2014年10月02日
私の2代前の愛車S15シルビアについて。
15年ほど前、以前勤めていた会社に入社するために東京から京都に引っ越してきたのですが、京都に越してきて最初にやった事と言えば車を買いに行った事です。
東京で自分の車を買うのは非常にハードルが高い事ですが、京都・・・しかも亀岡市と言えば車を買う事は「必然」であり、生活に「不可欠」な事になります。
当時はあんまり車に詳しくなく、おぼろげにナイト2000っぽい車ならいいなぁと思ってたほどなので、最初の車は中古車屋の店頭で衝動的に買いました。
条件は「黒いスポーツカー」のみでしたので、黒いS14シルビア前期・AT・NA・を40万ぐらいで購入しました。
ただ、本当に「走れればいいや」ぐらいで買ったので実は愛着はほとんどありませんでした。
でも初めて買った「自分の車」ってヤツは特別で、それまでは「自分の足」ぐらいにしか思ってなかった「車の価値」が、「誰にも邪魔されない時間を持てる自分だけの空間」と言うかけがいのない喜びに変わって行ったのです。
そんなある日、近所の郵便局の駐車場で見た事もない精悍な顔つきをした1台のスポーツカーにめぐり合います。
それがS15シルビア。
当時発売したばっかりでほとんど道を走って無かったので非常に珍しく新鮮だったと思います。
なんて言う車か調べるために、ぐるっと1周してみると、トランクハッチに書かれているその名前は「SILVIA」。
自分の車と同じ名前なのにこの見た目の違いは!衝撃とともにその車の事を詳しく調べる事にしたのです。
よくよく調べるとS15シルビアの発売は1999年1月。
私がS14を買ったのが1999年3月。
その事実だけでS14を衝動買いした事を激しく後悔する事になったのです。
やっぱり高い買い物は良く調べてからじゃないとダメよね・・・
・・・と痛感したものの、買いかえる訳にも行かずS14に乗り続けていたんですが、9カ月ほどたったある日、大事故に遭ったのでした。
大事故とは・・・
田んぼの間の見通しの良い1本道を快調に飛ばしてた所、路外の民家から4tトラックが急に出てきて、急ブレーキの甲斐無く衝突・・・・そのまま田んぼの中腹まで吹き飛ばされてあえなく全損。
S14シルビアはバルクヘッドから前がどこかに行ってしまったかのように見る影もなくバランバランになってしまったのです。
私はと言えば運がよく、ブレーキを踏んでいた右足親指を脱臼しただけですみました。
買った事を後悔していたS14シルビアとの車生活はこの時終止符がうたれたのです。
この後事故処理や警察関連、勤め始めたばかりの会社への対応など結構しんどいやり取りがあったのですが、過失割合が6:4と辛うじて有利な事故になった事と、なぜか40万で買った車なのに保険査定が70万出たと言うちょっとラッキーな展開に。
その保険差益を頭金にさっそくS15シルビアを買いに行ったのでした!
S15シルビアの事 その1 終り
Posted at 2014/10/02 14:29:28 | |
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