周防祖生（すおうそお）の柱松（はしらまつ）／岩国

周防祖生（すおうそお）の柱松（はしらまつ）という伝統行事です。

江戸時代（1734年?）に疫病で多数の牛馬が死んだことから、慰霊と除災のために始まった火祭りです。
高さ２０ｍに及ぶ柱松へ松明を投げ上げて点火・炎上させますが、なかなか上がるものではありません。

現在では、五穀豊穣や家内安全の「除災」と点火した者に幸運がもたらされるという「年占い」を伴う夏の火祭りとして、町内３地区で伝承されています。

なお、平成元年に【国指定重要無形民俗文化財】に指定されました。

私はこの行事を2001年に開催された『山口きらら博』の会場で見て感動しましたので、写真撮影を兼ねて見物に行きました。


時季は、毎年次の日程で開催されますが、雨天順延があります。
・岩国市周東町中村地区：８月１５日
・岩国市周東町山田地区：８月１９日
・岩国市周東町落合地区：８月２３日
●連絡先　祖生公民館　0827-85-0001

※詳細については、【関連URL】【マップURL】などをご覧ください。


（2003/08/23 撮影）

住所: 岩国市周東町落合
電話 : 0827-85-0001