
東北宮城も暖かくなり、桜も満開を過ぎた今日この頃。
少し前まで一日中引きこもり眠り続ける日々が続いてましたが、この前のブログあたりから、は全く逆で一日中車庫にこもり車やバイクをいじり続ける日々が続いてました。
こうゆうふうに思えるように趣味が楽しいとか、没頭できるようになってきたのはホントに自分でも嬉しいですね。
この調子が続けばもっといいのだが、、、。
そんな中、ある日いつものように車をいじっていると。
どっかの、じいさんが1速全開でサンバートラックが唸りを上げやってきました
。
じいさん『こごさちたらば、車売ってけんでねっがってちいでちたんだげっとも。』訳;ここに来たら車を売ってもらえるんじゃないかと、聞いて来たんだけれども。
ワタシ『あ゛ぁ?(俺は車屋じゃないってばよ(゜゜;))』
じいさん『あの軽自動車廃車さすんだすぺ?』
ワタシ『あー、そうですね、そのつもりでいましたけれど、、、』
実はKei は走行距離も結構なものになっており、フレームの傷みやあちこちガタかきはじめていたので、ロードスターを購入した時に近いうちに会社で廃車にしなければならないかなと思っていたのですが、年が明けて自分はこの調子でしたので、廃車にもできないでいたのでした。。。
じいさん『よがったら廃車さすんだらばゆずってけねべがねぇ?』訳;譲ってくれ。
ワタシ『あー、いいですよ』
各部にガタはあるものの普通走るには問題ないので、廃車にするくらいなら車検切れるまで、乗ってもらった方が自分も嬉しいので格安で譲ることにしました。
どうやら、孫が免許を取ったばかりで調度良い中古車を探していたらしく、じいさんは非常に喜んでいました。
何度もお辞儀をされ、笑顔で1速全開で帰っていきました。
名義変更の手続きのあいだ、いままでの感謝を込めながらKei を洗車し、チョット各部を点検してあげました。
こいつがなかったら震災の時雪の山の中をかけ上がることは出来なかったなぁ、など色々思い返してしまい寂しい気持ちにもなり、それと同時に自分がもっと稼げる人間だったらKeiも維持していけたのに、、、と思ったり。
そして、今日朝に名義変更が終わったらしくじいさんがKei を取りに来ました。
じいさんはまた笑顔で何度も何度もお辞儀をしながら
『うぢさも遊びさきてけさいねー』と言いっておりました。
自分の乗っていた車との別れは3度目ですが、できれば別れなんてきてほしくないものですよね。
何度味わっても寂しいものです。
あの世に行くことなく新しいオーナーのもとで走れることになったKei、元気に走るんだぞ。
ビンボーなオーナーでごめんな。
大事に乗ってもらえよ。
バイバイ。
Posted at 2013/04/25 21:24:32 | |
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