今回は【30プリウス】の板金修理作業を記録として残します。
まず始めにする作業は損傷箇所の確認&交換部位の取り外し。

フムフム・・・。OK!
取り掛かりはリアゲートからなのですがハイブリット車の修理に取り掛かる前に必ずすること。
それは、バッテリーの絶縁。ハイブリット車は電圧が恐ろしいほど高いので、もしもの場合感電の恐れあり!条件さえ揃えば普通にチネますw
参考として人がチネる電圧は俗に【42Ⅴ】と言われてます。語呂合わせて4(し)2(に)ボルトらしいですw
そして条件が揃った際のプリウスの最高電圧は【500Ⅴ】を超えるらしいですw
まぁ、
安全第一ということで!

この写真で見えるオレンジ色の部分。コレを引き抜くと絶縁完了ですwあらぁ、ものすごく簡単!
しかしながらこのプラグ(オレンジ色の部分)を引き抜くには資格と言うものがいりますw
低電圧の講習受講完了者のみw もちろん私は受講完了者ですが。(お金を払って講習さえ受ければだれでももらえます)
てなわけで。
これで安心!!
それでは次に行う作業はリ損傷したアゲートの取り外し。
表のパーツを取り外し(中には流用する部品もあるので大事に取っておきます)
そして裏側。
内張りを剥がして配線の引き抜きです。
意外と小さな穴から全ての配線を引き抜きます!
そしてコレが引き抜いた配線。
思いのほかメチャメチャ長かったっす!(汗)
ここまで取り外したら後はリアゲートを取り外し新しいリアゲートに付け替えるだけ。
内側だけは先に塗装済み。外側は取り付け後に塗装します。
だから今はこんな感じ。
次に作業しますはエンドパネル

邪魔になる内装を剥がします。

ちなみにこれがプリウスのバッテリー。意外と小さいです。か?w 10プリウスや20プリウスよりは小さくなってます。

まぁ、こんな感じ。
あとはテールランプかな。

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このテールを外す際に注意すること。
返しのついてるクリップを折らないことw無理やり引っ張ると確実に折れます!裏から丁寧に外しましょう!
この部分ね!
さて、ここからが本番。
エンドパネルは、ほぼスポット溶接で固定してあります。数箇所だけボルト止め。
ここで登場、スポット剥がし。
こんなドリルの刃みたいなやつです。まぁ、ピンキリですが私が使ってるキリのお値段は1本15000円くらいですかね~。もっと高いやつもあるようですが私はこのくらいの品質で十分かと。6本くらいあれば十分やっていけますw
使用法はドリルと一緒!しかしながら穴を開けてはいけません!2枚重ねになってる鉄板の1枚目だけ削る感じ!

こんな状態になります。
車種によって違うのですが今回の【30プリウス】はエンドパネルだけでスポット箇所が80個くらいありましたw(汗)
腱鞘炎の右手が痛い!(涙)
全てのスポット溶接を外したらこの状態。
なんか可哀想な状態ですww
そいで損傷したフロアの板金修理。
修正機で引っぱりながらハンマーで叩いて整形していきます。
腱鞘炎の右手には少し過酷ですが鉄板を叩いてるときが一番楽しい♪気は使いますがね。
まぁ、あらかたこんな感じ。

あとは微調整をしながら新しいエンドパネルの仮合わせ!
あらまし良い感じじゃないかな。寸法も大丈夫そうです♪
【30プリウス】本日の作業はここまで!明日、溶接取り付けするとにします。
この車に付きっきりというわけにはいかないのでw
大きい道具を除いて、今日使った道具はコレだけ。
意外と少ないですw
それではマタ明日!
※おまけ
同業者様にオススメですw
エアーソーの刃!
私が使ってるのはこれ。
そしてオススメの刃!!
【LENOX社製】
とにかく素晴らしい切れ味!刃こぼれしない!曲がっても折れない!作業性バツグンです♪
ぜひお試しあれ!!
嬉しい作業性アップをお裾分けってことでwwww
Posted at 2012/11/01 01:55:20 | |
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