
図はPGC10搭載のS20エンジン
日産エンジン博物館資料より借用
「なぜ日産はプリンスとの合併時にG7ではなくL20を選んだのか(その3)」で旧L20の重量がわからず、とりあえずL20Aの重量を仮に表示しましたが、整備要領書から見つけたので訂正しておきます。
旧L20S(GC10搭載)の重量は171kgです。(MT仕様整備重量)
G7型が188kg(MT仕様乾燥重量)、S20が199kg(MT仕様整備重量)と比べると軽いことがわかります。
G7はシリンダーヘッドが鋳鉄製、S20はDOHC4バルブでウェットライナーであることを考慮しても少し重めです。しかしエンジンの重さが直列6気筒らしい回り方に繋がっているとも言えます。
一般的に、構造部分をがっちり作り、回転部分を軽く作ると静かで軽快な吹き上がりのエンジンになります。RBはそんなコンセプトで設計しました。
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Posted at
2011/09/24 13:04:01