
Prince R380に搭載されたDOHC直列6気筒4バルブエンジン
諸元はB×S:82mm×62.8mm 排気量:1989cc 圧縮比11~12
最高出力:230ps/8400rpm 最大トルク:20.0kgm/6800rpm
この諸元は昭和40年にR380速度記録車に搭載されたエンジン仕様(データはFG会から借用)
PGC10(スカイラインGT-R)に搭載されたS20型のベースとなったエンジンである。
巷ではS20はGR8のデチューン版といわれているが、デチューンといえるのかどうか。
デチューンというのは耐久性や扱いやすさを増すために敢えて性能を落とすという意味である。
GR8とS20はボアピッチやボアストロークは同一であるが、シリンダーヘッドやシリンダーブロックは別物である。とすれば、S20はGR8をベースに生産用に作り直されたエンジンであり、デチューンとは少しニュアンスが違うような気がする。
しかし、プリンスエンジン設計の諸先輩の集まりであるFG会のHPではS20エンジンがGR8と同じエンジンに括られている。デチューンというより、同じエンジンという意識なのであろうか。
Posted at 2011/09/03 21:05:12 | |
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