久々の更新が政治の話ですみません・・・・・
というのも
あの豚が突然解散なんてするもんですから、こちらはてんやわんやの大騒ぎで、いつもは政治絡みの仕事はあまりしないんですけど、あまりにも業界が大混乱になったものですから、こちらにも余波を受け、忙しい日々を過ごしておりました^^;
ま~これで終わりかというと、その分やり残した仕事がこれから始まるわけで、今年は例年にない忙しい年末年始となりそうです・・・・OTL
そんなわけで2012年衆院選の結果が明るみになってまいりました。
大方の予想通りとなっておりますが、潰滅的な敗北というのは言いすぎであれだけの事をやらかしておきながら、
2桁も議席を残すなんてちょっと残念な結果だと受け止めています。
それもこれも
マスコミ応援団のおかげですね。
タイトルにある
“大政奉還”の文字。
1867年の江戸幕府が明治天皇へ政権を返上した事件のことですが、これはただの政権交代だとか政権奪還というものではなく、「本来あるべきところへ政権(大政)をお返しする」という意味が入っています。
本来あるべきところ。。。。。
別に自民党のことを指しているわけではありません。
本来あるべきところとは、日本の主権者は誰か?ということです。
言わずもがな、それは国民の事を指します。
この3年あまりの年月、本来あるべきところに政権はありませんでした。
無能なる者達が権力を握り、振りかざしてきた為、日本はボロボロになっています。
あの2009年の政権交代。あれは間違いなく
マスコミ主導によるもの。
本来やるべき報道は一切やらず、かなり偏った報道を繰り返し、国民をそそのかして実現した政権交代。
以前、知人とこんな話をしたことがある。
ニュースステーションという番組がかつてありました。
あの番組について話していたのですが、知人曰く
「あの番組の登場で、これまで政治に関心のなかった人達も関心を持つきっかけになって、あれはよかったと思う」
すのこに言わせれば、
それがそもそもの間違い。
政治や経済の知識もないような人が軽い気持ちで政治に関心を寄せることはよい結果を生まない。
それは1985年にニューステーションが放送開始となり、それ以降、政治は徐々に不安定になり、コロコロと首相が交代するのもこのあたりの時期に始まっている。
有権者が軽い気持ちで信念のない選び方をしてきた結果が表れているように感じます。
その最たるものが2009年の国政選挙だと認識している。
ちょっとズレますけど、タレント議員はよくないとは(有能な人もいますんで)言いませんが、知名度だけで投票しちゃうっていうのはどうかと思うんですよね。 もっとその人となりを観て判断しなければ今回のように後で後悔することとなる。
ここで戦前の選挙スローガンを紹介しようと思います。
●選ぶ人正しければ 選ばれる人正し(昭和二年)
●投票の一瞬は 国家の百年(昭和二年)
●国政は船のごとく 一票は櫂(かい)のごとし(昭和二年)
●善政も悪政も 一票から(昭和二年)
●裏も表も 明るい人を(昭和三年)
●軽く選ぶと 重い荷を負う(昭和三年)
●投票は 主義と主張を 聞いてから(昭和三年)
●投票買いの 良心売り(昭和三年)
●嫁と議員は 調べた上で(昭和五年)
●政治は 国民の色に染まる(昭和五年)
●政治の明暗 この一票(昭和十年)
●金で選ぶな 心で選べ(昭和十年)
●売るな魂 捨てるな一票(昭和十一年)
●義理は禁物 人物本位(昭和十四年)
●人をよく見て よく選べ(昭和十六年)
●国思う一票 国思う人に(昭和十七年)
●世界が見ている この選挙(昭和十七年)
ネタっぽい笑えるのもありますが、非常に身に沁みるスローガンが列挙されています。
民主主義っていうのはよいものだと皆さんも習ってきたと思われますが、それは高度な教育を受け、高度な社会とその成員が整って初めてよいものになると、この数十年思い知らされてきました。
逆に
その成員(有権者)の程度が悪いとおのずと政治は乱れ、国は傾いてしまう。
皆さんがもっと国をよくしていきたい。よい社会にしていきたい。よい生活が送れる様にしたいと思うならば、もっと勉強して政治に関心を持つことをオススメします。
そして、私達をたぶらかす人達(マスコミ)に惑わされずに判断できるようになることが必要だと感じます。
おそらく、政権交代は実現することでしょう。
そして経済はというと、しばらくは停滞するのではないかな?と予測しています。
そしてその事を
マスコミの人達がこぞって、新しい政権は駄目という烙印を押し捲って報道することでしょう。
でもちょっと待って欲しい。
政治にはタイムラグがあります。
経済においてその成果が現れるには時間が必要です。 1年くらいは前の政権の成果が続くものです。
2009年のときもそうでしょう? しばらくはいいニュースがあったけど、数ヶ月経つとだんだん悪いニュースばかりになっていったんじゃないですかね?
(このときは前政権の成果の出ていた景気刺激策を無理やり停止したもんだから、早く表れた)
長文でほんとすみません。
最後に
公共事業は悪ではありません。
むしろ、景気をよくするには常道手段であり、これらの用途で国債ももっと発行しても大丈夫です。
ただ新しい政権に苦言を呈すならば、
新規の道路よりも高度成長期に建設された道路や橋にも目を向けて、強靭化を図ってもらいたいものです。
先日のトンネル崩落事故を受けてこんなことを言ってるのではありません。 この問題は以前から話しに出ているもので、別に新しい話ではないんです。
でも
公共事業は悪っていうレッテルを貼られて、前の自民政権時でも公共事業費は削られていく一方だったんですよね。
これから、先日のような事故は多くなっていく可能性は高いと思います。
だからこそ、地味ではありますけれど、これまでのインフラの再整備というものにも重点を置いてもらいたいのです。
今年は雪も多そうだし、除雪にかかる費用(←これも公共事業)もままならない状況ではこの先困る事になるでしょう。
先の震災で疲弊している東北の再生もドンと資金を注入して、一気に活性化を図ってもらいたい。
被災地で最初にやるべきは、
仙台港の再整備で水深を深くして大きな船が入れる港に作り変える事かな?
これ重要。 まずは復興の物流拠点として活用し、その後は国際的に競争力のある大規模な24時間稼動できる港へ活用することもできる。
これは是非やってもらいたい。
デフレ脱却の鍵は東北の被災地が握っていると確信しています。
すのこが政治家だったら、これを真っ先にやるね。
(政府民主党主導による)福島第一の事故がなければ、常磐自動車道の仙台までの延伸を早期実現させて東北自動車道と2本立てで、物流の強靭化を図るかな?
有権者一人ひとりがこういった程度のプランを立案できるようにならなければ、投票する資格はないと思う。 他人の批判だけしかできないような人は政治に関心を持つべきではないし、資格もない。
だって、それじゃ~政治家選べないでしょ?
ろくな政治家がいないのはろくな有権者がいないってところにはやく気づいてほしい。
ろくでもない政治家を選んできたのは自分達なのですよ。
(´,,,,`)y──┛~~
Posted at 2012/12/16 22:59:16 | |
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