これまで3回に渡って綴ってきたW124のハンチングとエンストですが、昨年12月に遂に終結を迎えました。
少し前の話ですが記録のために書いておきます。
W124 ハンチングとエンスト
https://minkara.carview.co.jp/userid/128596/blog/31307127/
W124 ハンチングとエンスト その後
https://minkara.carview.co.jp/userid/128596/blog/31486618/
エンストとハンチング その後のその後
https://minkara.carview.co.jp/userid/128596/blog/31712571/
ここで知り合った方や、こちらから一方的に相談を持ちかけた方など、多くのアドバイスを頂けたことに感謝します。
しかし、こうして終結してみると、横浜は都筑にあるidingさんが素晴らしく、本当にあっさりと解決してしまったといった感じです。経験値の高い専門店はやはり素晴らしいですね。
結論としてはハンチングとエンストに関しては
・ HFMユニット交換(中古品)
・ エアフローセンサーの純正新品への交換
・ イグニッションコイルの純正新品への交換
で完全完治に至りました。
完治した124に乗りこみ、慣らしがてら箱根まで行ってきました。スムーズに吹け上がり、力強く、しっとりとしつつも、アクセルを踏み込むと勇みよく巨体をグイグイ引っ張るこのエンジンは素晴らしく、やっぱイイ!
良い車ですね。ホント。
HFMユニットは最初の段階で修理をしたと報告を受けていたのですが、全然治っていませんでした。
実際にidingにてメカニックの方と一緒にテスターユニットを接続すると、
上記写真 のようにエラーを出します。
ignition dwell angle control output stage, short to ground
が、リセット操作をHFMユニットに入れてもリセットされません。どうやらHFMユニットが暴走して正しく動作していません。となると、そもそもこのエラーが本当に発生していてエラーコードを吐き出しているのか、暴走による結果なのかも怪しくなってきたので、テスト用のHFMユニットに交換してみると、エアフロが壊れていることがあっさり判明したので、HFMユニットとエアフロセンサーの交換は確定としました。
ところで、これは後日談ですが、交換のために取り外した「修理した」と言われるユニットを開いてみたのですが、左写真上部の子基盤を交換された形跡がありますが、
右写真 のように、半田付けが汚く一部分はクラックも見られました。作業品質が低いのと、交換した基盤にも問題があったのではないかと思います。
YANASEのメカニックからも直接聞いたのですが、HFMなどのコンピュータユニットは、YANASEでも新品交換だけでなく、こういった修理を行って対応することもあるそうです。(実際、この作業を行った業者さんは、YANASEさんもお付き合いがあるところでした。
で、諸悪の一因であるエアフロセンサーですが、購入した時点で取り付けられていたものは、ボッシュ製でもなく、ヤフオクなどでよく見かける中華製の格安品でした。
以前のオーナーが交換したのだと思いますが、idingさん情報では、とにかくこの手のコピー品、格安品は程度が悪く、トラブルの原因になるだけでなく、今回のようにHFMユニットなどを壊す可能性があるので、純正品がやっぱり一番とのこと。
一定の品質チェックを受けたものなので、その点でBOSH製よりも純正のほうが一段品質が高いそうです。BOSHのOEM品でも問題ないと個人的には思いますが、今回は確実な純正品で対応してもらいました。(
ここに 実際にこれらの品質チェックした情報がありますね)
イグニッションコイルですが、idingさんによるチェックの過程で面白いことが発覚しました。どうやら、以前のオーナーが交換をしているのですが、3基あるイグニッションコイルのうち、1個だけ交換しています・・・・何故に・・・?しかもちゃんと固定されておらず、グラグラの状態でした。
idingサン情報では、HFMユニットが壊れている原因の一因として、このイグニッションコイルの古いタイプは絶縁がしっかりされておらず(カバーが絶縁体ではない)リークしやすいとのこと。OVPリレーなどが壊れ過電流やノイズからリークする可能性がある。そして結果HFMを壊しちゃう場合がある。ふむふむ・・・
ま、とにかく3基とも新品に変えてもらうのが一番確実なので、ここも新品交換しておきました。
3基あるうち、写真真ん中だけ新型
これが新型(今パーツを取るとこれがやってきます)
これは1995年当時の旧型
以上が最終章の全貌ですが、結果的には相当な時間を費やしましたが、すっきり解決して本当に良かったです。
やっぱ旧車はちゃんとわかってるメカニックに診てもらわないとダメですね・・・
この一件で手を入れたのは結果的に下記になります。
OVPリレー交換 -->中華製の粗悪品だと後程判明。idingさんで純正品へ交換
HFMユニット修理 -->後日この修理は失敗と判明。後日idingさんで交換
フューエルポンプ交換 2基
OVPリレー純正品へ交換
エアマスセンサー純正品へ交換
HFMユニット交換
イグニッションコイル純正品へ交換
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で、これで終わりかと思ったら、年始から新たなトラブルが・・・
なんか冷間時にエンジンルームから変なシャカシャカ音がします・・・
どうやらエアポンプのベアリングが逝っちゃっいそうになってるかんじです。。。
VIDEO
さらに・・・サードシートの収納時に収まるフロアカーペットが濡れてます・・・雨漏りですね・・・
定番のクオーターガラスからの侵入と思われますがこんなところ濡れるのかなー
さらにさらに・・・冷却水のクーラントが減ってる・・・
あ、床にも垂れてる・・・
さてさて・・・
また入院ですね・・・・
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w124 | クルマ
Posted at
2014/01/09 17:18:47