2012年10月07日
さて・・・
「スポーティーでないMT車」などと銘打った特集が組まれるくらいであるよって
現代ではMT車=スポーティという感が多数をしめるのであろう
とはいえ、そもそもスポーティちう概念自体が
人によってマチマチでかなり曖昧な感覚とも言える
では、絶対的高性能なクルマがスポーティなのか?
わし的には「NO!」である
ロバート・A・ハインラインの有名な小説に
「宇宙の戦士」(原題;Starship Troopers)ちうのがある
後のGUNDAM等の日本アニメにも
多大な影響を与えたとも言える作品じゃが
この冒頭にパワードスーツで卵を掴むシーンがあるんじゃが
この感覚こそが
わしの考えるスポーティという概念にもっとも近い
つまりはリニアリティなのじゃ
昨今、ATやパワーアシストの進化によって
クルマの操縦は非常に簡単になった
誰でも簡単にスグ使えるちうのは
道具の進化としては決して間違ってはいない
が・・・
あまりに簡単になり過ぎたゆえ
クルマで走る=本来の人間の能力を超えている
ちう意識もかなり希薄となっている感が強い
分かり易い例をあげれば
免許試験や教習所でおなじみの空走距離ちうヤツである
講習などで理屈だけ聞いても
実感が湧かない為、意識する者はほとんどおらんじゃろうが
そのコンマ数秒間ちうのは
ほんとに運転者には見えない時間なのじゃ
実際体験してみると結構衝撃的なんじゃよなぁ~これが!
( ̄□ ̄|||)
まぁ、今見てる星の光が
何万年も前の物ちうのと理屈的には似ているが・・・
・・・って
なんか話がそれてきたがf(^^;) ポリポリ
まぁ、それやこれやで
わし的には自分の肌感覚により近い物が
「スポーティ」ちう概念なんじゃよなぁ
まぁ、ウサイン・ボルトもゴム長履いては記録も出んじゃろちうこと
もっとも、わしらがボルトの靴履いても同様じゃがのぅ(笑)
とはいえ、ゴム長よりはボルトの靴のがちょっとマシじゃろ
(≧∇≦)どわぁっはっはっ!!
で・・・
本題忘れちゃったから
またいつか書くかいのぅ~( ̄ω ̄;)
Posted at 2012/10/07 11:58:01 | |
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クルマもろもろ | 日記
2012年09月09日
先だって、ココんチの「100万人のクルマ選び」に
「スポーティでないMT車集合」ちうのがあった
まぁ、わしはあんまりココんチに慣れておらんゆえ
横っちょのバナーで知った訳なんじゃが
f(^^;) ポリポリ
チョいとおもしろそうなんで覗いてみた
対象になっておったのは
パジェロ、フィット、インプレッサ、カローラの4車種であった
どうも「100万人のクルマ選び」ちうのは試乗なぞして
比較コメントするコーナーのようじゃ
まぁ、全体的にザクッと読んでみて気になった点があったゆえ
チョいと書いてみようと思う
まず気にいらんのは、メーカーの考え方である
そもそもスポーティでないMT車を
ATに慣れない高齢者向けとしとるトコが気にいらん!
ココんチのカービューさんも
>>モデルチェンジしたばかりのカローラにMT仕様車が残っていてホッとした高齢者の方々は少なくない
とのコメントを残しておるが
高齢者にはや片足つっこんどるわしに言わせれば
ATに慣れないからMT車に乗っとる訳ではなく
MTのダイレクト感からくる自由度の高さが好きだからじゃ
けっしてATに慣れない=ATを操れないちう訳ではない
近年ATの進化は確かに素晴らしい物ではある
とはいえ、わしは
MT並の右足とタイヤの直結感を持つ車に巡り会ってはおらん
(特にこの辺のクラスは尚更である)
メーカー自体がそんなオマケ的考えで造っておるのなら
はっきり言って良い車なぞ到底造れるものでは無い
わしが以前乗っていたRAV4なぞは良い(悪い?)例である
この車ができた頃ちうのは
もうスタンダードがMT→ATに移行しておったが
AT嫌いなわしゆえにショートボディの5速MT仕様を購入した訳じゃ
RAV4はのちにセリカと同じS型スポーツE/Gを積んだ仕様もでたが
わしが購入した時はまだ無かった
で、納車後初めて乗った時にスグ気づいた欠点ちうのが
「コレってE/Gオートマのまんまじゃん!!」ちう事
まぁ、コストの関係もあるのじゃろうが
つまりは主流となっていたAT車のミッションだけ変えた仕様なのじゃ
なので、出力特性はオートマのまんま( ̄◇ ̄;)
MTが主流であった頃は
ATがまだ今ほど進化しておらんのも手伝って
カムやセッティングを変えたりして特性を変えてたもんである
メーカーにしてみりゃあ
「イマドキ普通の車でMT乗ろうなんちう奴は
滅多におらんし、売れん車に金なぞ掛けられるかぃ!」
ちうトコなんじゃろうが
半端なもん造るぐらいなら
ハナから造らん方が気が利いてるのではなかろうかのぅ?
現に買ってしまって
オイオイ( ̄ω ̄;)ちう者も居る訳じゃし
まぁ、上記4台のMT仕様車には
どれも乗っておらんので何とも言えんが
同様の考えで出来てた場合は
「無い方が良くね?」ちう事になるじゃろう
・・・っと長くなってきたので
続きは次回に( ̄ー ̄)bマダマダツヅクゾィ
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ちなみに写真は
ハイエースワゴンのシフトレバーらしい
いや、画像用にシフトレバーで検索したのじゃが・・・
AT用ばっかでMTのシフトレバーはほとんど見つからん( ̄◇ ̄;)
う~ん、時代じゃろうか?( ̄ω ̄;)
Posted at 2012/09/09 10:47:06 | |
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クルマもろもろ | 日記
2012年02月05日
先週の話ではあるのじゃが・・・
チョイと立ち寄ったトライアンフの店で
試乗車があるちう事で乗ってみた
まぁ、2000年あたりまでは愛車に限らず
色々乗る機会が多かったんじゃが
ココ10年ほどはトンと無かったしのぅ( ̄ω ̄;)
進化について行けなくなっても困るからのぅ(笑)
トラと言えばその昔は
日本バイクがベンチマークにしていた老舗でもある
ZⅡなどのジャパニーズスタンダード的なネイキッドの形態は
トラがあったればこそとも言えるのじゃ
とはいえ
ノスタルジックなシリーズは別にして・・・
現代的な主力は3気筒のシリーズじゃろう
4st3気筒ちうのは以前は ヤマハGX750 なぞもあったが
現在では非常に珍しく
先だって発表された アグスタF3 と トラ ぐらいしか使っていない
さて、どんなフィールなのか興味はつきない
今回の試乗は店舗での試乗ちう事で
街中ちう制限があるよってホントのトコはわからんが
雰囲気からある程度の推測は出来るであろう
さて、デイトナ675である
跨ってまず感じたのは・・・
「シート高ぇ~!!」 ちう感じじゃ(笑)
まぁ、わしが162㎝とチビなせいもあるが f(^^;) ポリポリ
なんせ、両足延びきって トゥシューズが欲しいぐらいのツンツン状態 (笑)
ポジション的には高いシートの割りにステップはやや低めの設定
ハンドルはチョイと垂れ角の付いたタイプであるが
コイツはチョッチわし好みの高さと垂れ角で結構好印象である
車体周りはやたらスリムで軽く出来ている
ただしスッテプ幅とスリムすぎる内腿あたりの関連から
わし的にはブレーキング時のホールドがし難い感はあった
さて、興味の尽きんE/Gである
トラの広告やインプレ記事では
ツインのトルクにマルチの吹き上がり的コメントが多いが
流石に675ちうキャパのスーパースポーツである
下の方のトルクは結構細く回してなんぼちう感じである
とはいえ、ピックアップはかなり良好でイイ感じ
コーナーリングの方は軽い車体から非常にコントローラブルで
倒しこんでからのコントロールもしやすいタイプのようじゃ
足の動きもしなやかな感で良好じゃ
わしは非常に良く似たフィールのバイクをフイに思い出した
89年の初期型後方排気TZRである
まぁ、車格やキャパが違うゆえ
厳密に乗り比べればぜんぜん違うのじゃろうが(笑)
下の細いが回しゃあ問題ないE/Gといい
軽い車体と倒しこんでからの4輪のFRのようなコントロール幅の広さといい
(ちなみに同時期のNSRはFFっぽい乗り味に感じる)
良い意味でミョ~にイメージがダブる気がした
ちう事で、わし的にはトライアンフ デイトナ675ちうのは
「4サイクル版で更に回るようになった後方排気TZR250」
ちう感じじゃのぅ~(もちろん良い意味で)
まぁ、止まるたびシート高の高さには閉口したが・・・( ̄◇ ̄;)
Posted at 2012/02/05 22:24:06 | |
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試乗インプレ | 日記
2011年11月20日
・・・の前に
先だって、ウチんチのビューエル君と
キャラクター的に対極と思えるバイクに試乗する機会があったよって
そのインプレッションなぞふまえて
改めてXBのキャラクターを探ってみようと思う
対極にあるバイクとはMVアグスタ ブルターレ920である
まぁ、対極と言っても年式や金額はかなり違うが(笑)
この2台を比べるとXBのキャラクターが良く解る
排気量は984cc(XB9R)と921cc(ブルターレ920)
車重はXBが175kg、ブルターレが190kgと、
ココだけ見れば2台は、ほぼ同クラスとも言える
さて、ブルターレ920の印象であるが
まずはキャラクターを決定づけるE/Gであるが
一言で言って
「これぞ4気筒!」ちう感じの絶品であると言える
ネイキッドちう大人しい見た目と裏腹に
このショートストロークの4気筒は
下手なレプリカを凌駕する怒涛の加速をみせる
コイツと比べるとXB9Rのフル加速なぞスローモーションのような感である
車体まわりは、っと言うと
これも見た目とは裏腹に
高めのシートとステップ(わしが162㎝とチビじゃからそう感じるのかも知れんが・・・)
良く動くサスにチョイ長めのスイングアームなぞから
素直で安定性も高くコーナーリングマシン的な味付けである
旋回性も当然高レベルにある
ブレーキもすこぶる良く効くし
いやぁ~ぶっちゃけ、乗っててスゲェー楽しいバイクであった
ブルターレシリーズの末弟ですらコレなんじゃから
アグスタのフラッグシップF4RRはどれほどなんじゃろ?ちう感じ(笑)
流石は乗る楽しさを良く知るイタ車である
まぁ、この辺の乗り味やら動力性能を比べたら
XB9Rなぞ見る影も無いが
これは根本的なキャラクターの違いによるものであろう
つまり、XB9Rちうのは
レプリカっぽい見た目と裏腹に
コーナーもソコソコこなせるツアラーなのじゃ
(まぁ、荷物はゼンゼン積めんが・・・)
確かにその小さい車体やショートホイールベースからくる
旋回性の高さからコーナーを速く駆け抜ける事も可能ではあるが
そちらはある意味オマケとも言えるのじゃ
速く駆け抜けられるのと楽しく駆け抜けられるちうのは
意味が微妙に違う
ブルターレは見た目ネイキッドのシティーバイクっぽいが
性格的にはかなりコーナーリングマシンよりでもある
ワインディングの楽しさだけで言えば
ブルターレの方が100倍楽しいし速いであろう
この辺がアメ車とイタ車の根本的な違いなのかも知れん
わしがXBをツアラーと定義づけるのは
このバイクは乗ってて疲れないちう所が大きい
疲労感の少ないツアラーちうとドイツのBMWなぞもあるんじゃが
疲れないちう感覚の質がやはりBMWとも結構違う
この辺を考えるとお国柄ちうのが色濃く出ていておもしろい
Posted at 2011/11/20 00:22:14 | |
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beull | 日記
2011年11月05日
さて、このXBであるが
フレーム以外にもユニークな設計が結構ある
そのひとつはZTLと呼ばれるブレーキシステムである
これは
通常ブレーキローターちうのはホイールのハブ側にマウントされてるもんじゃが
ZTLシステムではリム側にローターをマウントしてローターを大口径化し
更にはそれに伴ったホイールのハブ部軽量化によって
全体としてのバネ下の軽量化に貢献している
理論上ローターが大口径化すれば当然キャリパーも小型化できる訳で
非常に理に適ったシステムと言えるであろう
で・・・肝心の利き味はというと・・・
う~ん、ぶっちゃけ
可も無く不可も無くちう域を出てはおらん感じ( ̄ω ̄;)
最近のスポーツバイクのように
極低速でもカックンカックンきいちゃうような使いづらさは無い反面
ここ一番ちう時のききは正直物足りない物もある
ましてやレーサーよろしく
リヤはコントロール専用と割り切った設計なのじゃから
フロント側はもう少しきいて欲しいところではあるのぅ
とはいえ
09から使われてるZTL2(8ポット)のキャリパーは
Web上でも評判が良さげであるよって
コレに変えるちうのも手ではある
ってか、システム上他のキャリパーは付かんじゃろうし・・・
まぁ、金があればちう条件もつくが・・・( ̄◇ ̄;)
ユニークと言えばもうひとつ
ハーレーゆずりのベルトドライブちうのがある
しかもドライブラインは右側(笑)
これはわし的には結構気に入ってたりする
確かにベルトドライブちうのは
ファイナルを変えたりするのが困難ではあるし高額にもなるが
サーキットを走るのでなければ
一般オーナーがファイナルを変える事はそう多くはなかろう
って、言うかこのバイクの場合
ファイナル変えるよりもワイドなミッションそのもののが問題になろう(笑)
ベルトドライブちうのは
テンショナーのおかげでほぼメンテナンスフリーである
バイクでファイナルがメンテナンスフリーと言うと
シャフトドライブちうのもあるがシャフトの場合
BMWの首振り型でもやはりクセを抑えきれてはおらんし
なによりベルトドライブは特性的にはチェーンと変わらん所が良いし
テンショナーが張りを調整してる関係で非常にスムーズにトルクが伝わる
その辺をみると
斬新ではあるがオーソドックスなツボも押さえた
良い設計であるとも言える
まぁ、設計上ちうより
E/Gにハーレーを使ったゆえの必然であったとしても
結果的に良ければそれで良いのじゃ( ̄ー ̄)b
Posted at 2011/11/05 20:29:53 | |
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beull | 日記