お局様メモリーズ

大学入って今の家に住み始めてどれくらい経った頃だったか。祖母が引き取ってきたガリガリの捨て猫が育つととっても立派なお局様になってました。そして２０年が経ち、２０１０年２月８日２０時３０分ちょい過ぎ眠るように虹の橋へ行ってしまいました。よく考えたら人生の半分を一緒にいたのだわ…すげーな。

それなりにちょこちょこ撮っていたので、アップしてきます。

私の部屋は離れなのですが、あまり他の家族が入ってこないので彼女にとっては結構いいくつろぎ場所だったみたい。私も自分の部屋じゃ自分のことだけしてるからか、母屋で会うよりも構ってモードでした。

休みの朝にやってきて寝てるから、入れ違いに起きて着替えたパジャマを載せてみた図。匂いがするからか、結構シアワセそうだなｗ

こうしてネットしてる時にちょっと席を立って戻ってくると椅子を取られているのはお約束です。何気に画面見てるよなーよその子みたいにむやみにキーボードに手を出すことがなかったのはありがたかった。

翌日私が休みなのか仕事なのかを的確に読んでました。仕事なのに寝過ごしてると起こしにきてくれたり、風邪で寝込んでると飲まず食わずで傍についててくれたりしてたな。面倒見られてたんだよな…私をニンゲン扱いしてなかったｗ

携帯向けると顔逸らしたりブチャイクな表情になったりでうまく撮れなかったなぁ。これは不意打ちで撮れた会心の一枚。

夏はタラタラｗ
窓開けてればここが我が家では一番涼しい部屋だし、私あまりクーラーつけないので、夏の方がよく部屋に来てましたね。晩年は階段が辛かったみたいでここ２年くらいは来なくなってました。

ジーパンの尻ポケットでパリパリするのが大好きだったなぁ。しかもゴロゴロいいながら。そこまで好きなのか、なぜだ。
布地の手応えが好みだったのかしら…放っておくといつまでもパリパリ☆エンドレスでポケットボロボロになってたわｗ

ちまっと香箱の図。

幼少時の栄養状態からか、若干手足が弱い子だったので、普通のネコのような香箱体勢では不安定でした。だもんでこういう時前足は交差した状態でした。

これは去年の３月のやつ。この辺りで動きがおかしくなって「もしかしたら目が見えてない？」と気づきました。夏あたりからは本当に介護状態でしたねぇ…まさか祖父母より先にネコの介護とは。でもネコは文句言わないから、みんなそれぞれに色々世話してたな。

今までのネコたちは突然いなくなったり交通事故だったりしてたのですが、天寿を全うするのを看取れたのは初めてだったので寂しいけどそれはよかったなぁと思っています。いてくれてありがとうね。