
JPF本戦当日です。
会場となるコスモスポーツランドに到着して
まずすることは旅の荷物を車から降ろして
車をトライアングル仕様にするところから。
まわりのチームはドアを外したり
この競技用に作ったドアへ交換したりと気合い充分ですね。
僕はというと普段からほぼそのままの仕様で
走っていますのでさほどの変更はありません。
珍しくタイヤの空気圧を調整したくらいです。

荷物を下ろした後は競技参加のための車検を受けます。
「ランクル三銃士」も車検会場に見えましたね。
今回の北海道からエントリーは
ソーダファクトリーからはオーバー73クラス優勝の僕ら
「トリプルエックスSSK」とアンダー73クラス優勝の「うし。きり。ゆう。」、
それにオーバー73クラス優勝じゃない「ランクル三銃士」と
アンダー73クラス優勝じゃない「レッドラインJKK」
この4チームで共に船で旅をしてきました。

アンダークラスは2チームともJPF初参戦ですね。
「レッドラインJKK]のクマちゃん、頑張ってー。
「走るかぁ~!」って言って、「走るかぁ~!」って。

車検終了後はコースの下見。
JPFは他のチームが走っているところを見ることができず、
走行前と走行後で完全に隔離されますのでコースを見れるのは下見のときだけ。

朝のコース状況に対して他のチームが走ったあとにどれだけコースが荒れるか
また荒れていた場所がそれだけ慣らされているかの読みもコース攻略には不可欠です。

おおっ! 久しぶりに見たよ「ふじくんノート」。
あいかわらず書いた本人にしかわからない、セキュリティ充分な内容ですなー(笑)

下見タイムが終わると痒くもないのに開会式です。
そしてMCはやっぱりこの人
開会式で噛んだのは5回!
船で自分の部屋番号もわからない!!
寝起きの目つきはほとんどガチャピン!!!
北海道発のにくい奴、アジアの噛み姫まのめっち!!!!

あ、トライアングルに限らず四駆界の重鎮よっしーさんじゃないですか。
おはようございます。
今日もカメラマン、ご苦労様です。って参戦だよね?
お手柔らかに~。

競技が始まると昼休憩までパドックには戻れないので、出かけるときは忘れずに。
JPFルールでは午前中に行われる第一セクションと第二セクションを予選とし
各クラスから規定により定められたチーム数が午後からの第三(決勝)セクションへと
進むことができます。

僕らの走行順は第二セクションの二番手、まだコースが荒れる前の下見とそれほど
かわらないコンディションで走ることができます。
が、ここで僕がポールタッチで失格。
第二セクションはポールタッチ続出の厳しいコースでした。がっかり。

次に挑んだ第一セクションは下見の時点よりコースが荒れていて苦戦、
滅多にやることがない牽引までさせられる始末。
この後、ジムニーのS専務がロックセクションにてポールタッチ。

ソーダ代表のみノーミスでゆうゆうと走ってましたね~。
さすがです。

「ランクル三銃士」で意外にもJPF初参戦のマモルたんも画像で見る限りは善戦したようですね。
マモルたん、ほぼこのままで北海道から富山まで走ってるんです。アホですね~。
帰りも幌を張るとかその予定はないそうなので君はもうここまで来ただけで「敢闘賞」をあげるよ。

「ランクル三銃士」彗星のおさーんもいい走りをみせてくれたのではないでしょうか。

ここのチームは北海道でも選りすぐりの四駆乗りばかりですからね、まったく・・・
おい! レンズキャップついたままだぞ!

その彼らにしても午前中のセクションは二つとも失格。
コースが厳しいのか僕らが下手なのか。
北海道的トライアングルから比べると「なぞなぞ的」なコースではありますね。

「レッドラインJKK」も初参戦ながら善戦したようですね。
北海道四駆界では新勢力のレッドライン、大舞台も経験してこの先がますます楽しみです。
いろんな意味で。くっくっく。
なお「うし。きり。ゆう。」はカメラマンが動画を撮っていたので写真は無いです。
午前のセクションが全て終わった時点で北海道チームでゴールをすることができたのは
「うし。きり。ゆう。」の1セクションのみ。その他のチームの決勝進出はほぼ絶望的でしたが
その「うし。きり。ゆう。」も決勝には届かず。
そしてそこでさらに絶望的な一報が。
「帰りのフェリー、荒天により欠航」
さて、第四セクションの始まりです(笑)

JPF関係者の方々や友人達にちゃんとした挨拶もままならず会場を後にしました。
会場を出たところで作戦会議、元々は敦賀~苫小牧東に乗船予定でしたが
南からの低気圧を振り切るために北上することにして船が動きそうな
太平洋側で帰ることになったものの比較的近い仙台は時間的に間に合いません。
さらに北上して八戸を目指すことにしました。
北海道チームは途中で高速道路組と下道組の二手に分かれました。
完全に個人の趣味ですね。
高速を900Km弱走るか、それとも下道を600Kmちょっと走るか
僕が選んだのは下道組で僕のほかには彗星のおさーんとパジェミのユウ人、
それにウシとキリです。
知らない道を走るのは大好きですし、どうせ走らなきゃならないのであれば
楽しく走りたいですからね。行ったことの無い街並みが僕を待っているはずです。

で、八戸に着きました。
道中は暴風雨だったりしましたが秋田でコンビニに寄った以外はほぼノンストップ。
とまって何かを食べたりすると居眠る自信もありましたし。
道南に帰るので青函フェリーに乗る彗星のおさーんとは十和田の手前で別れまして
八戸到着は5時ちょっと前で高速組との時間差は1時間弱だったそうで(笑)

八戸到着時のトリップは1155Km、これは北海道を出発してからの距離ですね。
久しぶりにトリップメーター一周しました。
その後は八戸~苫小牧西のフェリーにいつもよりも強めに揺られながら船旅となりました。

無事に北海道着岸。

後半やばそうだったふじくんと全体的にやばそうだったじゅん(笑)

船をおりると程なく雪(笑)
さて、3年ぶりに参戦することが出来た2014JPFもいろんな意味で波乱でしたが
無事に帰って来ることが出来ました。
JPFに関わった全てのみなさまに感謝します。
また今回は久しぶりに北海道からの参戦チームが多いということもあり
初参戦の方も含めての大所帯で楽しい旅をすることができましたし、
ごくごく近しい友人とも一緒に旅ができてよかったです。
JPF参加の際にはいつも思うことですが全国で同じ競技に身を置く者として
普段は交流することのできない人と会えるのも北海道という閉鎖地域のなかで
細々と活動している僕のような者にとっては貴重な経験となりました。
また参加できるように精進していきたいとおもっておりますので
その際にはよろしくお願いいたします。

チーム北海道、サイコー。
あ、写真撮る前にボンネット立てればよかった。
じゃあ、そういうことで。