トリプル積層コンデンサー化 その1
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コンデンサー積層化(トリプルコンデンサー)
純正コンデンサーの積層化による表面積の向上
以前交換し余っているコンデンサーフレームとコンデンサーを使って実物大のモックとして数年前から計画していた構想をついに実行に移しました。
現状の左右振り分けのツインコンデンサーシステムで十分な冷気は出せていますが、更なる改善を目指して
*単に本人が熱くなってるだけで、エアコンシステムは至って冷えていますが(笑
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画像右が純正サイズコンデンサーで、
左は横幅が一回り小さいルートバン用のコンデンサー
現状は運転席側にルートバンのコンデンサーを取り付けてツインコンデンサー仕様になってます。
ちなみに、標準のコンデンサーサイズは
390(横)X283.3(高さ)X16mm(幅)
ルートVan用追加コンデンサーサイズは
310(横)X283.3(高さ)X16mm(幅)
ツインコンデンサー仕様で表面積は198.3㎡
ここから更にルートVan用のコンデンサーを純正コンデンサーに積層実装を試みます。
同型エンジン搭載のハイエースのコンデンサーサイズは
600(横)X479(高さ)X16mm(幅)
表面積は287.4㎡
現状のツインコンデンサーでも、ハイエースの方が1.5倍程大きい
魔改造トリプルコンデンサーが成功すれば、、積層分で効率ダウンも否めませんが、
計算上の表面積は286.1㎡とハイエースとほぼ同等に
標準のコンデンサーのみだと2.6倍ハイエースの方が大きいことになります。
ハイエースとのコンデンサー面積比率で表現すると(ハイエースを100として)
純正 38.4%
ツイン 69.0%
トリプル 99.6%
そりゃ冷えないよね(笑
使用部品は純正コンデンサーとルートVan用コンデンサー、純正コンデンサーとレシーバータンク間の純正配管を調達
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とりあえず取り付けを検討するためにコンデンサーフレーム(かなり昔に積層化構想を考えたときに購入したもの)にコレまた以前交換したコンデンサーを実装し、ダミーのフレームを着けて、レシーバータンクも取り付け
このモックのフレームをそのまま車両に取り付けるのが簡単で良いのですが、このモックはワンオフ配管を作成する際に位置関係の確認や、溶接をする時の位置決め治具として使用するので既存のフレームを車両から取り外し加工することに
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まずはルートバン用のコンデンサーをいろいろな向きであてがったところ、ルートバン用オリジナルの固定部分は利用できなさそうなので、新品コンデンサーから固定部分をサンダーでいきなりカット
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次に積層コンデンサーの下側ブラケット部の作成と溶接
2mm厚FB(フラットバー)を2㎝幅で切り出し、固定用の穴を開けてネジ山のタップ加工(M5 ピッチ0.8を使用)
そこから高さを検討し微調整
コンデンサーの外周に元々の開いている穴を利用しM5のボルトで固定します。
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標準のコンデンサーもフレームに対し斜めに取り付けてある(と言うか、フレームが斜め)ので純正コンデンサーの角度に合うように調整し作成
標準コンデンサーと追加コンデンサーの間隔は10mmとして、コンデンサーサイズのダンボール紙を3枚重ねてコンデンサー間に挟み込み、下側ブラケットを溶接
*追加のルートVanコンデンサーは配管のポート位置と取り付けの関係から上下逆さまに取り付けます。
溶接する位置は純正コンデンサーのフレームに元々空いている穴と追加コンデンサーの穴が同じ位置になるように取り付ける
とりあえずM5ボルトで固定する。
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次に上側の固定ブラケットを作成
T=3の20X20のアングル鋼を20mm幅で2個切り出し
コンデンサーフレーム穴に合わせて穴開け&タップ加工
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T=2のFB鋼を現物合わせで切り出してL字に折って同じくコンデンサーに合わせ穴開け&タップ加工
それぞれをコンデンサーに取り付けてそれぞれを重ねて穴開け&アングル鋼側のみにタップ加工
と文字で書くとこんな感じですが、まあ画像で想像してください(笑
まだまだ続きます(汗
*9/3 画像差し替え
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