サイドシルとサイドスカートの鈑金・修理①

去年の年末に嫁ちゃんが運転中…
飛び出してきた小学生を交わそうとハンドルを切った際、縁石にサイドスカートをぶつけ凹ました｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
今回スキルアップを兼ね、素人ではありますがDIYで鈑金修理する事に！
鈑金方法は事前にネット・動画で下調べしました。
ちなみに作業は何日かに分けて作業したので、何時間掛かったかは不明です。

鈑金方法は道具が揃いやすいハンダ鈑金で直す事に！

用意したものは…

鈑金用ハンダゴテ
鈑金用フラックス
鈑金用ハンダ
電動グラインダー

殴る用のボルト
タネ上げ
↑スライディングハンマーの代用品、職場で使ってる道具なので、正式名称不明です。

ケレン板
↑60◻︎1㍉厚みの鉄板に穴を開けた物、凹みを引っ張り出す時に使います。

ヒートガン
↑溶接する時に使うフラックスを温める為に使用します。

写真には無いですが、1㍍の金尺…凹み部分の出し具合を確認する用です。

あと使った道具は写真に写ってる物で説明は割愛します。

手順は…まず凹み部分の塗装をグラインダーでしっかり剥ぎます。
ここを手抜きすると後で溶接する時に困ります。

次に…金尺をボディに当て凹みの深い場所を探します。

凹みの深い場所が特定できたら、ケレン板を溶接する為にフラックスをしっかり塗り・ヒートガンで温め、ハンダゴテを使用して溶接していきます。
この時フラックスをしっかり塗らないと上手く溶接出来ないので注意してください。

ケレン板が溶接できたら、タネ上げとボルトを使って叩き出していきます。

少し出しては金尺を当てて出具合を確認し飛び出した過ぎないように凹み部分を出していきます。

ある程度叩き出す事が出来たら、ケレン板の溶接をとり、また凹みの深い場所を探し、溶接・叩き出しの作業を繰り返します。

凹み部分の形状が、ある程度復元できたら次は表面の凹凸を平にしていく為、パテ盛り作業をします。

パテはソフト99の超軽量パテを使用。
硬化剤とパテをシッカリ混ぜ合わせヘラで押し込むように盛り付けていきます。

パテ盛り後、少し時間をおいてパテが固まったらサンドペーパーで凹凸をフラットに整形していきます。

屋外でパテを削る時は、粉状になったパテが風で舞い目や鼻・喉を痛める恐れがあるのでマスクとメガネ等を使用する事をオススメします。

整形後は塗装していく為、マスキングと脱脂の養生をしていきます。
写真ではマスキングが写っていませんが、新聞紙でドア・ホイール・サイドシルの前方を覆ってから塗装してます。

塗装準備が完了したら、下地のプラサフを吹いていきサンドペーパーを掛けた時の小傷を埋めていきます。

プラサフ処理が終わると、いよいよボディ色を塗装していきます。

手順は、ボディ色→ボカシ→クリアの順に塗っていきます。
本来なら塗料が乾いてから2000番前後のペーパーと3000番辺りのコンパウンドで表面を滑らかにしていくのですが、サイドスカートで隠れる場所なので、この作業は省きます。

サイドシルの修復はこの辺で終え、次はサイドスカートの修理に入ります。

サイドシルとサイドスカートの鈑金・修理②に続く…