絵になる男の絵になる音楽

　数年前、アメリカボストンで修行しているとき、フラッとよったHMVで、たまたまこのChrisBottiがミニコンサートをやっていた。客はまばらだった。何だか知らない人だけど、時間もあったので、かぶりつきで、最後まで聴いた。演奏もさることながら、あまりのイケメンにびっくりした。そんなことを考えながら、コンサート終了後も席に座っていたら、隣に彼が座り、声をかけてきた。どっから来たんだ、と聞かれ、日本と答えた。まさか、このコンサートのために？君の演奏を聞くまではそうじゃなかったけど、今はそうだ、と答えたら、満面の笑顔で喜んでくれた。本当のイケメンは笑顔も素敵たった。使用している楽器（なんと私の愛機と同じであった）のことなどを話して、CDにサインをもらった。


最後に彼が、僕は日本に行ってコンサートを出来るくらいビックになれるだろうか？と聞いた。
僕は「Sure！」と答えた。

　当時はそんなにビックじゃなかったんだろう。しかし、今やボストンポップスオーケストラをバックにDVDを出すまでに。共演者をみてもすごい。ビックになりすぎて日本なんか、忙しくて来れないかな。

　いい男は得だな、何をやっても絵になる。いい女がいればさらに。



　共演者が一流だとさらに絵になる。



　シンプルだけど美しいメローディならなおさらだ。



久々にいいものに触れた感じだ。