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2015年10月06日

長崎あんでるせん訪問記

長崎あんでるせん訪問記 長崎の隠れた観光地として、知る人ぞ知る「四次元パーラーあんでるせん」

ここはあらゆる分野の著名人も訪れる、とっても不思議なスポットなのです。

喫茶店なのに2ヶ月先まで予約が埋まっていると聞けば、その人気の高さが伺えます。

伝説となっているマスターの久村氏が繰り広げる驚愕のマジックを、自分のこの目で確かめてみたいと思っていました。


クリスタルボウル演奏会で何度かお世話になっている「みんなの広場」主催による、一泊二日の長崎ツアーが開催されるという情報を入手し、これは願っても無いチャンスと思い、迷わず申し込みました。

最近、願っていたことが実現するスピードが速くなっているのを感じます。
おかげでお金の出ていくスピードもかつてない速さですが(笑)

でも今の自分がやりたいこと、したいことにエネルギーを費やすのは間違っていないと思うので、好奇心は常に持ち続けたほうが良い結果に繋がっていくのではないかと思います。


あんでるせんのシステムを知らない方のために簡単に説明しますと、昼の部と夜の部の完全入替制で、昼の部の場合11時に入店し、各自メニューの中から食事を注文。

全員が食べ終わってお会計も済ませた後、14時頃からマジックショーが始まる。という流れです。
 
マスターがキッチンで約30人分の料理や飲み物を作ります。店内を仕切るのはマスターの奥様です。
 
カウンターの左端に座った私の位置からは、ホンの少しですがキッチンの一部が見えました。

サンドウィッチを作っている時、パンと具を重ねた後、馴染ませるためにすぐにカットせず少し置いておくのですが、紙おしぼりを被せて乾かないようにしていました。

チョコレートパフェを作っている時、上に飾るフルーツは包丁を使って丁寧にカットしていました。
当たり前と言えば当たり前なのですが、あとで繰り広げられる衝撃シーンに比べると、意外とアナログな手法で調理しているんだな、と感じました。


以前聞いた話では、なるべくショーの時間を長く確保するために、早く出せるお薦めメニューに○印が付いていたらしいですが、今回のメニューはご覧の通りどれを頼んでも問題なさそうでした。


私を含めたカウンターの5人は全員ビーフカレー。

軸のねじれたスプーンで口に運ぶと、手造り特有の優しい味のするカレーでした。具は長時間煮込んでいるからでしょうか、あまり大きなものは残っていませんでしたが、しっかり辛さもあり、量も見た目より多く、食べているとなんだか幸せな気分に浸れるお味でした。

最後はスプーンでこそげるだけこそいで、舐めたような器で下げてもらいました。
もしパンがひとかけらでもあれば、本当に舐めたように綺麗に出来るところでしたが。

「綺麗なお皿は料理人への最大の賛辞である。」

というような言葉を聞いたことがあるので、元調理師の自分は作ってくれた人へ感謝を込めて実践するようにしています。(もちろん美味しかった場合に限りますよ)


ドリンクはトロピカルマンゴージュースを頼みました。

あんでるせんは待ち時間が長い事でも有名だそうです。
今回も全員が食事にありつけたのは入店後1時間以上経っていた頃と思われます。


お客さんが食べ終わって食器が下がり14時をまわった頃、奥さんの指示に従ってカウンター席の後ろに椅子を並べて立見席をセッティングします。

カウンター席だった私の背中には、後方からの並々ならぬ熱気を感じました。

全員の立ち位置が決まるといよいよ本日の主役、あんでるせんのマスターがカウンターの中に登場です。

※ショータイム中は撮影禁止の為画像はありません。想像力を働かせてお読みください。


黒縁のメガネが似合うダンディーな出で立ちで、時おり前後に体をゆすりながら話す口調はとても優しく、会えただけで何故か「良かった~」と思わせる波動を感じる不思議な方でした。(これはうさぎのせつこさんに初めてお会いした時にも感じました)


(先着の予約順で)カウンター席に座れた6人はお手伝いを頼まれますが、後ろの立ち見席でもくじ引きで全員に参加のチャンスがあります。

指輪を手の平の上で角度を付けながら少しずつ立たせたる。
箱の中に入れて別の場所に瞬間移動させる。

お札を指の上に立たせる。
それを空中で意のままに操る。

タネのあるマジックなのか超能力なのか。
未知の領域にグイグイ入り込んでしまいます。

マスターの柔らかい語り口調による話術で「集団催眠」にかかっているのかと一瞬自分の目を疑ってしまうのですが、なんとか理解しようとして頭で考えても無駄なようです。
ただ目の前で起きていることを素直に受け入れるしかなさそうです。

でも実際にはアミも言っていたように、「地球人の大半は催眠術にかかり眠ったままだ」ということが本当だとすると、マスターは逆に「起きろ!」という意味も込めて、ビックリさせるようなことをしているのかもしれません。

お客さんが選んだカードを当てるなんてことはホンの小手調べ。
初対面の人の名前、生年月日、配偶者の名前、異性の好みまでもお見通し。
場合によってはその人の将来のパートナーまでも見えているそうです。

よく「他人のオーラが見える方」がいらっしゃいますが、オーラには個人情報が記録されているという話を聞いた事があります。もしかするとマスターはそれを読み取っているのかもしれません。

スプーン曲げを生で見たのも生まれて初めてでした。

ココでマスターからのアドバイス。

ユ○ゲラーのように「曲がれ!」とスプーンに対して命令するのではなく、「曲がった!」と過去完了形で既に曲がった姿をイメージするのがコツなのだとか。
ペラペラのスプーンよりもっと硬いはずの五寸釘も全く同じで、直角に曲げたあと真っ直ぐに戻してしまいました。


イメージのちから。


何をするにしても、「完成した時のイメージが頭の中に浮かんでいる」というのはとても大切なことだと思います。
想像力は創造力と同じだとよく言われますし。

今この世に存在している物は、全て「想像の結果」であって、決して行き当たりばったりではないと思うのです。

創造主と人間は程度が違うだけで実は同じ力を持っており、人間もいろいろな物を創り出していますからね。

今の自分には将来のビジョンが明確でない部分があるので、そこは何とかはっきりせねばと思っています。



今回のショーで観客が一様に驚いていた「予言ネタ」もすごかったのですが、私がいちばん驚いたのは物質を自由自在に変化させる技です。

カウンターの脇に置いてあった花瓶は、コーラの空き瓶ですが縦横比がどう見てもおかしいです。これもマスターが引っぱって伸ばしたようです。
金属と違い、ガラスはゆっくりやらないと割れてしまうそうです。


観客から預かった千円札を畳んでクリップにとめて置いておくと、掛け声とともに一瞬で一万円札に変化。
広げると一万円札によく似たコーヒー無料券(一万円分・本日限り有効)
お札の偽造は犯罪ですからね(笑)


10円玉の大きさを500円玉と同じ大きさにしたかと思うと、今度は豆粒みたいに小さくしてしまいました。
トランプを入れた箱が中身ごと小さくなったり、真っ白なトランプが一瞬にして全て印刷されたり。

100円玉をかじって食べてしまったかと思えば、破片を胃の中から戻し、フッと息を吹きかけて元のかじる前の100円玉に戻す。

ブスっとボールペンを刺した紙幣、ペンを刺したまま穴の位置が移動、抜き取っても穴は残っていない。
常識では説明が付かないまさしく超常現象の数々。


なんとなくですが、私たちの居るこの3次元の世界は「幻の世界」だという意味が分かったような気がしました。
物質はそこにあるように目に見えていますし、目を閉じて触ってみても確かに存在しているのですが、見えていない時、触っていない時、つまり自分の五感で感知できない状態では自分自身で存在を証明することは出来ない。というような話を読んだことがあります。

「有るはずだ」という不確定な思い込みこそが、すべてのベースになっているのではないかと思います。人間ほど暗示にかかりやすい生き物はいないとも言われます。

時間が過去から未来へ一方向に動いているのも実は幻みたいですしね。あるのは「永遠の今」だけだという。


この世は結果の世界とも言われます。
原因の世界はというと、目には見えないけれど確かに存在する心の世界のこと。

私達はいずれ死んであの世(心の世界)に帰るわけですが、そこは時間の制約が無く、原因が即座に結果を生み出す世界だと言われています。すなわち心に描くものが時間を置かず直ちに実現するわけです。

有り難いことに、現在私達がいる世界は原因が結果を生み出すのに時間がかかるようになっています。
そうでないと正しい心の使い方を知らない未熟な人達によってめちゃクチャになってしまいますから、神の配慮があるということなのでしょう。

ただし今のままでは間違いなく地球が破滅に向かっているであろうことは、何となく多くの方が感じていると思います。

正確には人類の破滅なのですが、地球は人類が居なくなった後に再び悠久の時を経て「美しき緑の星」に生まれ変わるのかもしれません。

みんなが本気になれば、今からでも間に合うと思います。



あんでるせんの話に戻ります。


ルービックキューブ、自分は高校生の頃に夢中になり、当時6面揃えるのに40秒を切るタイムを出したことがあります。
しかしそれは動かし方の法則を暗記しているのと、時の運が為せる技でした。

マスターも最初は普通に1分くらいかかる方法を説明していました。
手で動かす方法には物理的な限界があるものです。

しかしこのマスターが本気を出すと1秒、いや正確には「まばたきする瞬間」で揃ってしまいました。
このタイムはルービックキューブの国際大会(現在の公式記録5秒台)ではきっと公認されないのでしょうね。

「一度も回さずに揃えるなんて不可能だ!」
などという「科学的な理由」で。

あの技を見てしまうと、例えば「テーブルの上に裏返ったカードの図柄を書き換える」ことも可能なような気がしてきます。透視しているように見せかけて、裏側では瞬時に図柄だけが入れ替わっているというわけです。


ボードに描かれたハンバーガーの写真から、本物が出てきました。かつて同じようなマジックをストリートパフォーマーのセロがやっていましたよね。
セロは最近メディアに登場していないのでどうしたのかと思っていたら、11月に東京でライブを開催されるようです。
魚の入った水槽の中にセロが横からガラスを突き破って手を入れてしまうパフォーマンスも見れるのでしょうか。私はあれが一番インパクトがあって好きです。


あんでるせんのマスターも、本当はもっとすごいことができるのではないかと思います。
でも後ろの方でイスの上に立って観ているお客さんが、ショックのあまり落ちてケガでもしては大変ですので、支障の無い程度に力を抑えているのではないかと思います。

世のため人のために超能力を使う人が増えたら、地上もきっと楽園になる日が来ると思います。
そのためにまず必要なのが、奇跡を起こして人々の注意をひいたイエス・キリストのように、聴く耳を持つ人たちに気付きを促すというアクション、なのかもしれません。あくまでも一つの方法としてですが。


ショーの合間に挟まれる思いやりにあふれた人生訓のようなお話と、爆笑オヤジギャグ。
目が点になる超能力と、ユーモアあふれる小道具を使ったマジックが次々と繰り出され、3時間近いショーがあっという間に感じられました。


テレビ出演のお話はお断りしているそうです。
テレビはトリックを使おう(インチキしよう)と思えば、いくらでもできてしまうからつまらない、というのが理由みたいです。

マスターが言いたかったのは、「テレビは嘘が多いから気を付けなさい」、ということなのかもしれません。いろいろな意味で。


私達人間には普段表に出ない驚くべき能力が隠されていて、それは「練習すれば誰でも自分のモノにすることができるんだ」ということを、はるばるショーを観に来られたお客さんに気付いてもらうことも、あんでるせんのマスターの使命なのかもしれません。

「そんなこと自分には出来るはずない」という気持ちがほんの少しでも残っているとどうなるかは、映画matrixでネオがジャンプ・プログラムでビルからビルへ飛び移れなかったシーンを思い出してみて下さい。


ネオのやってやるさ、見てろよ、という意気込みは空振りに終わってしまいました。
私のように頭で考えてしまう理屈っぽいタイプの人間も、飛べない可能性が高いような気がします。

心を解き放つには、まず好奇心を抱いた自分を信じることから始めてみたいと思います。


集中力を高めるには折り紙が良いそうです。

ハサミを使わずにすべて1枚の正方形の紙から作られたという作品が、多数展示されていました。
地元の方のお話によると、あんでるせんでは昔は折り紙教室を開いてらしたそうです。


ショーが終わると、希望者にはサイン入りのお土産販売の時間があります。

マスター作、オブジェと化したスプーンとフォークは各300円でした。

購入者にはマスターの指先から、自分の頭のてっぺんに向けてパワーを注入してもらえます。
静電気よりも大きなバチッとした音が響き、全身がビクッと震えました。

パワーの正体は空間に無限に存在するエネルギーだと思います。
それを集めて今まで見てきたいろいろな現象を起こしているのかもしれません。

地球に負荷をかけるエネルギー問題なんて、とっくに解決方法が見つかっているのに、「お金にならない」という理由で闇に葬り去られているのが現状です。目覚めよ地球人!




最後にマスターとガッチリ握手をして、私の場合は「適職」に関するアドバイスを頂いてお別れをしました。

私もマスターに質問したいことが山ほどあったはずなのですが、「マスター、芸能通ですよね~!?」などとわけのわからない感想を言うのが精いっぱいでした。それくらい芸能ネタも多かったのです。



ちょっとでも不思議な世界に興味がある方なら、多少無理をしてでも行く価値は絶対にあるお店だと思います。自分はぜひまた行きたいです。というか、行きます。



今回の長崎あんでるせんツアー、思いきって参加して本当に良かったです。



長文駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。


おまけ

トイレに貼られていた言霊。



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