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疾風-001のブログ一覧

2015年05月30日 イイね!

足回りのセッティング Part.3 【初アライメント調整編】

アライメントツールがやってきたので早速調整。

土曜日は雨が降ったのでブロックや合板の下準備のみしておいた。













トレッドとホイールベース幅からブロックを置いたけど、メジャーでトレッド実測したときは、1m63cmくらいあっておかしいな?と思ってブロックその幅で置いたらやっぱり遠かったっていう。


調整当日ブロック乗せ時





ブロックに乗せるときジャッキ上げる際に前後移動するからちょっとヒヤッとしたね(´ε`;)

とりあえず水平出しはかなりきっちりしたつもりなので、これで車高もちゃんと計測できる状態になった。

ハンドル固定と自分の分身も乗せてタイヤも新品を付けて徹底して実施。


THE変わり身の術




★調整前車高寸法(ライドハイト、GL)

右フロント:352ミリ、662ミリ、指2本分


左フロント:356ミリ、666ミリ、指2.2本分


右リヤ:353ミリ、669ミリ、指2本分


左リヤ:346ミリ、656ミリ、指1.6本分



右リヤがやっぱりかなり落ちてる・・・。左右差7ミリ。


とりあえずリヤ側の対処は考えてなかったのでフロントの微調整で左フロント側を3ミリ下げると・・・

<変更前>
右フロント:352ミリ、662ミリ、指2本分
左フロント:356ミリ、666ミリ、指2.2本分
右リヤ  :353ミリ、669ミリ、指2本分
左リヤ  :346ミリ、656ミリ、指1.6本分

 ↓

<変更後:左フロント3ミリダウン>
右フロント:350ミリ、660ミリ、指1.9本分
左フロント:354ミリ、664ミリ、指2本分
右リヤ  :350ミリ、667ミリ、指1.8本分
左リヤ  :344ミリ、655ミリ、指1.4本分


<結果>
右フロント2ミリダウン、左フロントも2ミリダウン(左右差4ミリから変わらず)
右リヤ3ミリダウン、左リヤ2ミリダウン(左右差7ミリから6ミリで1ミリ減)

右リヤが上がってくるかと思ったけど全体的に2ミリ下がっただけっていう。
たぶんこの状態からの車高合わせはかなり難易度高いと断定。
ちょっと左右のリヤスプリング変えてみるか、アジャスターのラバーシート増設するかしないといけないかも。
それかアジャスターを直巻き用に替えるか、どっちにしろリヤの左右差7ミリは結構でかいと考えてるからなんとかしないとねぇ、、。




そして本題のアライメント調整へ


<調整前>
・トー 
   フロント 左 0°17”(アウト側)
     右 0°12”(アウト側)
    リヤ   左 0°30”(イン側)
         右 0°35”(イン側)

・キャンバー
   フロント 左 1°47”(ネガ側)
     右 2°00”(ネガ側)
    リヤ   左 2°00”(ネガ側)
         右 2°10”(ネガ側)


アライメント調整するつもりで車高いじったけどリヤキャンバーはあんまりズレがないという驚き。
他はだいぶ狂ってたけど。

★リヤキャンバー
<左リヤ調整前>


<右リヤ調整前>


<左リヤ調整後>



<右リヤ調整後>




★リヤトー
<左リヤ調整前>



<右リヤ調整前>



<左リヤ調整後>


<右リヤ調整後>





リヤ側はラテラルリンクのネジの緩める回転方向がわからず苦労したのと、キャンバーカムボルトが固くて緩めるのが大変だった以外はすんなりできました。




★フロントキャンバー
<左フロント調整後>



<右フロント調整後>




★フロントトー
<左フロント調整後>



<右フロント調整後>




調整前から一番問題視していたフロントキャンバーは案の定調整にかなり時間を要しました(´・ω・`)
アッパーアーム部を調整するためそこへアクセスする工具がなく、緩めすぎるとジャッキダウン時に最大ネガキャンになり、固く締めすぎると調整ができずに困るという悪循環。
ナックルとアッパーを外して調整するしかないのでそれ用のアクセスできる工具を購入。
今後は多少調整時間が削れるだろうと思う、、。
トーはステアリングロッドのナットが錆びて固着?してたせいか、これも非常に回りづらくなっていて緩めるのに苦労した。
グリスアップと適当な強さで締めたので次回の調整はかなり楽になるだろうと思う。




ついでにダンパーの縮みストロークがどんなもんか確認しといた。

<左>


<右>


<左計測:21ミリ>


<右計測:27ミリ>



リヤダンパーは一番短くしているが、それでもまだ全長が長いくらいかな。
おまけに車高差が効いて約6ミリ誤差。
伸び側はだいぶストロークに余裕があるけど、これは確実にバンプタッチしてますね、、。
乗り心地がリヤが結構ゴツゴツしてるなと感じていたけど、多分これが原因な感じがする。
まぁ、バンプタッチ=悪っていうわけじゃないし、このダンパーの場合バンプタッチを前提とした構造にしてるんだろうけど縮みストローク的にどれほど確保しとけばいいものか。
バンプタッチするからバネレート上げるっていうのも良くないみたいだし、ダンパーをショート加工するか複筒式にするくらいしか思いつかん。
サブタンクは物が高いしラリーじゃないからいらないしで(´・ω・`)
とりまダンパーストロークより車高の均等化の方を重視しているところではあるのだが。
これもちょっと知識を増やさないとなぁ。





最終的な車高とアライメント調整後のステータス


★アライメント調整後

・トー 
   フロント 左 0°06”(イン側)
右 0°06”(アウト側)
リヤ 左 0°10”(イン側)
右 0°10”(イン側)

・キャンバー
   フロント 左 1°30”(ネガ側)
     右 1°30”(ネガ側)
    リヤ   左 1°35”(ネガ側)
         右 1°35”(ネガ側)

★車高
<アライメント調整後>
右フロント:353ミリ、662ミリ、指2本分
左フロント:354ミリ、664ミリ、指2.本分
右リヤ  :352ミリ、666ミリ、指1.7本分
左リヤ  :344ミリ、655ミリ、指1.2本分






<右フロント>


<左フロント>


<右リヤ>


<左リヤ>




フロントは左右差が2ミリ以内で問題ないがリヤ側の左右差を対処する方法としては右リヤを下げるしか現状なさそうだな。
ただあんまり下げるとフロントも下げないと前後比が取れなくなるので最悪はアジャスター変えたほうが良くね?ってなりそう。
状況限定なら荒巻より直巻きの方が良さそうだし、一般に同じレートなら直巻のほうが荒巻よりも荒れた舗装路での乗り心地は良いみたいだし、最悪は直巻き化だな。




<アライメント調整後のフィーリング>
直進安定性が上がったのとハンドルが軽くなった。
直進安定性はリヤキャンバーを寝かせたことによる要因。
ハンドルはキャンバー起こしたから? 不明。
この間乗ったインプっぽい動きになった。
リヤの地面を掴んでいる感じは減ったけど、逆に曲がりやすくなって踏んで曲がれば結構安定する感じ。
トラクションコントロールの効きも以前よりはかからない感じにはなった。
ただ、ダンパーのせいかわからないけど、もう少し路面を掴んでいる感覚は欲しいと思った。
もう少しトーインで調整してあまり変わらなければ、リヤキャンバーを1°40台でセッティングしてみるか。
フロントはスキール音が変わらずきついコーナーでは出る。
グリップ的には悪い感じはしなかったけど、リヤキャンバー調整後にフロントの状態が悪ければフロントも1度40台くらいでちょうどいいかもしれない。



★今後の足回りの調整
・まずは車高を合わせたい。特にリヤ。フィーリングに変化が左右で出るようなら潔く直巻き化しか逃げ道がないのかもしれない。
・減衰上げたことによりフロントのバネを16k→14kで峠とサーキットの両立をしたほうが幸せになれるかもしれない。ハイパコの取っておくべきだったなぁ、、。
・最終的にアライメントで持っていく必要があるが、バネ14kにしたらまた変わってくるし直巻き化したらまた変わるかもでまさに夢幻地獄である。
とりあえず走らないと分からない点が多いから、今のセットアップである程度走ってちょこちょこアライメントいじるのがいいのかもしれないが。
あとはF、R減衰MAXで走ってどうかってところで見切りつけたほうがいいのかも。





初のアライメント調整で特にリヤの調整は面白くてやりがい感じました。


フロントは今のところめんどいですが、リヤ側はなんぼでも調整してやれますね。


朝9時からやりだしてほぼノンストップで片付けまでやって18時だからやっぱ車いじりの最初は時間かかりますわw


まぁ、でも思ったより楽しくてよかった。


特段トラブルもなかったし。


また調整したい。




Posted at 2015/06/02 00:45:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | アテンザ | クルマ
2015年05月24日 イイね!

足回りのセッティング Part.2 【車高編】

ダンパーのことを書こうと思ったけどそれどころじゃなかったっていうw


平成27年 5月7日  総走行距離:133,713km 

【プリロード調整4ミリ→2ミリ(2ミリ減)】
ホイール:TE37
タイヤ:アドバンスポーツ
空気圧:2.7k

☆サスペンション車高寸法
フロント赤リヤシート~黒リングナット間
左54ミリ→52ミリ
右60ミリ→58ミリ

・ソフト感を出すためにプリロードを4ミリから2ミリに下げてみた。一度0ミリにもしてみたが異音が出だしたのとシッカリ感がなくなるためプリロード2ミリに設定。よりシッカリ感を出す場合4ミリの方が良い。

----------------------------------------------------------

平成27年 5月23日  総走行距離:134,596km 
【車高確認 & 左リヤ調整】(自宅)
ホイール:TE37
タイヤ:アドバンスポーツ
空気圧:2.7k
溝:半分
変更内容:フロントのアンダー対策とリヤグリップにまだ余力があると思ったため、フロントをもう少し使えるようにリヤ車高を上げてみた。また、左リヤの車高落ちが気になったので合わせて調整してみた。

★車高確認 (ホイールセンターからフェンダーまで、レイズキャップ全経25ミリ)
↓調整前
・フロント  左:357ミリ 右:359ミリ
・リヤ    左:341ミリ 右:348ミリ

↓左リヤアジャスター間37ミリ→40ミリ(3ミリアップ後)
・フロント  左:358ミリ 右:359ミリ
・リヤ    左:343ミリ 右:349ミリ
左リヤが2ミリ上昇したが、リヤ左と右でまだ差がかなりあるためさらに2ミリ上げてみた。

↓左リヤアジャスター間40ミリ→42ミリ(2ミリアップ後)
・フロント  左:359ミリ 右:358ミリ
・リヤ    左:345ミリ 右:351ミリ

左リヤ寸法


測る場所が平面じゃないので若干のばらつきがあるが、左リヤを結構上げても予想以上に車高が上がらないためスプリングのヘタリなどが考えられる。
現にH26年最後に調整したときは左右345ミリだったが左リヤが下がって車高のバラつきが発生してしまっている。フロントのアッパーアームを純正に戻したためフロント車高がだいぶ上がっているからという可能性もあるが。
アスファルトのできるだけ平坦な場所で計測してみた。

★車高確認 (ホイールセンターからフェンダーまで、レイズキャップ全経25ミリ)大佐山
・フロント  左:356ミリ 右:358ミリ
・リヤ    左:344ミリ 右:349ミリ
★地上からフェンダーまで
・フロント  左:654ミリ 右:656ミリ
・リヤ    左:650ミリ 右:655ミリ

<走行インプレッション、フィーリング他>
左リヤ車高を合計5ミリアップのみだが、走行フィーリングはかなり良好な状態になった。
結構なリヤ下がりにしていたせいで、リヤグリップに割きすぎてフロントの荷重がかなり減ってそれでアンダーがかなり出ていたと思われる。
あとはフロントの軽量化も相まってさらにそれが助長されていた状態だったんだと思う。
おかげで前後同調がだいぶ取れた感じになって4WDらしい走りに戻った。

地上からの寸法だと前後ほとんど誤差がないが、ライドハイトで計測すると9~12ミリほど前後差が発生。ライドハイトを前後で20ミリ以上差をつけた場合、かなりアンダー頻発車両になる可能性大。
今の自分の車の状態だと、3ミリ以上8ミリ以内での調整が一番前後グリップバランスが取れそう。
フロントの軽量化がかなり効いてるせいで、今までの合わせてきたセティングはまったくあてにならなくなっている。
軽量化に伴って再度前後の車高とアライメントの見直しが必要だと思った。

それから問題は左リヤの車高が全然上がらない点。
とりあえず最初3ミリアップさせてもライドハイトでは2ミリしか上がっていない。
レバー比換算で言うと1.4×3ミリなので4.2ミリは理論上上がるはずなんだが。
左右差がまだ大きいのでさらに2ミリ上げてみるが左右差6ミリから変わらずで、そんなわけがないのでアスファルトの平坦な場所で再度計測。
それでもリヤ左右差当初7ミリから5ミリ上げて、左右差2ミリしか変わらないっていうのは異常すぎる・・・。
5ミリのレバー比換算で言うと実際は7ミリは左リヤの車高が上がるはずなのだが、全く上がらない。
特段左リヤに重い物体を置いているわけでもないんだけどなぁ(´・ω・`)
アジャスターの余裕もだいぶなくなってきているので、これ以上はあまり上げられないっていうのもあるし、これには正直参った(T_T)




左側


右側



左フロント



右フロント



左リヤ



右リヤ




やっぱり左リヤはあれだけ上げても指2本ギリギリ入らないくらいで、右リヤは指2本でちょうどなんだけどな。
普通はすんなり入るレベルで上がっているはずなんですが、、。



あとは一緒にダンパーストロークもついでに確認したけどおもろいことになってたっていう(笑)


まぁ、これは再度車高調整したのでまたそれに合わせて書きます。




とりあえず、軽量化したら車高バランス考えろってことと、せっかく4WDに乗ってるんだから4WDらしい走りを見いだせってとこですかね。



あとは限界を見限るな、限界を上げるための可能性について模索しろって感じです。



FRのことはわかりませんが、4WDセッティングの奥の深さは走っていろいろやってみるたびに『おぉ!(笑)』という驚きとわくわくがありますね。



しかし本当に好きじゃないとここまで普通の人はしないでしょうw



普通の人はタイムが~とか限界が~とかそんなこと言いませんからね^^;



でも走るのが好きな人はせっかくなんでいろいろやってみてほしいと思いますね。



時間もかかるしやってみてやっとわかることは多々ありますが、ますますその車が好きになると思います。



しまいにゃめんどくせーかっこ笑いになることもあるかもしれませんが、自分の思った通りのセッティングが出来た時の気持ちは思わず車内でにやけることうけあいです(笑)



という感じでアライメントツールを買ったしいろいろやって自社オリジナルセッティング出します!

会社持ってねーだろって突っ込みはなしでw




12月まで忙しいわぃ(´ε`;)



Posted at 2015/05/24 22:57:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | アテンザ | クルマ
2015年05月18日 イイね!

足回りのセッティング Part.1 【キャンバー編】

久しぶりのブログですね。



最近は走る仲間が増えてかなりの回数山を走るようになりました。



また、理由はそれ以外にも足回りのセッティングが現状の状態が気に入らなくなってきたので、それの再チェックと再調整に伴ってかなりこの1ヶ月で走りこみました。


ドライブだけで1ヶ月1000kmくらいイってますね(;´д`)


合わせて現状のダンパー性能なども把握する必要もあったので、峠最恐の鷲羽山なども走りに行きました。



いずれも現状を知らなければ国際サーキットで狙ったタイムが出せないのと、山でも安定して自分の思い通りイメージ通りの走りができないのは辛いので、足回りの内容把握を今回徹底して解析する必要があると判断しました。




まず、現状の気に入らない部分・・・


1.コーナリング中の限界が低い・・・以前から少し感じていたものの、純正足のインプやXYZ車高調スパイダーに乗ってはっきりとこれは実感しました。トラクションの分厚さが決定的に違いましたねぇ。

自分のアテンザは内輪のトラクションがどちらかというと薄い。

外はフロントキャンバーの恩恵があって途中からでも外輪はもう一段粘りがある感じだけど、この粘りがS字で変に働くせいか、車の動きが『クンッ』という勢いで角度を変えるのに違和感を覚えていました。

これは前に備北で走った時も体感していてなぜそうなるのか気になっていました。

自分のイメージはもう少し挙動がなめらかに動いて欲しいという部分が有りこの点が気になっていました。あとは、上り道でアンダーがかなり出てくる問題の解決。




2.コーナリング中の違和感・・・1と混在しますが、コーナー手前でブレーキ踏んで曲げる動作をした際、コーナーの向きに対して車がリヤを少しスライドさせて曲がった時に車の『グッ』と踏ん張る瞬間の縦に向こうとする瞬間、縦のトラクションばかり働くような感じになっている点。

これは正直説明しづらいです、、。

踏ん張るのはいいけども車の挙動にマイルドさがないせいで、それこそクセがあるような感じのため改造車というかチューニングカーというイメージがすぐ湧きそうな感じですかね、わかりやすく言うと。





そしてまず怪しいと思ったのがフロントキャンバー。

キャンバーボールジョイントをつけてからハンドリングやコーナリング具合からずっと2度で維持してきましたが、キャンバーについて改めて少し考えてみました。

まずキャンバーをつけることで外輪の接地面積を増やすのが目的で基本的にキャンバーをつけると思います。

安直にキャンバー=コーナリング限界を上げるということに直結するかどうかは厳密に突き詰めていくと自分の車の状態(タイヤ、ロール量など)に合わせて角度を変える必要があると思います。

また、昔から思っていましたが逆に内輪は接地面積が減るのでは?と考えていました。

自分のアテンザはフロントの軽量化、ダンパーの減衰引き上げ、タイヤ(サイドウォール剛性が高いタイヤ装着)などしてきました。

そして、ここで少佐さんのアテンザに乗った時(純正バネFキャン0度、Rキャン2度)のイメージを思い出しハンドルを切った時のフロントタイヤのトラクションの感じを思い出し比較して、やはり自分の車との動きは確実に違うということも思い出しました。

フロントの軽量化、ダンパーの減衰引き上げ、タイヤ剛性高で本当に2度のキャンバーがいるのか?という点から試しに純正アッパーアームに変えて走ってみました。







結果は・・・







考えていたとおりキャンバーの角度のつけすぎで車の挙動にクセが出ていました。

純正アッパーアーム(キャンバー0度)にしたことで元々のメーカー基準値(厳密には車高調で車高を落としてあるので違うんでしょうけど)通りの設計した操作しやすい動きになったと思いました。

また、キャンバーでよくやりそうな落とし穴がタイヤの削れ具合によるキャンバー調整。

確かにタイヤもひとつの目安になりこれももちろん無視できない部分でしょうが、どちらかというとこの部分は今回の件を考えると二の次な様に感じました。

フロントはハンドルを切るためサイドウォール付近まではキャンバーをつけようが削れるし、タイヤの削れ具合を見てキャンバー調整する場合、あくまでも操作に影響しない程度がいいんじゃないかと思いました。

自分もタイヤがサイドウォールくらいまでちょうど摩耗してるから2度でずっといいかと判断したのもひとつの原因でしたしね。

その変えたことによる突出してくる部分というのが、前に出しゃばってくるとほかの要素との絡みをかき乱す要因になって返って悪くなるような気がするので、あくまで自然に感じる範囲内がやはりベストだと感じました。





とりあえず峠を走って今まで2度にしてからしなかったスキール音が久しぶりに出ましたね。

タイヤが使えている証拠でしょう。

1のコーナリングの限界ですが、トラクションが内輪にもかかる感じはわかって、いつもアンダーが出やすい部分が少し解消されていたので気持ちグリップ限界は上がったとは思いました。

サーキットでは前回備北行った時に気になった最終コーナーのトラクションのかかりも実はこいつが原因の可能性はあるんじゃないかと睨んでみたが果たしてどうか・・・。

2のコーナリング中の違和感についてはまったくおさらばしとりました(笑)とにかくだいぶ乗りやすい、イメージ通りの動きとほぼ言っていいくらい変わりました。

ハンドリングのだるさが戻るかと心配していましたが、それもなくクセがなくなったおかげで運転しやすいし、今まで気にしていた部分が解消されたおかげでもっと攻めることが可能になりました。

また、角だけでなくタイヤ全体で受け止めるようになったので、乗り心地がかなり良くなりましたね。

ここまで乗り心地に変化出るとは正直思いませんでした。

動き的には少佐さんのアテンザにアライメントがほぼ同等なせいか動きは近いように感じます。

途中車高でまた調整するか?とも考えたりしていましたが、あれだけ鷲羽山やいろいろなところ走って綺麗に調整したのにまた別の地獄めぐりするのかと考えたら気が滅入りそうになったので、アライメントでダメだったら考えるようにはしてました(´Д` )





そして実はこのフロントキャンバーを初めて2度にした時から、リヤのねじれ感が出る挙動も同時に出ており、この対策は最終的にリヤを補強することで解決しています。

リヤスタビ交換で一時的に解決したものの、ダンパー減衰変更&フロントの補強のせいでリヤの剛性不足が完全に出てしまっていました。

その後フロアクロスバーを付けまだ足りなかったので、さらに補強で気にならないレベルで落ち着きました。

しかしながら結局は前後のアライメントの等調がとれていないために出る挙動であり、本来補強だけの解決でOKというものではないように思いました。

要はどこかしら補強したらアライメントは見直せということ。

国際サーキット走ったあとに少佐さんとの乗り比べ段階ではまだリヤの補強不足で違和感が出てましたが、今は補強は前後等調が取れている代わりにアライメントが悪さしている状態ですね。

DSCオフでも良い変化は出てましたが、影響のでかい理由はアライメントに補強ですね。





なにはともあれ、結果的にはフロントキャンバーが原因の可能性大ですっきりしました。

上記内容からキャンバー0度でもいいのかもしれないけど、0度じゃ怪しいので1度以内くらいで調整してまた勉強するのもいいと思いましたね。

あとはリヤキャンバーも少し考えないといけません。

ダンパーの減衰が以前より上がっているのと前述の補強がかなりされている点でリヤキャンバーも起こす必要が出てきたと思いました。

問題は何度にするかだけど漢さんと会った時(減衰変更前)にセッティングしていたリヤ1度48分でフロント2度時は違和感出てないから、これがフロント2度時のリヤキャンバー上限だろうと睨んでいる。

あの時は一番良かったかなと思うくらいにはいい出来だったと今のと比べたら感じてはいる。

たぶん逆のパターンもあると思うけどフロントを寝かせてリヤを起こすか、フロント立たせてリヤを寝かすかなんだろうと考えている。

最終的にどっちの方が良いのかは判断できないが、あくまで自然なフィーリングを求めた場合、そうなりそうというのは感じる。

純正は基本リヤのキャンバー調整はほとんどの車種ができるけど、フロントはかなり車種が限られているのでそのあたりの理由考えると、フロントはそう変える必要もないのかもしれない。

コスト的な面でフロントのキャンバー調整機能は付けてないだけかもしれないが。

だからここの部分はプロの意見聞かないとなんとも自分の考えでは言えないのが歯がゆいところ。



とりあえずキャンバー編は以上で、次回はダンパー編かな。


Posted at 2015/05/18 22:03:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | アテンザ | クルマ
2015年04月06日 イイね!

桜が咲けば・・・

花見でしょうが、花見には行ってません(ぉぃ



行く予定もいまのところありません(ぁ



そして最近はブログを書く内容はあるけど書く気力がなぜかわきません。



カメムシはよく湧くんですが。




困ったものです。




今月来月は税金や保険関係にお金を使わなければならないので、タイヤ等を入手するにも余計大人しくなるわけですが果たしてモチベーションがいつ頃回復するか。



とりあえず今日は雨が降ってワイパー動かすとガラスが白化するので、といっても撥水加工してからアテンザ、セルボともにずっとなっていて気にはなっていたけど、放置していて撥水剤の問題か、ワイパーゴムの問題かというループでゴムを変える気になってませんでした。



普通は一瞬白化してもすぐクリアになるけど、自分のガラスは白いまま・・・。



流石におかしいとは思っていたが、帰りにホムセンで試しにPIAAのスーパーグラファイトってやつ1本買って付けて試してみると



一瞬白くはなるけどすぐクリアな視界に(゜д゜)



やっぱゴムかw



ということで、アテンザ、セルボとも4本買って帰りました。



やっぱ撥水加工用じゃないゴムはダメですね。



ブレード、替えゴム込でボッシュのかなり安いから(1000円ほど)買ったけど、ブレードはいいけどゴムがお話にならんかったんだなぁ。



という確認が2年越しくらいになってようやくできてよかったなと(笑)



これで雨が降っても楽しくドライブできます。



そしてそろそろ車内の曇りとかももう少しなんとかしたいところ。
Posted at 2015/04/06 20:40:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2015年03月14日 イイね!

H27.3.8 備北サーキット(4回目)

先週は友人も予定が空いて一人で行くこともなくなったので、備北ハイランドサーキットに行ってきました。


以前に行ったのが1年4ヶ月も前だったみたいで驚きました。


去年は全く行かんかったなぁという記憶だけはあったんですが(´・ω・`)


8時過ぎについて、友人のコペンがスタッドレスからRE-11にタイヤ変えようにもホイールナットが狭くて付けれんというアクシデント発生w


ほかの友人に聞いたら17ミリナットがあるとのことで事なき得ましたが^^;


自分はさて走行しようかとグローブはめたら







『ガサ・・・』










『あ、・・・』














クソ野郎が中に2匹も潜んでやがったwwwwwwww



しかも臭いwww



普段車の中に常時入れてるのが探してもなくて、作業でちょっと使ってる外へ投げてたの持ってきたらこの有様w



朝から酷いトラブルだぜw





そして、しばらく走って1コーナーで180°ターン決めるスピンが炸裂(ノ∀`)



毎回恒例か?w



以降はスピンすることもなくいい感じに走れました。



最初は溝がないT1スポーツで走って途中タイヤ見ながら走ったけど、全然減らねぇw



10時くらいにはもうダメかなと思ったけど、午前中は持ったからびっくりした。



ワイヤーがぎりぎり見え出して流石に危ないと思ってタイヤ交換しようとしたら、ロックナットのソケットがない・・・。



特に使った記憶はないんだが、車内いろいろ見てもない。



家に置いたかなぁ?と思って帰るけどない・・・。



しょうがないから違うメーカーのハマるソケットが奇跡的に合って持っていく。



途中もしや、ショップ入れ忘れてねーか?と思って電話したら車検証が入ってるところにないですか、という時にちょうど備北着いて見るとあるじゃん(T_T)



先に電話すれば良かったけど、元あった場所に入れてないから元あったところに戻しとけよっていう、、。



とりあえずタイヤ交換して14時30くらいでUFO食う時間も惜しかったから、おにぎり食べてすぐ再走することに。



過去タイムは
51秒77(1代目)
52秒97(2代目)
52秒68( 〃 )


とりあえず51秒台を目指しました。



これが割とあっさり51秒台は午前中に出て自分でもあれ?ってなったんだけど、前タカタ走った功績見たらまぁ、それくらいは出るか?と勝手に納得しとりましたw



タイヤ替えて(フロントT1R、リヤS001)50秒台を目指すためいろいろ走り方に試行錯誤をしてみるが、逆に52秒台ばっかりになってしまって悪循環という(´・ω・`)



しかし走行ログを見たら以前ではなにが原因でタイムが伸ばせないのか、わからなかったけど今回はなんとなく原因がわかってきました。



今回のベストタイムは



51秒355



と前回や前々回と比べると結構タイムアップしました。



前回とかと明らかに変わってるのが、ブレーキの使い方が昔と比べ変わったなと思いました。



ブレーキでリヤを出したりコントロールできるようになるとさらに楽しくなってきますねヽ(*´∀`)ノ



あとは、前に比べて車をいろいろいじって自分で車の動きがかなり把握できてる点で、少々これくらいいっても大丈夫というのがはっきりしてるので、その分アクセル踏めてると感じました。



簡単に言うと『自分でコントロールしている』という部分が隣に乗ってる友人からも分かってもらえて上達したかなと思いました。



また、仮に足回りとかでここをもう少しこうしたいという部分があっても、自分で分かっていて変更できるので、自分の車を把握しまくっているということは本当に強みだと思いました。



それから、VFCのおかげで水温も90度前後で抑えられて出力ダウンを気にせず走りまくれるので、その点もよかったです。



油温は最高110°以上上がることはありませんでした。



あとはオイルもフィーリングが変わることなく、数日後車を動かしてもオイルの極端な劣化がなかったので、やはり冷却は最重要だなと改めて認識。






さて、あとは今後いかにタイムを伸ばすかということになってきますが、



ちょっとグリップで走ってたEK9の状態を見ると、タイヤは225幅、Z2スタスペ、機械式LSD、重量1070kg、フロントバネ22kg、リヤ16kg



まぁ、50秒は切れて当たり前の車かなと思いました。実際50秒は切ってたんですけど。



備北みたいなテクニカルコースだと普通に最速狙える仕様といってもいいでしょう。



で・・・MSアテンザでどうやってその50秒切るくらいのタイムを出すかっていうところになってくるんですが、もちろん機械的要因以外に技術的要因も絡んできます。



それからラインですね。



小さいコースだから少々いろいろ走っても変わらんだろうと自分は思ってたんですが、そんなことはないですね。



走行ログを見たらだいたいどう走ると速いかが見えてきます。



ただ、このラインというものは例えば違う仕様の車でプロがAのラインを走ったとして自分の車でAのラインを走ったら速いか?というと多分違うと思います。



ある程度は共通の部分は当然あると思ってるんですが、車が違うと走り方や車の向きを変えるちょっとした時間とかが変わってくるわけで。



とりあえずラインについて何が言いたいかというと



自分の車にあった最適なラインを見つけろ!



ということです。



いや、正直自分もいままでそんなこと気にも止めてなかったんですがねw



ただ、これは自分の個人的見解なので、違う部分もあるかもしれません。



だから自分の場合FF4WDのポテンシャルが最大限に発揮されるラインで走る必要があります。



4WDと聞いたらどこでも踏めば走ると思う人が大半だと思うんですが、今回走ってそうでもないなと自分の中で思うところがありました。



特に最終コーナー。



結構このコーナーのアーチがきつくフルアクセルまではなかなか難しんですが、7~8割くらいアクセル踏んでて簡単に言うと前に進んでない感じがあるんですよね、、。



これはハンドル切って横のトラクションに食われて縦のトラクションがかかってないからだと思いました。



ほかの言い方で言うと、横に対しての引っ張る力が弱いというか。




足回りの問題もあると思うんですが、これは機械的要因の方が大きいのかなと感じました。




これがエボXやインプならまだまだ曲がるぜ~♪って感じで行くのかもしれませんが、うちの子はそうではないようでw



ちょっと違う4WDに乗れば特にわかるのかもしれないなぁ。



まぁ、これは現状足回り以外手がつけられんのでどうしようもないですね、、。



あとは毎回思うけど、1コーナーのシフトダウンというかヒール&トゥが下手過ぎて損してます(´ε`;)



ついでに1コーナーで言うとここが一番タイムが伸ばせるところですね。



とにかく大きく膨らんで入ったほうが最初抜かれてもあとで追い抜いて結果速いのはログで確認できました。



あとは4コーナーの一番きつい鋭角コーナー。



ログ見たら30kmまで落ち込んでるし、1速で抜けたほうがたぶん速い。



6コーナーは40km以下にしないことが重要。



そこからの7コーナーが割と一番の問題。



7コーナーから43m手前でレブに当たって頭打ちになるのがなぁ。



3速入れ込んでもいいんだが、2速に落とすタイミングが難しい。



3速に入れてもノーブレーキで7コーナーはいけるけど、右の進入で一瞬だけブレーキ使いとこがあるからやるとしたらそこで2速にブチ込むしかないか。



まぁ、これは次回にやってもいいかもしれん。




ん~、いろいろ考えてそれくらいが今後伸ばせそうなポイントかなぁ。




ここらのポイント抑えて先週の状態で1秒くらいは短縮出来そうな気はするんだけど、これら上手いことやって50秒切れたらもう言うことないわw



備北Bコースは引退しますわw



技術的要因以外で言ったら、タイヤでコンマ何秒かは変わりそう。



コンピューターは備北の場合ショートコースなだけに劇的に変わらないかも。トラクションがコーナー全開でかかるならかなり変わると思うけど、コーナーでのパワーを伝える足回りができてないとそれ以前の問題なわけで。



51秒355と52秒142の比較


1コーナーの入り具合でこの差。


走行軌跡を走らせてみるとよくわかるが、7コーナー付近でこれくらいの距離差が出てました。



51秒355と51秒603の比較


距離が最終コーナーで縮んでないから、ここは膨らんで加速すればいいって感じじゃなさそう。


たぶんここはある程度最短で行かないと逆に無駄な部分増えそう。





とりあえず断片的にしか説明ができないんですが、言いたいことがわかってもらえればそれでいいっすw




あとyoutubeに走行動画アップしたので暇な方は見てください。






特段タメになるような部分はないでしょうが^^;




それからいつの間に左のアッパーアームがもげて(変形して)たw



まさかもげるとは思わなんだw



交換必須なぅ





課題は多々あるが負けられない戦いがそこにあるから仕方ないな( ̄∀ ̄)



しかし、今回は本当に久しぶりで楽しかったなぁ。




研究のやりがいもあるしやっぱサーキットは楽しいわw



次は5月か6月にでも行くかなぁ。



車の仕様もその頃には変わっとるかもしれんが(笑)



まぁ、50秒前半を目標に頑張りますかねぇ。




Posted at 2015/03/15 00:51:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

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