復活の「Ｊ」

以前ＴＤＡ第１戦で、練習走行中にフロントより異音が発生。
点検したところフロントデフマウント不良と判明、その日は棄権し後日いつもお世話になっている三菱へマウントを発注しました。
納品は早かったのですがやっと時間が空いたので施工です。

まず下から覗くと、フロントメンバーに上側と側面二ヶ所にボルトで固定されています。
良く見ると側面はボルトはあるもののマウントの一部の金属が切れてます…。
しかもマウントを上下すると約２センチ程動き、上側のボルトが効いていないようです…。
これは嫌な予感…。

取り合えずマウントを外してみると…
一部の金属はなく、上側の金属部分はすり減り変形していました。
ボルトは既に吹き飛んでいたようです。

かいちょーうさん情報によるとミニとジュニアでは泣き所のようですね。
部品番号がミニと同じでした。

光で見えにくいですが、マウント切れてます。

新品のマウントです。
いつも三菱の担当者には細かい部品でも快く注文を受けて頂き感謝です。

本来こんな状態です。

比較です。

ＸＣジャパンカップ、ＪＸＣＤ、そしてＴＤＡと今思えば良く持った方だと思います。

新品をあてがってみると側面のボルトは問題なく効いていますが、問題は上側…。

やはりメンバー側のねじ山が崩れておりどうするか…、しかもフロントメンバーとエンジンのドレンパンとの隙間が数センチしかなくどうしようか…。

あれこれ考えて、一番シンプルに今の穴を再度利用してタップを切り直し一回り大きいサイズのボルトを使用し取付け直し。
隙間はパワステ関連の取付けボルトを外してスペースを作り何とか対応。
但し既存の工具では増締めが難しく、パジェロ猫さんに工具を加工してもらって何とか終了。

やっと「Ｊ」復活しました。
でもまた同じようにボルトが吹き飛んだら、次回こそはフロントメンバー交換を覚悟しないといけなさそうです…。

試運転は問題なかったようで、無事復活出来て良かったです。
後は休みですが現在未定…。
自分にとっては６月が第一戦なので、何とか休み確保出来れば出場したいと思います。