2005年12月10日
聖なる夜にMちゃんと劇的な再会をして・・・その後・・・当日はMちゃんのお店も忙しく、
とてもゆっくりと話が出来る状態では、有りませんでした。取り合えず「どこに住んでんねん
?」「電話は?」「店に出てる日は?」と、矢継ぎ早に質問して、その夜は別れました。
明けて1989年の1月に再びMちゃんの店を訪ねました。以前の祇園の店とは比べられない
程、ケバケバハデハデな店でした。騒々しい店内では、ゆっくりと話す事も出来ず、
Mちゃんがハネるのを他の店で待ってました。
時間はハッキリと覚えていませんが、私が待っている店にMちゃんがやって来ました。
「どうしてたんや?」「何で出て行ったんや?」との私の質問に
{ぽんちゃんが余り、お店にも来ないし・・・部屋にも余り居てへんだやろ?}
{せやし、ウチも寂しくなって、友達と大阪に飲みに行ってん・・・}・・・中略・・・
結局話を聞くと、友達と大阪に飲みに行き、ナンパされて一緒に飲みに行き、 思いっきり口説かれて、私の事でもムシャクシャしていて、つい・・・、
って、事でした。 「やったんか?その男と」
{ぽんちゃん・・・ごめんなさい・・・}
パシ-ンッ!!間髪を入れずにMちゃんの顔にビンタが炸裂
してしまいました。自分の事は目一杯思いっきり棚に上げて、
「ワレ!ナメとんのケ!」「ワレの男はダレじゃい!言うてみぃ!」完全に危ない人モ-ドです。
興奮覚めやらぬぽんちゃんは、「もうエエわい!好きにさらせ!」 「今、その男と住んどるんケ?」「電話して呼ばんかいッ!!」
「キッチリ話付けて、それからワレと別れたるわいッ!!」
って、こんな調子のぽんちゃんに、{ぽんちゃん、ほんま堪忍してぇなぁ~} {スグにお店も辞めて、京都に帰るから}って、涙顔で懇願して来ました。 中途半端にイライラしていた私は、
「好きにさらさんかいッ」と、捨て台詞を残し、帰ったのでした。
そして自分の卑怯さと、甲斐性の無さにもう完全に自己嫌悪の世界 真っ只中でした。
Nちゃんとは、毎晩電話で話したり、休みの日にはデ-トを重ねて、かなり良い関係でした。
そんなある日、部屋でゴロゴロしていると突然電話が(電話はいつも突然だけどね)鳴り、
出てみると、祇園のママからでした。事情を知らないらしく、弾んだ声で「ぽんちゃん!!
Mちゃんが店に出てきたよ!!「今から出て来れる??」って話でした。」
それから店に行くと、店内は異様?な盛り上がりで、常連ばかりが大騒ぎしていました。
Mちゃんと目が合い、合図が送られて来ました。(知らんかった事にいておいて・・・)
私は「お~!!Mちゃん!久し振りやなぁ!どないしとったんや?寂しかったで!!」と、
白々しく言い放ちました。瞬く間に時間が過ぎ店を出たのは確か、明け方近かったと思います。
2月の凍てつくような寒さの中、鴨川沿いを歩く、ぽんちゃんとMちゃん・・・
{なぁ、ぽんちゃんの所に帰ってもええ?} {ウチ・・・もう一人は嫌や・・・}
(帰って来い!!って言ってやりたい・・・)
ぽんちゃん、いよいよ19歳。
青春真っ盛り!恋の葛藤!二者択一に悩む
Posted at 2005/12/10 17:14:57 | |
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一人神田川 | 日記