先月17歳になった我が家のにゃんず長女のきゃらちゃん。
先週半ばくらいから息が苦しそうにしていました。
食欲はまあまあ、排泄も出来ていたので、数日様子を見て週明けの17日に
嫁が病院に連れて行きました。
以下、17日の嫁の日記を引用して載せました。
----------------------------------------------------------------------
獣医さんに診てもらうと、
重篤な症状らしく、いつどうなってもおかしくない状態だった。
体重は2.48kg。
去年の注射の時の体重より1㎏も落ちていた。
元気に見えたのは、きゃらが気が強いせいだそうだ。
本来なら、もっと弱った姿をさらけ出しているって。
そうだね、もっとしんどそうにしていたら早くに病院に連れて来れたのに。
なんで我慢したかな。。。
レントゲンを撮ったら胸水(肺の周りに)が2㎝程、貯まっているとのことだった。
水が溜まっているところは白っぽく、心臓の形がハッキリ分からない。
原因として、心臓の機能が衰えて循環が悪くなっている、
または腫瘍があることが考えられるそうだ。
しかし、胸水があるので抜かないことには分からないそうで。
抜いて、もし心臓の病気だったら治療可能。
薬で改善させつつ、多分、胸水を度々抜きながら永らえる。
腫瘍だと治療は厳しい。
・・・・・・・・・・。
胸水を抜くにしろ、きゃらは狂暴なので鎮痛剤を打たないと出来ない。
でも、高齢のために目を覚まさないことがあるようで。。。
でもでも、もし抜かなかったら数日しか持たないそう。。。
小さな命が私の手にかかっていると思うと、決断が出来ない。
だけど今苦しい状態を何とかしてあげたい。
このまま命を落とすことになっても、苦しい状態で亡くすより、
寝ている間に命を落とした方がきゃらにとっては良いんじゃないか?
とちょっと思い、抜いてもらうことにした。
15時、きゃらを迎えに行く。
無事に覚醒した。
とりあえず、良かった。
興奮?気がしっかりしていて、1種類の鎮静剤では効かずに3種類使ったそう。
同じ薬で量を増やすより、何種類か混ぜて使った方が体の負担が少ないそうだ。
それでも、まだビクビクは動いていたそう。
恐るべし、きゃら。。。
ステンレスのトレーに血液が混じった液体。
きゃらの胸水、110cc。
血液が混じる水は、心臓の病気では無く、
もう一つの原因の腫瘍。
腫瘍から出血して血が混ざるという。
裏付けるように、水を抜いた後のレントゲンで、白い影が見つかった。
身体の中にある腫瘍は悪性が多く、すなわち癌。
部位的に、血管なのか心臓なのか肺なのか、手術しないと分からないそうだ。
そうなると治療は出来ないわけで。
これからどうすればいいんだろうか。。。
血液検査もしてもらった。
内臓の数値は、ほぼ正常。
白血球だけは、お腹の癌のせいで高いが、
腎臓も正常値のほんの少しだけ高いだけで貧血もない。
気を使ってた腎臓じゃなくて、癌なのか。
先のことをどうすればいいのか分からず、
ちらりと安楽死についても聞いてみた。
きゃらはまだ食欲があって、動き回れる力がある。
生きたいときゃらが願っているんだから、
頑張れるだけ頑張った方がいいんじゃないか、と。
治療は出来ない、だけど、きゃらの生命力に懸ける。
そうなると、水が溜まったら抜きつつ生きながらえることを祈る。
鎮痛剤が聞かないほど、嫌い?気が張る?病院に定期的に連れて行き、、、
目を覚まさないかもしれない思いをして。
それできゃらはいいのかな。。。
だけど、考えてみれば安楽死なんて・・・絶対に無理!
でも、治療しなくて苦しむ姿も見たくない。
ああ、どうしようか。。。
今はまだ食べれるからいいけど、
食べなくなったら本当に覚悟しなくてはいけない。
私が悩んでいるのを知ってか知らずか、
家に着いたなり、ご飯をがっつくきゃら。
この食欲、本当に余命僅かな猫なんかい!!
と、突っ込みたくなる。
そしてキャリーには、しっかりお印までが残ってた。(;^_^A
病気だから仕方ない。。。
胸のゼーゼーは少しは良くなったけど、完全には取れていなかった。
水が溜まるのは明日かもしれない、1週間後かもしれない。
だけど、確実に水は溜まるわけで。。。
水は抜かなければ破裂なりで死んでしまう訳で。。。
世の中の皆さんはどうしているんだろうか。。。
----------------------------------------------------------------------
嫁の日記の引用、終わり。
(文章はあくまで嫁の主観ですのでご理解ください)
一昨日、発作などが酷かったので、嫁が再び医者に連れて行きました。
鎮痛剤は体に大きな負担をかけるため、よほどのことが無い限り胸水を抜くのは
もう少し先に延ばしたほうが良いとの事で、月曜日に予約しました。
その際に、獣医さんとあらためてお話したそうです。
今の状態で、自分で歩いてご飯を食べて水を飲んでいることは信じられないそうです。
それほど重篤な状態ということのようです。
さすが、我が家のにゃんずの姐御です。
そして、今日のきゃら。
寝ていることが多くなり、時々発作で苦しそうですが、
病院から買ってきた、栄養満点のちゅ~るを食べて頑張っています。
Posted at 2017/04/22 20:31:05 | |
トラックバック(0) |
nyan | 日記