鈴 木 浩 之のブログ一覧

刀が重く感じていた。
面倒臭く感じていた。
どーでもいいなー、別に刀に拘る必要も無いな・・・と。

「卒業？」してもいいかな、と。

で、この前酔っ払った時に出ちゃったな。
「思ってもいた事」が。
「刀持ってる」と言うのもメンドーになってた。
バイク乗りは「おお！刀！」って反応するし、バイヤーさんはキラリと目の奥が光る。めんどくせ〜。。。
そんな重〜い、思いに、中古・新古価格の高騰ぶりも拍車をかけてたな。もう昔っから、Z2、CBX、CB750fourあたりは好きでも乗らない（所有しない）と思ってた。極端な話TOYOTA2000GT、くれたとしても躊躇するだろうと思う。ながめているだけでいいのよ。うっとりと眺めて満足するよ、自分は。
刀は日本の歴史的工業製品です・・・みたいな紹介を見たりすると嬉しい反面でげんなりしてたかもなぁ。心の底でね。

そんなこんなで放置しっぱの刀さん、この前、わざわざスケジューの詰んだ日の時間があった朝方に、ちゃっちゃ！と用意してたパーツ交換作業を済ましてやった。
正直、気持ちよかったね。
ああ、キレイになったじゃん⤴　気分アガったね。
ウダウダと降りる理由ばっか探しとったんだな。
降りる降りる詐欺師だな！でも今回は本気!!　とか言って。

要するにバイクまで他人軸で選んどっただけ。それだけ。
他人様のキレイな刀や、ビックリ価格のデッドストックとウチの刀さんを比べてただけ。ガキだな。
堂々と？ボロいポンコツ刀を転がす覚悟が無かっただけ。

刀が、止まらない、曲がらないなんて思ったことは一度もない（そんな領域の走り方はしてね〜もん笑笑）
オートキャンセラーが働いてウインカーが止まった時は、刀というバイクに認められたような気がして「ニヤリ♬」となったもんだ。タンクの造形もシートもハンドル位置も、これほどまでに自分にシックリと馴染むバイクは刀とVスト250くらいだ。

キリンの「Arai白ヘル」に拘るのも止めた事だし、ド・ノーマルの刀にこだわり続けるのもどうなんだ？って今は思う。
とりあえす得意の「貼ったりチューン」でもしてみようか♬

「そう？・・・なら止めればいい」

降りたくなったら降りる。それだけ。
理屈でバイク乗ってもつまらん。