2015年10月12日
エンジェルハート 実写ドラマ版 第1話感想
いきなり結論から。
点数としたら30点以下 (原作レイプクラス)
エンジェルハート コミック1巻~2巻を100回ほど読み直せ>脚本
細かい感想
キャスト
・冴羽 60点
基本的に外見としぐさを似せるようには心がけていたが、
いきなり丁寧語でしゃべりだす等、全く言葉が違う。
金髪碧眼なのに九州弁(失礼)で話すような違和感。
まあ、完璧を求めても仕方ないので及第点とする。
・香 30点
外見から中身まで何もかも誰????? というところで
香でーす★と言わないと全く分からない。
エンジェルハートの香は戦えば猪突猛進、困ってる人を
見捨てない新宿の天使みたいな人間で、
死後は香瑩(シャンイン)の母親なんですよ?
相武さんは年齢が近いだけで、雰囲気・話し方等イメージすべて違います。
・香瑩 20点
これは酷い。脚本の酷さが際立っていましたが、冴羽に全部守られていて
あまつさえ人質に取られる始末。
原作では一回も負けたこともなく、性格や計画面で冴羽のフォローを
受けてるんだよねえ。
・ファルコン 40点
もうちょっと低くてドスを効かせた声のほうがいい。
あと、冴羽に武器を渡していたのは吹飯モノだった。
拳銃を構えている相手に対してバズーカで対応は ほんと かっこ悪かった。
・冴子 10点
新宿のもっこり署長・・・ のはずが、ちょっと歳を取りすぎです。
ドラマの年齢は38歳で、キャスト年齢が51歳というのは無理があります。
脚本 0点
ドラマと原作では違うのは分かるが、はっきりいって中身がエンジェルハートじゃない。
(天使の心臓)なんだよ。 エンジェルハート(以下AH)の肝は
心臓移植された香瑩に香の記憶を持っているところから始まります。
最初は香瑩に取っては白昼夢のように見せられ、その正体を探しに
新宿に戻り、リョウと再会する・・・という原作。
ドラマでは香瑩に移植された心臓は重要なところで暴れだし、香瑩を
より追い詰めます。
しかも、心臓の記憶というのはドラマにとっては不都合だったんでしょうか。
ほとんど触れていません。
これでは初めて見た人がなんで香瑩と再会できたのか分からないでしょう。
そして一方、香というパートナーを失ってしまったリョウは絶望感と
喪失感に打ちひしがれながらも、香瑩という新たな生きがいを見つけます。
圧倒的な不利な状況でも、一緒に戦ってくれる仲間がいる。
そして、香瑩にもそんな仲間がいる。 ・・・と原作の話。
ドラマでは何もかもが唐突で一切心理描写がないんですよ。
初回最大の見せ場
『会いたかったよ、君に。香の心臓で生きている君に』
も唐突すぎて酷すぎる。なんで会いたかったの?
ただ、会いたいんじゃないですよ。 会いたい理由があるんですよ!
結局、ドラマをもう一度見返しても これ、 AHじゃなくってシティーハンター
なんですよ。 AHが大切にしてる、内面描写が一切合財省かれていて
アクション面に振り分けたらそれはシティハンターになってしまう。
特に香瑩が何度も守られて、人質になって、リョウに助けられるなんて
まんまシティハンターです。
冒頭で書いたとおり、脚本はAH100回読めば何が悪いのか見えてくるでしょう。
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Posted at
2015/10/12 09:45:34
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