BLITZの車高調について

先日導入したBLITZ ZZ-Rですが、取り付けにあたり、セッティングをBLITZ推奨値(前後共に6mmダウン)に設定してもらいました。
現状、バネレートはフロント4k、リア3kのままです。

この状態における、減衰調整による挙動変化について書いておきます。

F:32,R:32→フニャフニャな足、踏ん張らずにロールしながら膨らむし、かなりトラクションが逃げる。
乗り心地に振るとこうなるのか…

F:31,R:30→トラクションが逃げなくなり、運動性も向上するが、コーナーではそれなりにロールする。
下り坂で強めにブレーキングすると、とっちらかりそうな不安定感が顔を出すので、スポーツ走行は無理。
でも、フロントよりリアを硬くすれば、トラクションが逃げない模様。

F:16,R:12→かなりキビキビ動くが、突き上げや悪路での振動がひどい。
16段以上は公道には向かないのでは…

F:28,R:24→キビキビ走るし、乗り心地も悪く無いが、1cm程度の路面ギャップから、リアの突き上げがきつい。

F:27,R:25→走りが更に良くなった。前後の減衰が違いすぎるのはよく無いのかも。
乗り心地も良くなったが、やはり1cm程度のギャップから、越える時の突き上げがきつい。

ここでコペンを預けたため、減衰セッティングは一旦中断。
折角なので、試乗車の10thアニバに乗ったのですが…
あれ？純正足ってこんなに乗り心地良かったっけ？
って感じでした…

Ｄに聞いても、仕様は変わってないはずと言われますし、なんていうか、純正って本当にバランスいいのね。

ってことで、再度BLITZに問い合わせ。
Q. 結構硬いが、実はサーキット向けの足ですか？
A. いいえ、ZZ-Rはストリート向けの足です。

Q. 特にリアの突き上げがきついけど、リアもプリロード調整できますか？
A. ダンパーを装着する時のバネの縮み量がプリロードになるが、プリロードを０にすると危険なのでやめてください。

Q. 全長調整式は車高を上げてもバネのストローク長は変わらないので、乗り心地は改善しませんよね？
A. コペン用の場合、車高を上げればリアのダンパーの角度が変化し、動きが良くなりますので、リアの突き上げは改善します。

ってことで、ネックになっているのは、ダンパーの角度のようです。
そう言えば、突き上げ改善で有名なトライフォース製車高調も、専用ブラケットでダンパーの角度を変えてるし、Dスポのリアショックロアサポートやシュピーゲルのモーションアジャストアームを装着することで、実は純正足も素敵な足になるのではなかろうか…

まぁ、修理で諭吉小隊が散ったので、しばらく無理ですが…

取り敢えず、元々低いコペンの純正車高に不満が有るわけじゃないし、6mm程度の微妙なダウン量なので、うちのコが帰って来たら、トーやらキャンバーやらの調整が必要ない、リアの車高だけでも上げてみようと思います。