様なので潔く省略。
(一応Youtubeにアップはしてますので興味のある方はどうぞ)

結果は余裕の入賞圏外でした。
が,それを「あぁ,やっぱり今回もだめだったよ」で済ませていると進歩がないことに気づいたので。
動画編集のついでに,編集ソフトのコマ送りで自分の走りを分析してみることに。

まずは区間タイム。

Sec1 :スタートから第1ゲートで停止するまで
Stop1 :止まってからバックで動き始めるまで
Sec2 :第1ゲートから第2ゲートへバックしている時間
Stop2 :止まってから前進で動き始めるまで
Sec3 :定常円旋回(第1ゲート奥角のパイロンを通り過ぎるまで)
Sec4 :旋回離脱からゴールするまで


うはははは。2本目ひどすぎて若干でなく草。
Rレンジぶちこむまで2秒以上かかるという,第5回のトライ3の悪夢再来。
手元見て混乱したのかそこからのバックも3本中で最遅だし,おまけに定常円旋回も雑。
このRレンジミスは本当にどうにかしないとなぁ。やらかすと一気にテンション下がるもん。
ただ,第2ゲートからの脱出だけはこの回が一番早いのに気づいて驚いてます。
前に出ないのを制御のせいにしてたけど,Dに突っ込むのが遅かったからなのかしら。
第1ゲート同様,止まる前からぶち込んでおけばこのぐらいでは出れるのかもしれません。

一方でトライ1は,全体的に少~しずつトライ3より遅いという,一番コメントに困るやつ。
Sec1が遅い理由は明白で,最初のパイロンでブレーキ踏んだせい(なんで踏んだ,言え!)。
Sec2は,ここも無意味なブレーキですね。ボーっとしてパイロンの位置が分からなくなりました。
Sec3は,ちと踏み方が足りなかったですかね。ラインはこれ以上ないくらい寄せてましたし。
Sec4は……ASCのせい? 姿勢安定制御でも入ってたのかしら?
実はトライ2と3,何かの足しになればとASC OFFで走ったら,このSec4で謎の警報が鳴りまして。
考えてみるとアレ,本来なら制御がかかるような運転したから鳴ったのかも。
逆に言えば,ONのまま同じ操作をしていたトライ1では制御が入っていた可能性が微レ存?
……待て待て,たかが0.2秒に何を熱くなっているのか,俺はorz

総括すると,
・ブレーキを踏むべき場所と,アクセル緩めで行ける場所をしっかり区別する。
・Rレンジをミスらない(ちょっと練習を考えよう)。
・Dレンジは止まる前から容赦なくぶち込んでおく。
・ASCはとりあえず切っておく。
・アクセルコントロールは丁寧に,限界速度を見極めて踏む。

……今更になって基本操作系の反省が出てくるのはさすがに凹む。
遊びとはいえ何年モータースポーツやってんだお前orz
EPSとCVTに触れていると,この辺がじわじわ雑になっていくから困る。
またジムカーナ練習会にでもエントリーして鍛えなおしてくるかなぁ。

それと,真面目な話,足回りを固めたい。
次の動作に移る際に,ロールやピッチの戻りを待つのがじれったいったらない。
スイスイ頭が入っていく人達を見ているともう羨ましくてしょうがないわ。
日常でもサスいじりたい熱はくすぶってるし,どこかで真剣に考えてみるかなぁ。


とまぁ,今回はこんな感じでした。
また次回,10月に。



プロフィール

「ノーブレーキどころかフル加速で信号無視して側突はさすがに草も生えない。どこを見ていたというのか。」
何シテル?   08/28 21:29
人生うまく行かないことばかり。 エコカーで非エコ運動して鬱憤発散。 GANREFはじめました https://ganref.jp/m/h-kata_l...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

三菱 ミラージュ 三菱 ミラージュ
先代機のFTOが色々限界に達したため,泣く泣く機種転換。 所謂エコカーではあるが走りの ...
三菱 FTO 三菱 FTO
各部の疲労・破損が限界に達したこと,純正部品の供給の打ち切りが深刻になったことから手放す ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation