
最近、僕の親しい友人の間で流行りつつある
ソフトといえば「イラストレーター」ですが
「およそなんでも出来る」が先行して
「こんなことが出来る」をあまり言ったことが
なかったのでさわりだけでも。
はい、そこの二人、あなた方のことですよ!
なお、このブログは車には1mmも近くないですが
痛車にはけっこう近いのであしからず。

今回の題材はデスクトップに転がってた、高坂穂乃果の親戚の高坂桐乃です。

まずは素材作りから。
元画像が小さいのでそこそこの大きさにするだけでもドットが荒れてしまうので
イラストレーター(以下 イラレ)の前にSAIにて拡大トレースしました。
左が元画像で右は1m四方のキャンパスで描いてあります。
元画像は見切れていますので頭とスカートの一部は描き足しました。
適当に描いてあるので塗り残しとか頭の形とか
アラをみつけてもツッコまないでください。

出来上がったイラストをイラレのキャンパスに配置しましゅ。あ、噛んだ。
真ん中には今回の作業用に設定した80cm×108cmの黒い四角があり
この四角を「アートボード」といいます。
イラストをトレースしたときに目一杯解像度を上げて描きましたので
この絵の実寸は2mくらいあることになります。
イラレでは元画像からキャラのみを切り抜くこともできますが
その場合のキャラの大きさは元画像データの大きさにしかならないので
ポスターサイズの拡大には適しません。
なお、この場合の画像データの出力ははPNG形式(不透明度有)で
この形式だと実際に色のついているところだけ画像データとなります。
JPG形式だと白い四角い紙に描いたキャラを切り取る必要があり
手間が増えることと切り口で実線の太さが変わってしまうことがありますので
手に入るならばPNG形式がオススメです。

アートボードの大きさに合わせてイラストをおよそ80cmまで縮小しました。
キャラの大きさが決まったところで今回のデザイン用にキャラデータをコピーして
貼り付けておきます。この時点で桐乃1は桐乃2の下にあることになります。

べべん。
桐乃1の透明度をさげるとこんな感じに。

桐乃をずらして重ねます。このほうがすごく手間をかけたっぽいからです(笑)
さらに背景用に色つきの四角を描いて桐乃の下に配置します。
基本的には後に書いたものが上に重なってしまうので
この場合は桐乃を「最前面に配置」しなおしました。

「テキストツール」で文字を入れました。文字を最後に作ったので
現段階では一番上にあることになります。

またまた桐乃1と桐乃2を最前面に持ってきました。
この状態での重なり方は上から「桐乃」→「透明度を落とした桐乃」→「文字」
→「濃いピンクの長方形」→「薄いピンクの四角」となっています。
なおアートボードからはみ出ている部分は画像データにする際に
切り捨てることができますので端が合っていないとかは気にしません。

これだけだと少々さみしいので、なんとなくタイトルを入れましょう。
この文字に関しては桐乃に被っていませんので一番上のままです。

完成です。原寸は80cm×108cmの大きさになります。、
今回のアートボードは僕のプリンターに入ってる用紙のロール幅108cmにあわせてるので
画面で見えているままの鮮明さでプリントすることができます。
パソコンの壁紙などを作るのであればモニターの解像度でアートボードを設定すれば
そのままの大きさになりますね。
あえて120%程度大きくデータを作っておいてイラレからJPG画像で出力したあとに
希望の大きさまで縮小するのも綺麗に仕上げるコツです。
イラレ、楽しいですよ!
じゃあ、そういうことで。
Posted at 2014/11/25 20:03:37 | |
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