![「課長」島耕作。通りぬけできまへん 「課長」島耕作。通りぬけできまへん](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/carlife/images/UserDiary/9633424/p1m.jpg?ct=a800c583f1cd)
島耕作。漫画の話ですが(現在では
社長編が連載されていますね)、京都勤務時代に
先斗町(ぽんとちょう)が舞台になった場面があります。
先斗町といえば花街としても有名ですが、島耕作ファンなら先斗町を歩いて路地の間に鴨川千鳥マークのついた案内板を見つけると嬉しくなります(私だけ?)。
ちなみに、この案内板は2種類あります。
↑:
通りぬけできます
×:
通りぬけできまへん
先斗町と西隣の木屋町の間に狭い路地があり、文字通り、通りぬけできる路地と出来ない路地をこの案内板が道先案内してくれるんです。
せっかくなので、現存する案内板を調べてみると。
詳しくは
Googleマップに、どの路地にどの看板があるか作りましたので参照下さい。
・表記番号は、北から南へ向かって増えていきます。
・2~4番のみ、先斗町通りの東側に案内板があります。
・必ずしも、通りぬけできる路地、できない路地、それぞれに案内板があるわけでありません。
以上のことが分かった(という程のモノでもありませんが)うえで、漫画「課長」島耕作を検証してみますと。
・登場シーンは
第4巻を
・
プロフィールから、京都勤務時代は1987年。祇園祭の山鉾巡行がでてくるので、ちょうど21年前でしょうか(笑)
漫画にでてきた案内板は
7番:
○:
通りぬけできます(通りぬけ出来ます)←漫画では2種類の表記があります
8番:
×:
通りぬけできまへん
の2箇所なんですが、「
○」って?、実際は「
↑」なのに。
7番自体、現存する案内板はありませんし、7番があるとすれば、8番路地の北側の路地になるんですが、この通りは途中までなんです。
つまり7番があったとしても、「
通りぬけできまへん」になるわけです。
ですが、前述のとおり漫画では「
↑」の代わりに「
○」に表記を変えているところに、なんだか作者の意図がありそうですね。
そんなこんな考えながら四条に向かって数えていくと案内板自体は21番までなんですか、24番にあたる路地では、手書きで「この路地は
通りぬけできまへん」と書かれてあります。
千鳥マークは無いのですが、手書きでも看板を残しているところが、なんだか微笑ましいですね。
それぞれの路地に発見があり楽しく散策できました。そんな中で、是非追記したいのが、15番路地にある「一五大明神」。
昭和53年に先斗町で大火事があったとき、この15番路地で鎮火したそうです。そのおかけでということで祠が祭られてある(
エピソード)のですが、この祠にお賽銭を入れると京言葉でおみくじを読み上げてくれます(注:2008年祇園祭宵々山の際は故障中でした)。
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Posted at
2008/07/22 01:58:48