上司の定年退職パーティ

今日は職場の大先輩の退職パーティでした。
退職される先輩のスピーチで僕が名指しで「このまま在職していれば将来私のような口うるさいオヤジになるだろう」と言われてしまいました。

僕は大阪の高校を卒業後すぐこちら静岡で入社したんですが入社時すでに所帯をもっており、仕事もできないのに生意気だと職場ではかわいくない存在でした。

今日退職された先輩も例に漏れず、というより先輩を筆頭に事あるごとにチクチクグチグチ。ある程度仕事ができるようになるまで耐えに耐え勉強の毎日でした。

しかし、後で僕の隣に座り「お前には人一倍厳しくしたけど、ほんとは心配で心配で仕方が無かったんだ。これからもがんばって先輩を支え後輩を育ててくれ」と言われました。

在職中にやさしい言葉をもらったことなんか一度も無かったので戸惑いつつも一人前と認めてもらったように感じ、ジーンときてしまいました。

先輩は現場叩き上げの職人気質な感じでウソなんて通じない眼力の強い方で、口うるさく頭の固いオヤジは苦手だと思っていたんですが、厳しくされたおかげで甘えずに仕事が出来るようになり、今があるのかなと思い、こんなオヤジもかっこいいなと将来の目標ができたような気がしました。

でも口うるさくはなりたくないですが（笑）