
1回目は倉敷でATディーゼルセダンを試乗したものの、街中で営業マンも乗っているためアクセル踏めずたいしてエンジンや走行性能がはっきりわからなかったため、地元のディーラーで再度試乗することに。
50分くらい乗って30分ほど友達とだべったので車の感じも結構わかりました。
10点評価でいきたいと思います。
『エクステリア』 外観などのデザイン及び機能性 7点
GGからGHと続き今回でGJになるわけですが、だんだんとヨーロピアンな感じが増して来ていると思います。
また、今回は一段と高級車オーラが漂っています(笑)
フロントノーズはランエボに似たデザインですが、CX-5のフロント部分がそのまま移植されたような感じですね。まぁ、CX-5をセダンにしたらこうなる、といった感じでしょうか。
個人的には好きというほど好きなフロントマスクではないですね。
倉敷ではレッドのカラーリングでとても色合いがいいと思いました。この赤なら乗ってもいいかなと思わせてくれる色でした。
タイヤが今回19インチなので見た目はいいんですが、あとの維持費が辛いかと思いました。燃費で稼げればいいんでしょうけども。
発売前から言われていたサイズの拡大ですが、全幅は6cm、全長は10cmの拡大となっています。全幅は倉敷で乗ってみたらそれほどでもないかなと最初は思いましたが、2度目しっかり乗るとやはり車幅の増加は6cmといえどちゃんと感じられます。また、バックはバックカメラがないととてもバックで駐車なんてものはしたくないですね、、。
とりあえず、田舎道には辛い車幅と言えるでしょう^^;
『インテリア』 内装のデザイン及び機能性 9点
外観の幅は語られるものの室内長はあんまり語られてないですね。
室内幅は4cm広く、室内高は1cm狭くなっており、前列シートの大きさは0.5~1.5cm小さく後列シート真ん中小さく、左右は大きくなっています。(MSアテンザとの比較です)
実際運転席に座ってみると広さは十分確保されており、友人と3人で後列シートに座りましたが、膝が前シートに当たることもなく、肩が当たるか当たらないかくらいの距離でMSアテンザよりはかなり余裕で座れる広さになっています。
とにかくシートはゆったり座れるようになっていました。
トランクもかなり広くなっていて驚きました。後部座席を倒せば3人川の字で寝れますw
装備品ですが、今回デュアルエアコンが採用されていてさらに高級感が増してますね。
メーター類もGHアテンザ、MSアクセラ譲りの感じで特に文句がない仕上がりでした。
CX-5で見られた安っぽさも払拭されていると思いました。
メーターが180kmまでしかないのが残念(´Д`。)
『エンジン性能』 トルクやパワー、滑らかさ、技術など 5点
乗ったのはATのディーゼルでしたが、自分としては結構評価低いです。
トルクやパワーですが、CX-5のときのような勢いがなくかなり乗り味をマイルドに振りすぎているかなと思いました。
これではせっかくのトルク42kgがかなり勿体無いし、いざ高速とかで加速しようと思った時の初動が遅いかなと。
アクセルベタで踏みましたがあんまり勢いというかターボ感もないしこれNA?って感じでした。
これはコンピューターでどうとでもなるんでしょうが、自分としてはCX-5のようなトルクの出方の方が好きだなぁ。
MTだとまた違うんだろうか。
『走行性能』 走りのフィーリング及び操作性 8点
エンジンには結構ストレスが溜まる走りでしたが、走行性能に関してはハンドルの応答性や直進安定性が文句なしでした。
また、車重も重さを感じさせない軽さがある走りでした。MSアクセラと軽さは似てますね。
あとは4WDがラインナップにない点が×
『乗り心地』 乗り心地のフィーリング 9点
乗り心地ですが、最近のマツダ車特有の硬さの乗り心地で悪くないです。MSアテンザは逆にやわらかすぎましたね。新型アテンザくらいのサスペンションが走るのはちょうどいいです。コーナリング時のロール感もちょうどいい。
また、静粛性はほとんど無音に近いですね。高速で走っていてもロードノイズもそこまで気になるほどしないし、気持ち良いですね。
ただ、一点激しく残念なのがアクセル踏むと同時にエンジンのカラカラ音がする点が×ですね。静粛性がありすぎるせいでエンジン音(ディーゼル特有)がうるさく感じてしまう点は結構気になります。
自分の場合購入意欲がこのせいだけで8割がたなくなりました。
ディーラーの人はディーゼル特有の音ですね、と言ってましたがCX-5でもしてたか忘れました(汗
『燃費』 燃費の満足度 不明
自分が乗ったときはアクセル踏み過ぎのせいもあるでしょうが8~9kmでした。
カタログ値では驚異の20kmを実現していますが、実燃費が気になるところですね。
もし、実燃費で17kmくらい行けば全然文句なしかと思います。
『価格』 7点
今までのアテンザの価格帯からいったら結構金額が上がってますねぇ。
300万オーバーだと買うのにも結構勇気がいるので価格が上がるのは消費者から言ったら上げないで欲しいというのが本音でしょうが、こういったクルマ作りをしてくれているマツダにならそれも仕方ないかと妥協してもいいかなと思うところです。
『総合』 7.5点
自分としてはこの車は山走る車、走れるような車じゃないという点とやっぱりMSアテンザと比較すると馬力やスピードレンジが違うので、新型アテンザへの乗り換えはないですねぇ、自宅田舎だし。雪も降るから4WDじゃないと不安だしなぁ。
山走るのにも今のMSでも少しでかいと感じてる部分もあるし今回の新型アテンザをでかくしたのは一長一短かと思います。
まだまだ今の自分にゆったりカーは向かないなと改めて思いました。
40や50代になったら新型アテンザみたいな車もいいと思うんだろうか。
まぁ、そんなことは神のみぞ知るところですねw
とりあえず今回の新型アテンザは良くも悪くもデカイ!
次期MSが出たら考えよう。
すでに新型にディーゼルレーサー…最大出力400ps以上が出るらしいが非常に気になりまくりんぐw
