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2014年01月13日 イイね!

おしゃべり自動車

おしゃべり自動車ドット絵のように、ローファイなものにテクノ感を感じるのは過去のものとなってしまいましたが、音声合成というのもその一つ。

コンピュータが身近なものとなった80年代は、ハイテク感に溢れていたと改めて思います。

画像は330セドリックの「電子制御燃料噴射付きエンジン」。いま見るとLSIもICも無いのが逆にスゴイ。


三菱スタリオンの純正オプション“ボイスエタックス”

お節介かつウルサイ(w

84年に登場したクライスラーのElectronic Voice Alert(EVA)

カナダで売られていたモデルはフランス語と英語を喋るそうです。う~ん。

しゃべるオモチャと対決!

全然会話になってないのがおかしいです。

この時代をよく現した創作落語「ロボットしずかちゃん」桂枝雀による



英語で演じたバージョンの方が音声合成らしくておかしさが出ているという稀有な落語。



そして現代…

果たしてアメリカでこのCMしてカローラ売れたんでしょうか(謎)
Posted at 2014/01/13 21:35:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 時事 | 日記
2013年12月29日 イイね!

いわゆるサブネーム問題について

いわゆるサブネーム問題について併売車種における、いわゆるサブネーム問題についての仮説。裏づけを取っていないので[要出典]だらけです。ご注意ください。


修正された「ルーチェ」と「ルーチェレガート」の使用説明書










1.トヨタにおけるサブネームの登場
既存車種から派生した新型車のなかで最もよく知られるものは昭和43年に登場したコロナマークIIでしょう。エンジンやボディサイズはコロナよりも一回り大きくなり、側面にはカーブドガラスを採用していますが、前傾したフロントグリルにはキープコンセプトの姿勢が現れています。

実はこのクルマ、当初はRT40コロナのモデルチェンジ案として開発されていました。セダン、2ドアクーペ、バンのみならず、初代にのみピックアップとダブルピックアップがラインナップされている所も、ギリギリまでコロナのモデルチェンジ案として計画された経緯を物語るものですね。


自工、自販首脳部によるスタイル審査が行われた。新しいコロナのモデルと、比較のため元のコロナが一緒に並べられた。その席上で神谷自販社長の口から「これは両方作ってくれ」という言葉が出た。青天の霹靂だった。(略)デザイン部では新しいモデルの仕上げと並行して、コロナのフェイス・リフトを急遽立案しなければなくなった。新しいほうのコロナは、コロナ・マークIIと命名され、マークIIの発売後も、コロナの売れ行きも順調だった。 『トヨタのデザインとともに』森本 真佐男(1984)

トヨタはクラウン・エイトの経験もあるので、コロナ・マークIIの登場時にはきちんと別車種と申請した[要出典]ようです。

2.日産自動車のサブネーム
マークIIに遅れること3年。ブルーバードの派生車として昭和46年にブルーバードU(610)が登場しました。一回り大きい車格や、従来車(510)との併売というスタイルもトヨタと同様です。

日産の派生車種としては、初代セドリックのボンネットを延長して2800ccのエンジンを積んだセドリック・スペシャルがありました。プリンスのグランド・グロリアと共に、別車種ではなくグレード名である[要出典]という認識のようです。おそらく、ブルーバードUも別車種としては申請していなかった[要出典]ことでしょう。

この解釈の違いを、当の運輸省(当時)は苦々しく思っていた[要出典]のではないでしょうか。

3.そしてマツダとホンダ
マツダのサブネーム装着車は昭和48年のマイナーチェンジで生まれたファミリア・プレストと、昭和51年にサバンナのレシプロ版として生まれたグランド・ファミリア、そして昭和52年登場のルーチェ・レガートとなります。

ルーチェ・レガートの場合、既存車種と上位モデルを併売する構図はトヨタや日産と全く同じでした。レガートにはそれを示すエンブレムさえ付いていなかったところがブルーバードUとは違うところです。



CGカーグラフィック1978-1 今月のトピックス 『レガートでなくなったレガート』
マツダ・ルーチェ・レガートの名の下に77年10月4日に登場した車、型式名称C-LA43Sは、今後単にマツダ・ルーチェと通称されることになり、C/Gも本号からこの名称の方を使う。

 理由はまたもや実に下らぬ運輸省の役人的発想にある。C-LA43Sの型式指定時に東洋工業が出した申請書類の通称名欄に、単にルーチェとしか記入されていず、これを理由に運輸省が東洋工業に横やりを入れたからである。

 このため、東京モーターショーのスタンドではレガートの文字はまるで検閲図書の如く墨で塗りつぶされたし、メーカーでは広報資料、カタログの刷直しや、TV-CFの作り直しに忙殺されているという。理由はどうであれ、レガートはレガートでなくなったから、今後C/G誌面にはこの名前はでない。

 続いて本田技研もアコード・サルーンの名称変更を強いられた。理由はレガートの場合と全く同じである。公式的にはアコード・サルーンなる車は存在せず、変わりにホンダ・アコード・4ドア・サルーンタイプとなる。


ホンダの場合は、1976年に3ドアハッチバックで登場した初代アコードに翌年追加したセダンモデルをアコード・サルーンと呼称しましたが、同様に運輸省から横やりが入っています。ダイハツ・コンパーノ・ベルリーナやスパイダーがどうだったのか?と思うと…?これもまた車名「コンパーノ」ではなかったか[要出典]。税務署の追徴課税ではありませんが、マツダ側のミス、というよりは解釈の違い、だったように思います。

運輸省の所管する車検証に記載される車名が「マツダ」でしかないだけに、この頃の運輸省の指導はちょっと厳しすぎた感があります。オイルショックの際に「省エネルギーの観点から生産車種をむやみに増やすのは宜しくない」とした国の方針が未だに残っていたのかもしれません。

ちなみに商標としての「レガート」は今もマツダが保有し、2004年には更新申請も行われています。特許庁の商標検索

マツダが「レガート」の名前に込めた思いが今も息づいているようで、なんだか面白いですね。
Posted at 2013/12/29 17:02:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 調査中 | クルマ
2013年12月26日 イイね!

丸目ルーチェ

丸目ルーチェルーチェレガートの縦目をホンダTNの丸ライトに変えてみたらどうかな…?

あ、アカン…これはキモイ。

お口直しにエジプトの中古車サイトで見つけた丸目ルーチェの画像集です。現地呼称はmazda 929。オーバーライダーは他の輸出仕様と同じく実用性の高そうな黒い樹脂製です。

グリルの横バーがメッキのもの。


日本には存在しなかったハードトップでコーナーリングランプつきの丸目。ナンバープレートにはJORDAN(ヨルダン)と書いてあるように読めます。




なぜか車幅灯がオレンジ色のセダン。サイドモールは後期用??スピードメーターは200km/hフルスケールですね!これだけでも欲しい。




2000MAエンジンですね。サーマルリアクター逃亡?パワステもエアコンもないようでスカスカです。

いずれもセンターの縦バーにはモールがついていません。日本仕様とは少し違うのかもしれませんね。


ところで、丸目のルーチェレガートとグランドファミリア(後期)って雰囲気が似ていると思いませんか?


あ、トルコから輸入した銀色の横グリル、付けてみましたが縦目との組み合わせは正直イマイチでした…。

フォグランプを外してエジプト仕様のようなガンメタに塗りなおせば、もう少ししっくり来るかもしれません。丸目が見つかるまでしばらく保管。
Posted at 2013/12/26 23:46:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 海外 | クルマ
2013年12月15日 イイね!

飛んでイスタンブール

飛んでイスタンブールアジア諸国を何カ国か旅した中で、日本でも見る外車よりも、日本では見られない日本車に毎度猛烈な異国情緒を感じました。そして、海外サイトを巡っていると、稀によく出てくるのがこの見たことのないルーチェ。
(photo from flickr.com All rights reserved by Ahmad S. M.)

教習車顔が採用された国もあるんですね。トミカリミテッドビンテージのおかげで有名になったので説明が楽で助かります。

実は、レガートのパーツリストを入手して真っ先に照会したのが、これら丸二灯関係の外装部品でした。が、もちろん一つも出ませんでした。

しかし、なんと輸出仕様の新品パーツが出てきました。そして、はるばるトルコから日本へと飛行機に乗ってやってきました!非英語圏から部品を買うのはちょっと緊張しますが、高い語学力(ウソ、Google翻訳など)も駆使して無事輸入。関税のことなど、実体験は勉強になりますね。(トルコはEU関税同盟加盟国なので自動車部品の輸入関税は0%ですが、消費税がかかります)

いや、無事ではないな。今回は通関にずいぶん時間がかかったと思ったら、トルコと日本の税関でバッチリ開封検査されていて文字入りテープで再梱包されていました。麻薬探知犬が吠えたかX線検査でヘンなものでも見えたのか…?箱がデカイ割に妙に軽いので怪しいっちゃあ怪しいですね。

他でもちょっとトラブルがありましたが、まぁ日本と同レベルの細かさを要求する方がアレですから、先方と交渉して話をつけます。開封痕があるのでどこで誰が悪さをしたのか分からないし……。

さて、そんな話はともかく、早速取り付け♪まずはレンズから。LA4ルーチェの仕向先別バリエーションで書いたように、ウインカー/スモールのコンビランプには色々あります。


今回実物を手にして、ケースとレンズの組み合わせで「外・橙/内・白」と「内・橙/外・白」両仕様で組める、という面白いことが分かりました。そして日本仕様とは厚みが違う!


車幅灯を内側にして(オーストラリア仕様)、さて付けるぞ~!と思いましたがレンズだけでは付きません。ハウジングに焼き止めされた指示器と車幅灯を仕切る板の突き出し量が違うので、日本仕様のボディに輸出仕様のレンズをポン付けはできませんでした。

輸入したハウジングとレンズを使い、反射板は自作。ガスケットは旧レンズから。ASSY品には電球も付いていましたが、W数も規格が違うので日本のバルブに交換です。(抵抗値が違うのでそのまま点灯させるとハイフラになりました)

レンズの厚みは、こうしないと橙/白の左右組み換えができない為と思います。ハウジング内の仕切りから、レンズだけ買ってポン付け、といかない可能性がある…とASSYで購入して正解でした。買ったのがレンズだけなら軽く詰んでました。ハーネスも短いのでそのままでは接続できず、延長部分を自作。

クリアレンズの裏からオレンジ色の板が当ててあるので、板を抜いてオレンジ色のバルブを入れれば全面クリアにもできますね。

できました。

レンズの奥行きが薄いのでバンパーから少し引っ込みました。ウインカーの主張を減らして顔面のデカさ感を押さえ、マイルドな表情になったような気がします。ちょっと高級感上がった(らいいなぁ)。完全に自己満足の世界です。


グリル編は後日。
Posted at 2013/12/15 23:57:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | パーツ | クルマ
2013年11月16日 イイね!

マツダバンジョーステアリング

マツダバンジョーステアリング昔のネタをお蔵だし。

バスガイドさんのどや顔がカワイイ昭和43年の「はとバス」パンフレットと、ちょっと関係あります。

私のクルマを実際に見た方はお気づきかと思いますが、買って早々にハンドルを交換しました。


元はコレなんですが

この頃のマツダ車の内装は欧州車を意識したのかファミリア(323)、カペラ(626)からルーチェ(929L)までどれも似たような感じなんですね。よく見ると細かい部分で差を付けているのですが、高級車のデザインをたくみにスケールダウンしたベンツ190Eあたりを思うと、マツダは大衆車のデザインありきのようで、どうも安っぽく見えるきらいがあります。

そこで、スペシャリティなコスモAPのウッドステアリングを選択。

どうやらルーチェレガートのオプション扱いでもあったようで、整備書やパーツリストにも「Aタイプ」という名前でその姿が見られました。パーツリストによるとAタイプには38パイと40パイがあったようです。



入手したものはコスモAP用の38パイ。元が40パイなので少し小さいです。


中古品はよく触れるスポーク部分が皮脂で錆びたものが多いです。耐水ペーパーで塗装と錆びを落として修正。

リムは木製に見えて、実のところプラスチックなのでダメージは特になし。角目の117クーペやマークIIなど昭和50年ごろのクルマにはよくある素材です。洗剤とスポンジで洗って完成。木製だったならニスの塗り直しなど色々大変だったと思います。

マスキングしてつや消し黒に再塗装。使用感がなくなってサッパリしました。


そして…スポーク部分にセメダインのメタリックカラーテープ「ラピー」を貼って、いにしえのバンジョーステアリング風にしてみました。再塗装部分は隠れてしまいますが。施工してから4年ほど経ちますが、今も剥がれず耐久性は高いです。

ついでに、ベージュ内装に真っ黒なホーンパッドの組み合わせがコアラの鼻のようで違和感があったので、元のものに交換。サイズは同じでした。というかこの黒いホーンパッド、ポーターキャブ550も同じです。それどころかステアリングコラムのコンビネーションスイッチも共通。高級車と軽トラに同じ部品を見つけて萌え~。いや、萎え~。


さて、ここで冒頭のバスガイドさんの写真に戻ってみましょう。

おそらくふそうのバスじゃないかな、と思いますが、よく似てますね。

このデザイン、実は1930年代に大流行したアール・デコ様式の流れを汲むものなんです。
こちらは1936年式のスチュードベーカーの美しいダッシュボード。

from flickr.com

MGやワーゲンなど戦後にもその流行は続き、ひいては日本のトラック・バスにまで及びました。スポークが弦に見えることから「バンジョーステアリング」と呼ばれます。

こちらは東武博物館の1951年式日産180キャブオーバーバスのバンジョーステアリング。


独立グリルを備えたルーチェレガートのデザインテーマは、古きよきクラシックッカーの雰囲気を現代(70年代当時)に再現、というモダンクラシックだと思うんですね。独特のピラードハードトップも、1941年式キャデラックのBピラーがアイデアとなっています。(マツダやトヨタの思惑は不明。元ネタの1971年式キャデラックがピラードHTで登場した時にはそう説明されていました)


そんなわけで、バンジョーステアリングはピッタリだと思っています。反射光が運転手の視界を幻惑する、ということでダッシュボードからメッキパーツが排除された時代のクルマですが、ここはあえて先祖帰りさせてみました。

プラスチックの嘘木目ではありますが、運転のたびに細かな凸凹を手のひらに暖く感じ、なかなか良いものです。
Posted at 2013/11/17 00:09:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | パーツ | クルマ

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