エンジン コンプレッション（圧縮圧力）の測定

せっかくヘッドオーバーホールをしたので、圧縮を測ってみることにしました。

コンプレッションゲージを購入しました。

まずは暖機して・・・
エンジンを切り、燃料ポンプのヒューズを抜きます。

その状態でセルを回して、ホースの中の燃料を使い切ります。
２回くらい回しました。

続いて、プラグコードとプラグを全て抜き取ります。

まずは順当に１番からいきます。
１番プラグホールにゲージの先端をグリグリねじ込んでいきます。
手で回し込めるところまでで大丈夫でした。

この状態で、アクセル全開でセルを１０回くらい回します。
キュイーン・キュイーン・キュイーン・キュイーン・・・・
もはや悲鳴にしか聞こえなくなってきた…

ゲージの値は…

1Bar=1.019716kgf/c㎡ なので
換算すると　12.95kg/c㎡

ほか３つも同様に計測します。
ゲージを抜く前にゲージのボタンで減圧します。

計測結果は次のとおりでした。
１　12.95kg/c㎡
２　13.15kg/c㎡
３　12.95kg/c㎡
４　13.15kg/c㎡

ちなみに純正の基準値はこちらのようです。
基準値　12.6kg/c㎡
限度　9.0kg/c㎡
各シリンダーとの圧力差限度　1.0kg/c㎡

基準値は上回っていますし、圧力差も0.2なので、なかなか優秀なのでは？


なお、コンプレッションゲージで測ったこの圧縮圧力は「漏れがないかどうかの参考値」とのことです。
４気筒全て近い数字が好ましいとのこと。
もし１気筒どれか低いとするならピストンが原因で圧縮漏れしてる可能性もあるそうです。（Hくんのアドバイスより）


圧縮比がエンジンの「パワー」を指すなら
圧縮圧力は言わば「健康診断」なんでしょうね。


とはいえ、ヘッドガスケットを純正1.2mmからTRDメタル0.8mmにしたこともあり、多少上がったのでしょうか。

自分で組んだエンジンはイマイチ信用できないのでww

ちゃんと数値が出てて良かった！笑


ちなみに盲点でしたが
ヘッドガスケットをTRDの0.8mmにした、つまりハイコンプなので、ガソリンはハイオクじゃなければいけないようですね。
１回レギュラーで満タンにしちゃったので、暫くは回さずに減らして、ハイオク入れたいと思います…