エンジンの吹け上がりを比べてみた③

空ぶかしの最後は、アルファロメオ　ジュリア　ヴェローチェ。ダウンサイジングの2L直4ターボ。

アクセル目いっぱい踏み込んでも3500回転以上にはいきません。
なんで？
アルファディーラーの店長さんに聞いたところ、最近のクルマはエンジン保護のため？近所迷惑防止のため？空ぶかし防止のリミッターがついているそうです。知らんかった（汗）。

レスポンスはポルシェがダントツ。
3.6Lの大排気量なのでトルクもあり、運転していてとても気持ちのいいエンジンです。

エランのエンジンもレスポンスこそポルシェに劣りますが、パンチがあるいいエンジンです。ターボなのに低回転からトルクがあって発進はポルシェより扱いやすいくらい。

ジュリアは現代のエンジンらしく、2000回転から最大トルクを発揮するので、これまためちゃ運転しやすい。ちょっとアクセルを踏み込むだけでガツンと加速します。
ただ、レッドゾーンが5500回転からとディーゼル並みに低いので、回転の伸びを長く味わうことができない。よくできたZF製8速ATのおかげであまり気にならないけど。