• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

pongraのブログ一覧

2006年02月01日 イイね!

「一人神田川」・・・会わせちゃった~第1幕完

悶々とした、夏期休暇を終えついにその日がやって来ました。休暇中も自宅に居ると
あれこれと聞かれるのが鬱陶しいので、連日友人宅を訪ねて遊び廻っていました(因みにNも
帰省中です)。休みが終わり京都に帰りました。土曜日にデ-トの約束は以前から話して
有ったのでもう後は実行するのみです。夕方にNが私の部屋にやってきました。まだまだ
気配を悟られまいと、私も平静を装いながら
食事をする為、夜の街に出掛けて行く事にしました。適当に食事をして、軽く1杯飲んで、
時間的にはOKです。それまではNを連れて
スナックには殆ど行っていません。稀に大阪のスナックには連れて行きましたが、京都では始めてです。「1回俺がいつも行ってる店行くか
?」Nはお酒は余り飲めないのですが、そういった雰囲気が好きみたいで、二つ返事で
「行く!連れてって!」と乗ってきました。もう後には引けません。飲みに行く前は必ず
Mに、今どの辺りで、何分後に何人で行くとかの連絡を入れます。そうすればちゃんと、
テ-ブルやボトルを用意してスタンバイしてくれるのです。Nと腕を組みながら祇園へ
向いました。内心穏やかでは有りません。
(一体どうなるんやろか?)程なくMの店の前に付き、エレベ-タ-に乗り込みました。
もう覚悟は決まっています。カランカランとドアを開け店に入ると「いらっしゃいませ!!」
とマスタ-が迎えてくれ、怪訝そうな顔をしています。無理も無い話ですね。
案内され席に2人で座ると、Mが出てきました。ついに会わせてしまったのです。
「いやぁ~珍しいなぁ~ ぽんちゃんが女性の方と来はるやなんて!」「紹介して貰っても
エエ?」・・・などと陽気に座ってきました。(紹介するがな!その為にきたんやッ!)3人分の水割りが出来るのを待って、
ついに切り出しました。「Mちゃん、紹介しとくな・・・彼女のNちゃんや!!」
「N・・・いつも良くして貰ろてるMちゃんや!」ほんの一瞬の沈黙の後にMが口を開きました。「この方がぽんちゃんの彼女さん!!
可愛らしい人やなぁ~!ぽんちゃんから良く
噂は聞かされてます。改めてMです。宜しくお願いしますね。」・・・??どうなってんの?
それからはMとNは旧知の友でもあるかのように2人で盛り上がっていました。冷静に2人を
見ていると、Mの気遣いが痛いほど判りました。流石は祇園の女です。内心は楽しいハズなんて有るハズが無いのに、それを微塵も感じ
させない接客・・・彼女はやはりプロなのですね。2時間近く居たでしょうか、最後の最後でNが「私達近い内に結婚するんです!」って!
(わっちゃぁ~言わんでエエのに何言うてんねん!そんな事は後で俺が言うがな!!)
(しかし、これは俺とMの関係を察知したNの予防線だったんだろうか???)
Mは「そうなんですか!!おめでとうございます!ぽんちゃんは優しい人やから羨ましいです
!幸せになって下さいね!!」
(痛い痛い痛いがな!!ヒ-ルで踏んだら痛いがな!!なにすんねんなぁ~)
ズキズキ痛む足を、まるで平気な顔して、店をでました。Nは楽しかったのか?ちょっと優越感に浸ったのか、かなりハイテンションです。
私は明日以降が恐ろしくて、メッチャ ロ-テンションでした。(その夜はいつに無くHもハイテンションなNちゃんでした。)
翌日、私は一人でMちゃんの店に行きました。
ちゃんと説明しないとダメな事ですから・・・
「昨日はゴメン。あいつも言うてたと思うケド俺等・・多分・・・結婚すると思う・・・」
「お前の事・・メッチャ好きやケド・・・ゴメン・・・結婚はしてやれへん・・・すまん」
これが、精一杯の言葉でした。だけど最後の最後まで、Mちゃんはプロでした。
「何言うてんねんな、ぽんちゃん。最初ッからそんな事判ってたって!!Nちゃん、可愛いしいい娘やんか!大事にしたらなアカンよ!」
もう何も言えませんでした。只々涙が止まらないだけでした。J-WALKの「何も言えなくて・・・夏」の世界です。
♪キレイな指してたんだね 知らなかったよ 隣にいつも居たなんて 信じられないのさ
こんなにステキなLadyが俺 待っててくれたのに どんな悩みでも打ち明けて そう 言ってくれたのに・・・私は・・・罪な・・・男です。
その夜の酒は、苦い苦い酒でした。殆ど何も話せないまま店を出ると、Mちゃんが見送ってくれました。いつもと違うのは手も繋がない、
Kissもしなかった事。当たり前の事だけど。
でも、やっぱり最後に何度も何度も何度も見た、涙顔のMが、「結婚しても忘れたらいややよ」
「たまには会ってね」「店にも来てね」・・・と
しゃがれた声で絞り出すように言いました。表面上は普通に装っていた私もついに耐え切れずに泣いていました。       まだMを愛していたから。8月の月もそんな2人の為に、
そっと雲間に隠れてくれました・・・そして最後のKISS・・・

♪今すぐ逢って見つめる素振りをしてみても
なぜに黙って心離れてしまう?
泣かないで夜が辛くても
雨に打たれた花のように・・・

真面で怒ったとき程素顔が愛しいくて
互いにもっと解かり合えてたつもり
行かないで胸が痛むから
他の誰かと出会うために・・・

涙のキッスもう一度
誰よりも愛してる
最後のキッスもう一度だけでも
君を胸に抱いて・・・

いつも笑った思い出だらけの二人にも
夜風がそっと恋の終わりを告げる
悲しみの時間は過ぎるけど
きっと明日の夢はみない・・・

涙のキッスもう一度
誰よりも愛してる
最後のキッスもう一度だけでも
君のために送る・・・

ふられたつもりで生きていくには
駄目になりそうなほど
悲しみが消えない・・・

涙のキッスもう一度
誰よりも愛してる
さよならは言葉にできない
それは夏の運命

涙のキッスもう一度
誰よりも愛してる
最後のキッスもう一度だけでも
君を抱いていたい・・・♪

一人神田川・・・第一幕「完」
長らくのご愛読有難うございました。作者
Posted at 2006/02/01 12:54:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一人神田川 | 日記
2006年01月30日 イイね!

「一人神田川」・・・ご対面ッ!

MとNを引き合わせる事によって、事態がどう変化するのかは、全く予想が出来ません。
只、解かるのは「必ず何かが変わるだろう!」って事だけでした。初夏のこの時点では
まだMにもNにも何も話をしていませんでした。私一人が虎視眈々とタイミングのような
時を待っていました。勿論その間も
Mの店にも飲みに行ってましたし、Nとも今後について色々と話し合っていました。
時を待つ間も、事有る毎に2人にはそれとなく、含みのあるニュアンスは匂わせてました。
その頃実家には、2ヶ月に1回程度のペ-スで帰省していました。もう姉は嫁いで家には
居ませんし、兄も別世帯でしたから、
実家に帰っても両親と私の3人だけです。夕食時には母親から「仕事はどう?」「出張は
多いの?」「ちゃんと食べてるか?」とか、そんな質問ばかり投げかけられていました。
まだまだ子供扱いですね。しかし、なんやかんや言ってもやはり「母親」です。
私の微妙??な顔色や様子を見て、いつもとは違う何かを察知していたみたいです。
普段通り夕食を3人一緒に食べ、親父が酒を持って居間に移動すると、母親が私に聞いて
きました。「アンタ何か話が有るんやろう?」って。さすが敏感なものです。
家のオヤジは昔から取り扱いが難しく何かを相談する時は、先ず母親に相談して、最善の
方法を考えるのです。そして母親からオヤジに
それとなく打診して貰ってから、私達がオヤジに相談しに行くといった寸法です。
今回は母親にも中々相談が出来ませんでしたし、ましてオヤジには・・・怖かったです。
Nの方は実家に対して、ある程度の打診はしているみたで、完全に出遅れてしまってます。
会う度に「ご両親には話ししてくれたの?」ってセッツかれてしまいます。マドロスと
しては辛い所です。ここは男ップリ上げなくてはなりません!そこでオズオズと母親に・・・
「付き合ってる娘が居るねん」「一辺会って欲しいんやケド」「どうやろか?」と訪ね、
更に「もう先方のご両親とは会う段取りが出来てるんや」と、カマまで掛けてしまいました。
あれ程口うるさい母親が、珍しく黙ったままで、何も答えてくれませんでした。
取り合えずは、言ってしまったのです。「一度口から出た言葉は・・・」を再び噛み締めて!
翌朝、京都に帰る時も母親は何も言わず、そのかわりに1通の手紙を渡されました。
恐らく、夕べは一睡もしていないのでしょう。かなり深刻な顔をしていました。
内容は色々な事が書いて有りました。私に対する母親の愛情が切々と書き綴ってあります。
「判ってるがな!おかぁちゃん!」「せやかて決めなアカン事なんや!」「もう子供や
ないんや!」「判ってぇな・・おかぁちゃん」
と、胸の内で叫び・・・また泣きました。(よう泣くのぉ・・・俺も・・・)
手紙の最後には「アンタが選んだ人なんやから、一度会ってみるようお父さんにお願い
しておきます・・・母」と結んで有りました。
ドバァ~っと涙が溢れて、暫くは止まりませんでした。「有難う!!おかぁちゃん!」
さて、此れで両方の親には一応の話は出来ました。後は私の問題です。最後?の難関です。
(後々になって思えば、難関はこれから!)MとNを対面させる、タイミングを計り始め
ました。予定ではNの両親に会うのは、9月の末頃に有る「御堂筋パレ-ド」の日を選び
ました。会場は御堂筋沿いに有る「ホリデ-イン南海」の和食料理を選び、眼下を見下ろせる
席をリザ-ブする!!って作戦です。
そこまではNと打ち合わせ済でした。問題はNとMを会わせるタイミングです。9月になれば
出張の嵐でとてもそんな事はしてられません。
決めるなら「8月」しかないのです。お盆休みが終わった時の週末!が勝負の時やッ!!と、
一人意気込み、その日を待った訳です。いよいよその日を迎える事となります。
(ひっぱるなぁ!!)次回、会わせちゃった!!に続きます。
Posted at 2006/01/30 17:28:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一人神田川 | 日記
2006年01月24日 イイね!

「一人神田川」・・・決断の時

その場の勢いとか口からデマカセ状態でNちゃんに放った一言が、かなり自分を追い込み
ました。ネックとなったのはやはり「金銭面」です。入社3年目、そこそこ仕事は出来るケド
まだまだ駆け出しのヒヨッコです。給料面も同年代の友達から比べると、 雲泥の差!とは
少々オ-バ-かも知れませんが、かなりの差があったのも確かです。友人の殆どは高卒で
働き始めてたので、その手の話題は酒盛りの場では必ず話してましたから・・しかし友人
連中はまだまだ「ケツの青い」ガキ的思考が抜けきっておらず、稀に「祇園」に連れていって
やると、目を白黒させていました。
そんな状況を見るのが、自己満足や自己陶酔の世界に私を更に追いやりました。そりゃ
そうですよねぇ~普段は「村○来」や「養○の滝」辺りで呑んでる連中を、木屋町や先斗町の
コ洒落た割烹や京都で言う「おばんざい」屋に
連れて行って、「カラオケBOX」じゃなく、「祇園」のスナックにいくのですから・・
皆は一様にビックリしていました。「ぽんちゃんって凄い遊びしてるんやなぁ~」って・・・
完全に自己陶酔してましたね!一種の錯覚でしょう!「俺って凄いのカモ・・・」って。
そもそもはそんな世界が間違い??の始まリだったのカモ知れません。
話は脇道に反れましたが、ここからが本番です!正味の所給料は「手取り」で16万前後
とても2人で生活出来る額ではありません。そりゃこのまま「    神田川荘」に住んでいれば、
それも可能かも知れませんが・・・
何から始めたら良いのか!を、自分なりに考えてみました。
①Nの両親に挨拶をする!
②自分の両親に相談をする!
③会社に給料の大幅増額を求める!
④逃げてしまう!!
考え抜いた挙句に上記①~③を順番に実行する事にしました。先ずはNの両親です。  ④の逃げる!!は「男!マドロスぽん太郎!!」
には完全にアウトオブ眼中です。Nと2人作戦を練り
始めました。Nの実家は結構、田舎なので、いきなり訪ねるのは不可との事です。
それなら出てきて貰うしか有りません。そんな事をNと話してる内に、なぜだか私も結婚モ-ドに入ってるでは有りませんか・・・
(Mはどないすんねんな!!)そうなんです、Mもほっとく訳にはいきません。どうしょう?
季節は初夏に向い、私はある決断!をしました。結婚するならするで、キチンとケジメは
付けておかなくてはいけません。お互いの
両親デンデンや給料の増額よりも、やはり先に
キッチリと解決しなきゃならないのが、M&N
の問題でしょう!!よし!!MとNを会わそう!!
次回、今後どうなっちゃうの??をお送り致します。
Posted at 2006/01/25 17:48:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一人神田川 | 日記
2006年01月14日 イイね!

「一人神田川」・・・満ち足りた日々

Mちゃんとの再会から暫くは完全に二股モ-ド全開でした。Mは私に彼女が居る事は
解かっていましたんで、付き合いも比較的楽なものでした。しかしその頃になってNの方が
夜な夜な飲み歩いている私に不信感を抱くようになって来ました。当時は携帯なんて物は
なく、ポケットベルだけが私を捕まえる、唯一の道具だったのです。しかし飲みに行く時は、
ポケベルは部屋に置いて行くことがシバシバ有ったので、完全に行動を疑われていました。
「いつ電話しても留守電だし、ベル打っても連絡くれないしぽんちゃんいつも何処行って
るの?」って良く聞かれました。返答に困りながらも適当に返事して、ノラリクラリと
カワしていました。最近ではMもNも同じ位好きになっていました(Mちゃんかなり挽回)。
正確に言えば、Mが好きと言うよりも、夜の町でフラフラと遊ぶのが好きだったのですが・・・
そんな時、久し振りにNと京都でデ-トをしました。専務のMarkⅡを持ち出して、
琵琶湖にドライブに行き、帰り道には比叡山に登り2人で夜景を楽しんでいました。
いつに無く元気の無いNに、視線は夜景に向けたまま聞いてみました。「今日はどうしたんや
?元気ないやんけ?何か有ったんか?」・・・と、するとNの瞳から真珠のような涙が、
1つまた1つ・・・と止め処なく流れ、やがて
ポツリと呟きました。「ぽんちゃん・・・私・・・実家に帰って来いって言われた・・・
お見合いすると思う・・・どうしよう・・・」
正直言ってメッチャ困りました。男ぽんちゃん21歳!!まだまだ遊びたい盛りですし・・・
しかし口は想いとは裏腹に「見合いなんかせんでエエ、俺と結婚するんやから!!」
(ワッチャ~ッ!!言うてもうたがな!!どないしょう!!)
更に「近い内にお前の親にも挨拶するつもりや!!そない言うといてくれ!!」
(そんなんどのツラ下げて挨拶に行くねん!!21歳給料なんてスズメの涙やし、貯金なんか0やし、ダイイチMはどないすんねん!!)
でもこのシチュエ-ション!そうか!ほんなら見合いせ~や!!とは、絶対に言えっこ
有りません。仮に「お前はブスやッ!!」って言ったとしてもこの夜景が、「世界一 キレイやッ!!」に変換してしまいそうな迫力です。
小さい頃から母親に良く言われた事を、思い出しました。「一度 口から出た言葉は、絶対に取り戻せないから、話をする時は良く考えて
からしなさい・・・」(うわぁ~全然考えて無いやん!おかぁちゃんゴメンナサイ・・・)
こうして文字にすると長いのですが、実際には一瞬のやりとりです。次の瞬間!「ホント!会ってくれるの!結婚できるの!!」と、!
お前・・・今までの涙はなんやってん?
今鳴いたカラスが・・・の世界やんけ!!涙は女の武器とは良く言ったものですね。
その日Nを駅まで送り、一人になった途端に言い様の無い不安に襲われました。
俺みたいな男が女房貰ってもエエんやろか?養われる自信は有っても、養う自信なんて皆無
ですから・・・どないしょう・・・
妊娠した女の子が「こんな事親にも相談出来ない・・・」って顔に手を当てて泣いている
イメ-ジがピッタリと当てはまりました。ホンマに親にも相談出来ません。丁稚の修行中の身
で有りながら、「結婚」なんて言ったら、張り倒されるのは必至ですから。
こんなに悩んだ事は21年間多分無かったでしょうね。
次回・・・悩み抜いた挙句に!!をお送り致します。
Posted at 2006/01/15 13:20:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一人神田川 | 日記
2006年01月09日 イイね!

「一人神田川」・・・1通の手紙

正直言って、開けるのが怖かった。Mちゃんとはそれなりに大人の付き合いをしていたし・・
色々と良くない想像ばかりが、頭の中を駆け巡りました。まさか・・・妊娠・・・結婚・・・
いやいやそんな事は有る訳がない!そしたら慰謝料?これも考え難い!一体なんやねん!!
一気に封筒を開け内容を読んでみる事にしました。ホッ!と胸を撫で下ろせた瞬間ですね。
皆様が期待なさっているのとは全く違った内容でした。Mちゃんが昔からお世話になって
いたママ(Mママ)と一緒に、新しい店をオ-プンする事になったって事。プレオ-プンには
一番最初のお客様として、ぽんちゃんに来て欲しいって事。そして・・・私は今でも・・
ぽんちゃんを愛してるって事。
店の開店は2週間後。当日はなにがあっても行かなければ男が廃ります!!嬉しい事に長期出張は入っておらず、大阪の仕事場から行けそうです。
随分と会ってないなぁ~M・・・元気にしてるんやろなぁ~なんて、昔の事を
思い出したりしながら、当日プレオ-プンの夜を
迎えました。オ-プンは21時でしたが20時には来て!って書いてあったので、
近くの花屋にて両手一杯のバラの花束を買い、
お店に向いました。場所も花見小路の新橋付近
祇園の中心部で、立地条件は最高でした。
開店前の店の前は、新顔の女の子2~3人が立っていました。大きな花束をもちその中の1人
に、明日開店の「○○○」ってここやんなぁ?と訪ねると、他の1人(一番ブサイク!)が
シャシャリ出てきて言いました。お客様本日はプレオ-プンですから、一般のお客様には
ご遠慮願ってるんです!そして1枚の葉書を
手渡され、「ボトル半額チケット」になって
まぁぁぁぁ~す!!明日以降1ヶ月間は有効ですから、是非入らして下さいねぇぇぇぇ~!!
「既に有効期限切れした ツラぶら下げた女が
なにぬかしとんじゃい!!ワレの命も有効期限
切れにしたろかい!!」
と、内心は思っていたのですが、そこは紳士のぽんちゃん!その有効期限切れした女は全く無視して、そこそこの
女の子に「ママとMちゃん呼んでくれる?」ってお願いしました。程なくして上からママとMちゃんが走って降りて着ました。Mちゃんは
私の顔を見るなり、抱きついてきて(オイオイ人目が有るガナ)、少し涙声で「有難う」って
呟きました。その光景を目の当たりにしていた、有効期限切れ女は唖然としていました。
そりゃそうですよね!花見小路の新橋って言えば高級店が軒を連ねる場所。そこに二十歳ソコソコの兄ちゃんが・・って思ったのでしょう。
しかし根性悪男ぽんちゃんは、有効期限切れ女を指差して、あの子が明日以降にしてくれってこんな葉書くれたんやケド、
そうしょうか?と聞くとも無くママやMちゃんに言いました。その時の有効期限女の顔が、
未だに忘れられません。と、そんなこんなが有りやっと店に入りました。約束通りの初客
です。かなり広くてキレイな店で、真中には白いグランドピアノまで置いてありました。
「オイオイこの店ナンボするんや??」って考えながらも、Mちゃんに花束を渡しました。
ママがおごりで、ドンペリを抜いてくれて3人で乾杯をしました。人生初のドンペリでした。
21時の少し前位から、徐々に常連客が集まり始め、店内には20人程度の客が入ってた
でしょうか?当然ママとチ-ママのMはあちらこちらの席で、挨拶に忙しくしていました。
そんな様子を1人みていると、「ここ宜しいですかぁぁぁ?お邪魔しちゃおうかなッ!!」
フっと見ると、有効期限女がヘラヘラしながら立っていました。「あ~ええよ。座りぃな!」
当然先の失態を詫びるものだと思っていると、この女!頂いて宜しいですか?も言わずに
ド・ド・ドンペリを飲みやがって!うわぁぁぁ
美味しいぃぃぃ!!
だって。どついたろか!!
いよいよ気分が悪くなり、また店内も混雑し始めてきたので「そろそろ帰るしM呼んでぇな」
と、有効期限女に言うと、有効期限はソッと名刺を手渡しMちゃんの方に行きました。
何気なく裏を見ると、住所に電話にKissマ-クまで付いていました。気色悪ぅ!
Mちゃんがやって来て「近いうちに又来るし」と言い店を出ました。見送りに来たMちゃんは人目も気にせずに、熱いKissをくれました。
そして同じ様に名刺を胸のポケットに入れると
、もう一度Kissしてくれました。
おい!さっきの女の子に名刺貰ろたんやケド、お前に返すわ!って住所・電話・
Kissマ-ク入りの名刺をMに渡しました。
俺はお前の名刺だけでエエし!(カッコいい!!)
そして今度はこちらからKissをして、祇園を去っていきました。ぽんちゃんとMちゃんの3度目のドラマが幕を開けた夜でした・・・続く
Posted at 2006/01/09 09:06:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一人神田川 | 日記

プロフィール

始めまして、奈良県に住むpongraと申します。3人の子持ちのエ-おっさんですが、趣味とお酒をコヨナク愛しております。どうぞよろしゅ-にv(=∩_∩=) ブイブ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

阪奈飲兵衛隊ホ-ムペ-ジ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2005/07/02 20:28:14
 
Grandistオフィシャルホ-ムペ-ジ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2005/07/02 20:27:32
 

愛車一覧

トヨタ ウィッシュ トヨタ ウィッシュ
先日、契約を済ませて只今納車待ちです。 3月31日に晴れて納車となりましたv(=∩_∩= ...
ホンダ フィットハイブリッド ホンダ フィットハイブリッド
20日の納車が楽しみです
スズキ ワゴンRスティングレー スズキ ワゴンRスティングレー
嫁車
ホンダ S660 ホンダ S660
現在納車待ちです。

過去のブログ

2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation