エンジンマウントの交換

ここ一年ほど前から発進時のクラッチの繋がりが明らかに滑らかさに欠けていることに気づき、直近の半年間に至ってはアクセル・ON／OFF時の空走状態に感じる不規則な振動や長距離走行した割には意外と燃費が伸びない…etc　（※細かい違和感については、後ほどパーツレビューで紹介いたします）
と悪いこと尽くめでしたので、クラッチ由来の不具合ではないと判断し、残る原因はエンジンマウントと断定し交換することにしました。

ちなみに当方、トゥインゴ３歴は7年。走行距離は80,000kmを目前にした個体であります。
…で、まずは作業に取り掛かりやすい右側のマウントの交換から。
ガレージジャッキでミッションケースを当てがい、16mmと18mmのディープソケット でナットを緩めたら、ジャッキを軽く上下させると外せます。
なお、作業過程についてはTwinCarloさんの整備手帳を参考させていただき、18mmナットは105N、16mmナットは62Nでそれぞれ締め付けました。
画像はすでに交換が済んだ状態となります。

【新旧比較(右側)】
右：新品
左：旧品

その差は歴然、ゴム部分の潰れ具合は明らかです。

しかも…

一部、千　切　れ　て　ま　し　た　…

そりゃぁ、あちこち違和感出ますわなwww

引き続き、左側の交換に入りますがこちらは少々厄介。
マウントにアクセスするにはエンジンルームの換気ファンを取り外す必要がありますが、マウントのナットを緩めるにはファンのブラケットが邪魔となるのでこちらも外して、右側の時と同じ要領で交換です。

画像は換気ファンのブラケットを外して、新しいマウントが装着された状態です。

【新旧比較(左側)】
右：新品
左：旧品

右側ほどではありませんが、ゴム部分の潰れが確認できます。
なお、右側のようなゴムの断裂はありませんでした。

続けて、エンジン下部に取り付けられているトルクロッドの交換に着手しますが、車体にウマを掛けて寝そべりながら取り外しに掛かりますが、工具に力が入れ難くボルトが全く緩められずに敢えなく断念www
近々、作業環境を整えてから再度挑むことにいたしました。