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AE86の4AG-E 16バルブエンジンのファンの整備。

今のところ猛暑でエアコンが効かない不具合は皆無。けどトラブル予防と改めて中身の構造理解と綺麗にしたかったので外してみました。


10mmのボックスレンチ4本でファンと中央の金属構成部品は分離出来ます。


汚い。パーツクリーナーでは落ちない。
KURE エンジンコンディショナーで意外に汚れ落とし出来る様子。


エンジンコンディショナーで1回目清掃。
一度中性洗剤＋お湯で洗い流す。


エンジンコンディショナーで2回目清掃。
ワイヤーブラシでここまで綺麗に。


３番のプラスドライバーで分解ですが、
かなりの固く締まっていますので、しっかり押さえながら作業出来るよう3/8のソケットを購入。


それでも1本はナメました。
ドリルでもんで除去。


皿ビス M6×15（1mmピッチ）4本で分解。


心做しかオイル量が少なく感じます。


パーツクリーナーで中のオイルと汚れを洗い流し、合わせ面に傷が無い事を確認。


高トルクに耐え、確実にネジ締めを行うにあたり、元々の３番ビスとHEXビスの二種類を購入して試しに締めてみましたが、ステンレスHEXビスで。


OリングはNBR S90 1個。


オイルはトヨタ純正部品。
08816-03001 １個。

それぞれモノタロウで購入。


Oリング取り付け確認後、溝に爪楊枝でシールパッキンを塗布。


オイル注入後、自然にエアが抜けるのを5分弱待ちました。


10N→15Nでジワ〜っとOリングを潰しながら割れ面を合わすイメージで対角ジメ。


オイル漏れが無い事、回転が手で回して分解前より直ぐに回転が止まる抵抗感を確認。

今回分解整備して分かったのですが、
エンジン側の回転部分からオイル漏れがあった場合、分解修理は効かない為新品交換になる…かな？な印象。


昭和な時代からあるクレのエンジンコンディショナーが、パーツクリーナーでは全く落ちないエアインテーク内の清掃、今回のオイル汚れコビリつきの除去に有効。

ご参考に。