
今日はアテンザを預けにディーラーに行ったついでにNewアクセラを試乗してきました。
乗ったのはHYBRID-Cとセダン15Cで1台50分ほどかけて試乗しました。
10点評価でいきたいと思います。
『エクステリア』 外観などのデザイン及び機能性 9点
☆HYBRID-C & ☆セダン15C
ハッチバック、セダンともにフロントマスクは現行アテンザをコンパクトにした感じでパッと見どっちかわかりにくいですが、自分としてはアクセラの大きさのフロントマスクはとても好みです。
アテンザに引き続き高級感が出ていると思います。
乗る前はMSアテンザより車幅小さいんだろうと勝手に思っていたんですが、乗ってみると車幅が結構大きく感じ、あとでカタログ見ると
アクセラ 全長×全幅×全高 4460×1795×1470
MSアテンザ 全長×全幅×全高 4470×1780×1430
MSアテンザより15ミリ大きいんかいw
峠も走ったんですがどおりで横の草に気を使うわけです^^;
ですが、現行アテンザのことを思うと山道などの狭い道を走る面では気は楽です。
『インテリア』 内装のデザイン及び機能性 9点
☆HYBRID-C & ☆セダン15C
室内幅は車幅が大きいことからMSアテンザとほぼ変わりがないですね。
内装や後部座席等は座ってみたりじっくり見てないので一部何とも言えません。
内装は無駄なものは特になく、ドアノブあたりの作りはとても好きなデザインで高級感があると思いました。
メーターパネルカラーも白を基調に作られていて、GHアテンザのようなイルミネーション的な色ではないので個人的には少し寂しく感じました。
ハイブリッドに搭載しているアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(メーター前にある速度計)ですが個人的にはあった方がいいと感じました。
メーターの速度計は逆にこれがあると速度計が見づらく感じてしまいます。
走るならあった方がいいですね。
7インチのセンターディスプレイは、スマホと連動できたりできるようですが、自分がスマホじゃないのでフル活用はできないようでした。
近未来的で嫌いではないですが、これがあることによって社外ナビを付けることができなくなるのが×
ほとんど使ってないのでどれくらい使いやすいかなどはわかりません。
シートは硬すぎず柔らかすぎずといった感じで悪くないように思います。
若干ですがホールド性もあるのが○
『エンジン性能』 トルクやパワー、滑らかさ、技術など 9点
先に乗ったのはハイブリッドを乗りました。
☆HYBRID-C
エンジンスターターを押してもエンジンがかかったのがわからないほど静かでした。
シフトも最初なんじゃこら??と思いましたが扱いはいたってシンプルなものでゲーセンにありそうな感じで安っぽさもあるけど、わかりやすさのあるシフトでした。
走り出しもとにかく静か。
ロードノイズしか聞こえてこないですね。
で、踏み込んでみる。100kmまでは普通に良い加速します。プリウスに乗ったことがないので比較ができないのが残念ですが、ハイブリッドの印象はとにかくパワーがないという印象が大きかったのですが、このアクセラに乗ってみるとそこまでパワーがないという感じは受けませんでした。
アクセル開度はアテンザほど踏み込まずとも前に進むのでやはり現行アテンザは流石に絞りすぎだと思いました。
AT車のようにシフトショックもなく、とてもアクセル開度を機敏に変えてもぎくしゃくする感じがありません。
非常に至ってスムーズなので誰が乗っても乗りやすい車だと感じました。
☆セダン15C
1500ccのAT車ということで2000ccのハイブリッドと比べるとどうなのかと思いましたが、ハイブリッドよりはよく走るなと思いました。
アクセルも1~3段階位あるみたいで、アクセル開度0~50%が1段階、50~90%が2段階、90~100%が3段階な感じで最初アクセルベタにしたつもりでも え?こんなもん?1500ccって・・・。やっぱハイブリッドより走らんのか?と思って何回かアクセルベタで走るとようやく100%のミートポイントがあってめっちゃ奥やんwってなりました、、。
フルスロットルだと流石に速いですね。1500ccでもいい加速するなと思いました。
ATの変速ショックはハイブリッド乗った後だと結構感じますね。
ATの軽四とそんなに変わらない感じがしました。
パワー感は1500ccといえど悪くないと思いました。
『走行性能』 走りのフィーリング及び操作性 10点
☆HYBRID-C
エンジン性能も思ったより良くて驚いていますが、走行性能は今回10点付けました。
まず、
足がすごく良い!(・∀・)ですね。
CX-5や現行アテンザの時に感じていた突き上げがなくなっています。
峠も少し攻めましたがピッチングがなく、ロールも大きすぎない万能な足といったところでしょうか。
とにかくコーナリング性能が高い。
足だけではなくスタビライザーの最適化もちゃんとなされているのがその要因でもあるかなと思いました。
また、前々からマツダ車には思っていますが、シャシー性能が高い点がこの足回りの良さをさらに引き立てている最もたる要因でしょう。
シャシーの剛性力があるから横Gをそれなりにかけても車がかなり粘りますし、走っていても怖さがありません。
今まで乗ってきた車の中でも個人的に一番気に入った足回りの出来だと感じました。
ハンドリングもクイックさはあまり感じず、どちらかというと少しマイルドな感じだと思いました。
ただ、ハンドリングがだるい感じではもちろんなく、ちょうど気持ちのいいアテンザより気持ちクイックなハンドリングといったところでしょうか。
ブレーキの効き具合もとてもしっかりしているにもかかわらず、AT車特有の10km未満の時のカックン現象がありませんでした。
とにかく誰が乗っても不満が出ない乗り味だと感じました。
これはサーキットで是非どんなものか走ってみたいですね。
☆セダン15C
足回りやハンドリングはハイブリッドと同じでした。
シフトがミッションのシフトっぽくなっていました。
ブレーキは10km未満のブレーキは少しカックンなブレーキですね。
高速走行時はよく効いていると思います。
『乗り心地』 乗り心地のフィーリング 10点
☆HYBRID-C & ☆セダン15C
乗り心地ですが、凹凸のいなし方がとてもいいです。
段差では当然跳ねるようなことはありませんし、CX-5や現行アテンザの硬さがなくとても良いと思います。
『燃費』 燃費の満足度 不明
☆HYBRID-C
ハイブリッドは瞬間燃費が60kmと出たりすることがありましたが、走行燃費は不明というかあてにならないと思ったので見てません^^;
カタログ値では30.8kmとハイブリッドらしい燃費力なのでそれだけ走れば文句なしかと思います。
☆セダン15C
こちらも走行燃費は見てないですが、カタログは19.6kmなので1500ccで19kmはいい数値ではないでしょうか。
『価格』 8点
☆HYBRID-C
アクセラの車両価格が237万~262万で
プリウスは217万~334万
ハイブリッド車の価格帯としては悪くないと思います。
☆セダン15C
車両価格が171万~184万と200万円切っており、軽四から言えばプラス20~30万円で買えるので悪くはないんじゃないでしょうか。
『総合』 8.6点
現行アテンザは走るステージが限定される感じがありましたが、このアクセラの仕上がり具合はとてもいいと思いました。
とにもかくにも
『ポテンシャルが高い』車だと思いました。
静粛性もやっぱり最近の車は高いですね。
走りに関してもサーキットを想定すればハイブリッドは少しパワーが足りないなと思うものの、走っていてとても楽しいと感じさせてくれる車でした。
そう思わせてくれるのはあのボディデザインの良さと足回りやシャシーの良さが一番の影響でしょう。
いやぁ、ほんと燃費も良くて走るのが楽しい車って
ホント最高だね!!
軽四の代わりを考えるならアクセラハイブリッドは選択肢として全然アリだね。
ちょっと軽四と比較したら大きさがあれだけどお金の面を無視したら欲しいクルマですね。
お年寄りや腰痛持ちの人が乗っても乗り心地がいいしロールも少ないので良いと思いました。
ここまでくるとせっかくなので2000ccのアクセラも乗ってみたいですね。
今後XDが1月に発売ということで個人的にはアクセラのXDはとても楽しみですね。
CX-5のじゃじゃ馬感が合わされば、サーキットはとても楽しい車になりそうな予感がします。
スロットルの開き具合がアテンザよりには流石にならないと思いますが、予想としてはCX-5とアテンザの中間な仕上がりになりそうな気がします。
マツダがあんまりいい車ばかり作ると愛車のMSアテンザの良さが薄れてくるのである意味で悲しいというw
これも時代の流れと進化があればこそなんでしょうが、マツダには今後とも良い車、乗って楽しい車を作ってほしいですね。