鈴 木 浩 之のブログ一覧

断捨離、終活とゆーものを強く意識し始めた頃に思い浮かんだのはディズニーのピーターパンだった。この先の生き方はピーターパンになることかもな〜。
漠然と感じていた頃に降って来たのがエンジェル、天使だった。
イメージは背中の羽で自由にふわふわと舞い上がりたい。
ピーターパンのイメージ、冒険？永遠の少年？浮かんできたのがティンカーベルだった。イタズラ好きそーで、嫉妬深そうで、落ち着きのない自由な子ども。こっちのが自分のイメージかな〜と感じた。
エリミ姉さんをキレイにしよう❣と思って買っていた桜吹雪のステッカーは、アドレスが家に来た瞬間に、ああ、この子のために用意されていたんだな〜って思った。
なんとな〜く、ウソみたいに、趣味以外の諸々の事も一気に動き出しているような感じだった。
そんな中でもズルズルと引きずっていたのが、マイナートラブル続きのジェベルと、部品の準備だけして全くキレイにする気が起きない刀の事。
酔っ払ってFBで感情をブチまけたら、刀乗りのみなさんからいろんな言葉をもらって
気負いを捨てて、もっと気楽に、リラックスして刀と向き合う事に決めた。同時に車両整理。ジェベルは手放すことに決めていたの。
竹輪刀のアイディアをもらって、す〜さんのちょっとふざけた刀を作ろう❣と、イメージを膨らませて行ったら、何と、金の翼、火の鳥のイメージが降ってきた。
天使の背中の羽ではなく、力強く天空に向かって羽ばたく翼のイメージだ。
でもその時は深く考えることもなく、何気に弁天島ｍｔｇに向かったのだ。刀も快調そのものだったし、いい感じに乗れてる。
ただ、すご〜く緊張してた。走ってる時はその緊張感をも楽しんでいたよ〜な気もしたけど、コンビニで、信号待ちで、海浜公園の駐車場で、緊張MAXで、刀をコカすことを異常に恐れている自分に気付いてしまったのね。

ああ、自分、刀乗りとして終わったな〜。もーたぶん、楽しい気分でこのバイクに乗ることは出来んやろな。

辛かった空の巣症候群から立ち直った年に刀愛好会を知った。スノーボードを始めて趣味を満喫する50代の筈が、何と在宅介護の毎日に切り替わった。行き詰まって体調を崩し寝込むこと一ヶ月。母は病院の入退院を繰り返した後に施設入りした。自分はと言うと、慣れない一人暮らしと変化し続ける職場環境、酒浸りの毎日。メンタルは麻痺して身体は悲鳴をあげていたみたい。何かがブツリ！と切れて、現場放棄・職場放棄してしまった。離職して床に臥せった3ヶ月。なんとか社会復帰させてもらって務めるのが、クーラーの効いた事務室での事務仕事。
何の事はない。あの重いバイクを支えられるだけの体力が無くなっていた。刀に乗るために体力を付けよう！という気力も消え失せてしまった、５３歳の自分に気付いた。それだけの事。
自分がこだわり続けてきたものは、刀というバイクでは無く、キリンという生き方。キリンにはなれない、どっちか言えば、ちょーすけキャラの自分だけど（タヌキな橋本のおっさんでもいーけど笑）バイク乗りは続けられそーな気がする。スノーボードもね♬

まあ、そんな理由で、降りよう❣と。
同時に、買い手が付けられない泥沼のジェベルんを、どーしてもスクラップに出す気にはなれなかったの。
この子とはこれからも付き合う♬🌈

そんなこんなで、よっぱらいおじさんの頭の中は、今日もバイクの事で飽和状態だ。
さ〜、帰宅したらジェベルんに遊んでもらお〜♬🌈