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2015年10月10日 イイね!

人気?不人気??

人気?不人気??いわゆる旧車の人気/不人気というのは、新車当時の売れ行きと必ずしもイコールでないのが気になっていました。マイナーとか不人気と言われるクルマが、当時の記憶ではわりとよく街で見掛けたり、その逆もあったりします。

そこで裏付けとなるのが統計。『自動車年鑑』各年の車種別新車登録台数から、3代目ルーチェの項目を抜き出してみました。世間は連休なのに仕事のようなことをしています。


全部見たい人はこちらへどうぞ
http://www.geocities.jp/motorcity_rally7488/luce/regist1.htm

そして、この数字をグラフに加工してみます。


【考察】
・縦目から横目へのマイナーチェンジの効果は大
・縦目81,914台、横目57,674台。計139,588台(バン含まず)
・セダンよりもハードトップが人気
・新車効果は3ヶ月しか続いていない
・バンは毎月コンスタントに売れている
・モデルチェンジ後もかなり長く在庫車の登録がある
Posted at 2015/10/10 23:51:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ
2013年05月13日 イイね!

縦目=アメリカンという時代

縦目=アメリカンという時代このところ80年代末から90年代にかけてのバニング雑誌を読み返しています。ベース車で言えば50ハイエースとE23キャラバンの全盛期で、エアロパーツの過激さを競うようになる前夜のことです。

10年ほど前は中途半端に古く『トホホ…』と感じたクルマが、今見ると妙に魅力的だったりします。流行や価値観なんて不思議なものです。これだから古雑誌が捨てられない…。


シビリアン純正色のままバスコンバージョン。マイクロバスマニアにはタマリマセン。当時の感覚だと、内装をフルモケットのキャンピングカーにしてポト窓をつけた所で力尽きた仕様。あるいは、外装はお客様のお好みにカスタムします、ということかもしれません。でもハイルーフなんだよな~。日産車体の特装車なのでしょうか?謎です。

思えばバニング、トラッキン、ローライダーに商用車マニア。みんな仲良くアメリカを向いていて、ある意味幸せな時代でした。


230グロリアのバニング。なんとこれ、ベースはメーカー純正のハイルーフ救急車と思われます。
ボディ色にコーディネートしたBAJAが似合いそう。


まだ新車だったE24用のフルキット。素直に縦目ハイエースを選べば…なんて言っちゃダメです。ノーズの延長とカラーリングの効果で、ダッジバンへの化けっぷりはかなりのもの。アンダーシート型エンジンを採用する国産ワンボックス車の宿命とも言えそうな運転席とスライドドアの窓ガラスの下辺の不揃いも、ベイウインドーと塗装の効果で気になりません。EARO?AERO?この完成度の前には些細な事ですね。

縦目やスカイライトルーフ、その後の薄いヘッドライトへのスワップなどのバニングの流行を追うと、トヨタのワンボックス、とくにライトエースあたりはこの手のカスタムをうまく取り入れているな、と思います。残念ながら、後に各メーカーで流行った“アメリカンビレットカスタム”はNGですけれど。

掲載された写真のなかでも気になるのは、ルーチェの縦目でモディファイされたクルマたちです。
アメリカっぽさを演出しつつ、手軽に入手できるパーツとして人気だったようです。

ステップバンはライトベゼルが省略されていたり、ちょうど良さげなところでパネルが分割されていたり、カスタム欲をくすぐる顔なので、気持ちはよくわかります。

こちらはワゴンRの登場を予感させるものがありますね。

そして、アクティにもルーチェの縦目。

もしもTNアクティが先代TN-7の縦目のイメージを継承したら…?という妄想を叶えるマニアックな一台。ファントムグリルを外して縦目のまま純正風に戻した姿を想像してみて下さい。

「とりあえず縦目にしてみた」という雰囲気が残るクルマも多い中、このクルマには明確なコンセプトが見えます。

ジープワゴンのテールライトで前後とも灯火を縦に統一。FORD Fトラックの弟分に相応しい感じです。ベース車や流用パーツの元ネタの判りにくさが見事で、まるで元からこうだった…ような納まり。

近鉄モータースのリンカーンなどでおなじみ、バンパー上の改善ウインカーが泣かせます。正解は2代目プロシード。

実は北米のフォードブランド向けにクーリエというクルマがありますが、グレードダウン感のある2灯への変更には、あまり食指が動きません。実際に北米仕様があるにも関わらず、仮想北米仕様を設定して、それが正規ディーラー車として輸入されていたら…ということでしょうか。オーナーさんにじっくり話を聞いてみたいところ。

そして、トリを飾るのはコレ。

セルシオ顔のハイエースに匹敵する顔面スワップ。う~ん、スゴイ!!

もしもこれらのクルマに昔乗ってた、見た事がある、あるいは今も持ってる(!)という方がおられましたら、ぜひ当時のお話をお聞かせ下さい。お願いします。
Posted at 2013/05/13 00:06:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | デザイン | 日記
2013年04月25日 イイね!

陸の快速帆船 プリンス・クリッパー

プリンスクリッパーの楕円グリルが「気になる」人は多いと思います。

飛騨生コン歴史資料館展示車

楕円グリルといえばBuickのコンセプトカー、Le Sabreなど、ごく少数の例があるにせよ、何物にも似ていない個性的な顔つきが生まれたルーツがどこにあったのか、長年の謎でした。

今回雑誌の連載では「飛行機屋が生んだジェット時代のマイクロバス」としてクリッパーを取り上げています。かつてなく長い時間この顔に向き合った中で「これだ!」と、一つの結論に達しました。誌面でも紹介しましたが、ここで少し補足しておきます。


世界初のジェット旅客機、デ・ハビランドDH.106 コメット (1949年初飛行)

ボーイングやダグラスなどのアメリカ勢とは違い、イギリス製の旅客機です。デザイン画から抜け出してきたような美しい飛行機。主翼の付け根にマウントされたエンジンや段差のない鼻先のスマートさなど、近未来的な魅力があって好きな機体です。

特徴的なジェットエンジンの空気取入口、クリッパーにはこの影響があると思われます。

飛行機のデザインをカーデザインのアイデアとするのは、1949年のフォードのグリルやキャデラックのテールフィンのように、戦後の大きなトレンドでもありました。

あまり知られていませんが、初代クラウンの「逆さブラジャー」グリルもコメットの楕円形の空気取入口をヒントにデザインされています。

昭和27年、BOAC所属機が羽田空港へ初飛来。翌年にはロンドン-東京間の定期便が就航しています。

>占領下で航空機開発の一切を禁じられ、ジェット時代の到来に為す術もなく航空分野から
>離れていた日本の旧航空技術者達は、コメットの銀翼と快音に切歯扼腕したという。

wikipediaより

世界初の快挙と羽田飛来時のインパクト、そしてその後の悲運については、子供の頃に図鑑巻末のモノクロページを夢中になって読んだ記憶があります。

プリンス自動車に移った立川、中島系のスタッフや、クリッパーの組立に関わった昭和飛行機の元航空技術者もコメットの先進的な姿を目にしたことでしょう。クリッパーのミステリアスな楕円グリルには、アメ車的なスピードへのロマンというよりも、翼をもがれた飛行機屋の無念を感じてしまいます。

結局、現在に至るまで国産の大型ジェット旅客機は生まれることはありませんでした。
(小型機では三菱重工のMU300やホンダジェット、ほかに自衛隊の輸送機C-1、哨戒機P-1など、ジェット機自体はいくつかあり、三菱重工がMRJを開発中)

コメットは、日本航空も発注を行いました。デ・ハビランドの輸入代理店は、なんとコーンズ。イギリスですからね!

しかし栄光の時は連続墜落事故によって悲劇に変わります。

高高度を飛ぶ全室与圧キャビンの金属疲労、という当時としては未知の原因により、2度(もしくは3度)の空中分解事故が起こりました。ここで、日航機の発注もキャンセルされてしまいました。
(詳しくはwikipediaコメット連続墜落事故などをご覧ください。)

対策型のコメット Mk. IIIおよびMk.IVはイメージの悪さとライバル勢の台頭によりセールスが振るわず、メーカーのデ・ハビランド自体が買収されてしまいます。

改装型の対潜哨戒機・電子戦機HS.801 ニムロッドがつい最近まで現役だったことを思うと、基本設計自体は悪くなかったのでしょう。

新技術における未知の欠陥を見つける難しさを痛感します。現在飛行停止中のボーイング787のリチウムイオンバッテリーのトラブルが予想以上に長引いているのも、想定外を想定する、という過去の教訓が生きているはずです。

追記)かつて存在したパンアメリカン航空の機体には「クリッパー・アメリカ」などの愛称名「クリッパー・ネーム」が付けられていました。これは同社が戦前に長距離航路をマーチンM130飛行艇などで運行していた名残り。つくづく飛行機に縁のあるクルマだと思います。
Posted at 2013/04/25 18:38:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | デザイン | クルマ

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