新型軽EVと高速道路

我家の場合、先行予約開始日の翌日(5月21日)に注文をしましたので、今月末には納車を期待しています。
○新型軽EVのWLTCモード(ekクロスEV環境仕様書より)
WLTCモードとは車の燃費を測る国際的に統一された試験方法のことです。
ＥＶの場合１km走るのに消費する電力量で表されます。(⇒はカタログ値)
・総合モード　(WLTC)：124wh/km⇒8.06km/kwh。
さらに、ＷＬＴＣモードは走行速度に応じて、以下の３つに分類。
・市街地モード (WLTC-L)：100wh/km⇒10km/kwh
・郊外モード (WLTC-M):113wh/km⇒8.84km/kwh
・高速道路モード (WLTC-H)：142wh/km⇒7.04km/kwh
○高速道路の急速充電設置数（高速充電なびより）
全国にある高速道路は、65道路です。距離は片道11,136.8km、往復で約22,274km、急速充電器設置数は493台(453ヶ所)、充電器の設置間隔は概ね49kmです。
未完成、充電器未設置の道路は除きますが、充電器の設置間隔が設置目安の片道50kmを超える区間が40ヶ所あります。
片道60kmを超える区間が11ヶ所、さらに片道80kmを超える区間が３か所です。
○新型軽EVの無充電100km高速走行挑戦(佐原三菱/福島日産：youtubeより)
※佐原三菱さんの東関東自動車道、圏央道の走行
出発時100％=158km　冷房24℃オート　マイパイロット90～80km/h設定
佐原51⇒大栄IC⇒湾岸千葉IC⇒神崎IC⇒佐原51=高速98.1km：高速走行残37 km
※福島日産さんの東北中央道上り走行
出発時100％=157km　冷房24℃オート　Eco　e-pedalオフ
福島日産郷野目店⇒福島西IC⇒白川IC⇒福島日産金勝寺店=高速91.9km:高速平均電費7.4km/kwh、高速走行残25％=40km
◎まとめと感想
以上、新型軽EVのWLTCモード、全国の高速道路充電器設置数、100km高速走行挑戦を見てきました。高速道路を十分走行できると思われます。

課題があるとすれば、新型軽EVは30分間急速充電を行った場合、11kw：60％程度の電力量となるため、充電後安全に高速道路を走行できる距離は7km×10=70kmです。
充電器の設置間隔が片道70km以上の高速道路の区間は片道50kmを目安に改善して頂く必要があります。
PS.三菱さん　実証実験が必要です、そろそろ納車よろしくお願いします。