継ぎに挑戦

妻が「猫を飼いたい」と言い出したので、準備としてキャットウォーク？猫タワー？の作成に着手します。（「野良を手なずけて飼う」と言っているので、実際に猫が来るのはいつの日か・・・）

天上から床まで伸びる長い柱が欲しいのですが、１００mm角の材木は価格が高い。（防腐材の塗られた屋外テラス用は安価ですが・・・）価格の安い２Ｘ２材（約３８mm×３８m）で何とか頑張りたいと思います。問題は角材の太さもさることならが、長さが短くてはどうにもなりません。

ホームセンターで探してみると３６４０mmの長さの物も売られていますが、ジムニーには積載できない。入手の容易さ、積み込み限界を勘案しても１８２０mmを購入するしかありません。固定するために突っ張り棒のように使いたいので、天上に届かないと役に立たないのです。

そこで「継ぎ」にチャレンジです。ネットで調べてみますが、写真はあっても具体的な寸法どりは書かれていない。そもそも１００㎜角以上の太い木材を考えて書かれているので、細かい作業があります。第一この細さと木質では細部の加工は無理。自己流で「金輪継」の一部省略型で挑みましたが、「台持継」に近いものになっているのかも知れません。

完成写真が一番右側、外側に数㎜ずつずれてしまっていますが、ご愛敬。かんなを掛けてごまかします。しなるような荷重をかけても破断しないので、まあ「良し」としましょう。初めてにしては上出来、上出来。（自己満足）

技術系の作業はちょっとでもやってみると、きちんと教わってみたくなりますね。伝統の継承の一つの形として、趣味でしか作業をしない人間に「継ぎ」の技術を教えてくれるような所はないのでしょうか。