
エンジンオイル交換をしました。
どうってことない作業ですが911のオイル交換は初めてなので長ったらしく載せます(^^;)
911の空冷フラット6は何と11〜13リッター近くのオイルが入ってます。
ラジェーター&冷却水は無いので大量のオイルを循環させることで、潤滑だけでなく冷却の役割も大きいため別名油冷エンジンとも言われるくらいオイル管理が重要な車です。

ということでさっそくジャッキアップ!

ドライサンプのため通常のエンジンのようにブロック下のオイルパンに溜まってるわけでは無く、オイルタンクとエンジンブロックの二カ所から抜きます。

このために買ってあった15mmのメガネレンチでドレンプラグを外してオイルを抜きます。

小一時間くらい置いてたら8リッターくらい抜けてました。
といっても予想より少なめ、オイルメーターはいつも下限だったのでセンサーorメーターが壊れているのだろうと思ってましたが、ギリギリのオイル量だったみたいです(^^;)

ドレンプラグには鉄粉らしきものがびっしり付いてるのでしっかり洗浄しておきます。
この鉄粉量とオイルの汚れからすると長らく交換されてないのでしょうか・・・ちなみに私の元に来てから8ヶ月で2,100km走行。

今回使うオイルはKENDALL(ケンドール) GT-1 SAE20W-50。
セレブじゃない私は色々調べた中で安いのをチョイス、箱買いすれば1リッター900円ちょいの安価なオイルですが空冷911には定番の一つらしいです。

オイルフィルターは純正OEMのMAHLE(マーレー)、ピストンで有名なあのマーレーですかね?
離島県は送料が掛かるので安いパーツを1個だけ買うと高く付くため2個買いましたw

フィルターはエンジンルームの左上にあり簡単に外せます。

すかさず新しいフィルターを取り付け。
他の事もやりながらちょこちょこ作業してたら暗くなったのでこの日は作業終了。

翌日、やっと新しいオイルを入れます。オイルジョッキを使わずにボトルにノズルをあてがって注入しました。

オイル注入口はフィルターの上にあります。
解説本によると8リッター程入れたらエンジン暖気して油温が上がったところで追加して調整との事。

8本(946cc×8=7.5リッター強)入れたとこで15分ほど暖気してたらやっと油温が上がったので2本足してゲージの1/3くらいになったので終了。
オイルメーター(油量計)を見るとちゃんと上がってた(^^)
使ったオイルとフィルターでトータル1万円弱。
今のペースだと1年半~2年に1回の交換だろうから86やロードスター乗ってた時より安いな(^^)
※ちなみにミッションオイルは納車前に交換されているようです。
Posted at 2012/01/29 16:53:12 | |
トラックバック(0) |
Porsche911 | 日記