私の実家は,家族で食べる分だけの米を作っています。
米以外では父様が畑で野菜を作って『道の駅』等に出荷している程度なので,我が家のメインはやはり米作りです。
先週土曜日に雨が降ったため稲刈りは中止でしたが,昨日無事に稲刈りも終わり,今日は籾の乾燥も終わって米蔵に収めることが出来ました。
私は『田植え』と『稲刈り』のときにしか手伝えないのですが,子供の頃から米作りは間近で見てきて,一番大変なのは毎日の手入れなんですよね。
今年も無事に収穫できたのは,他でもない父様の毎日のご苦労があったから。
父様,今年もお疲れ様でした。父様のおかげで今年もまた美味しい米を食べることができます。
そして,職場のチームのみんなにも感謝です。本来なら上に書いたように土曜日に稲刈りをして,日曜日には米蔵に収める事になっていたのに,忌々しき台風のせいで平日の稲刈りになり,この時期は結構忙しいんですが,快く『稲刈り休暇』を許可してくださった皆様には感謝してもしきれません。
稲刈りを経験された事がある方は当然ご存知でしょうが,稲刈り自体は機械に乗って行うので大した労力は必要ありませんが,問題はそれを運ぶ事なんですよね。(コンバインの仕様によっては籾を袋詰めして運ぶ必要がないものもありますが,うちの場合は,刈った籾を袋詰めしてトラックに乗せて乾燥場まで運びます。)60歳を過ぎた父様と母様だけにその重労働はさせられませんからね。
さて,その父様の苦労の結晶とも言える新米ですが,これをそのまま倉庫の中に眠らせるわけにはいきませんので,米専用の保冷庫に入れます。
これに入れるのと入れないのとでは,来年の夏に間違いなく味に差が出ます。精米前の玄米とはいえ,ナマモノですからね。一定温度に管理された場所で保存するか,気温差のあるところで保存するかでは雲泥の差・・・・といいたいところですが,食べ比べでもしない限りは,私のような味音痴にはよく分かりません(笑)
保冷庫内の温度は大体14~15℃程度です。写真は作業直後だったので,若干温度が上がってます。
今年は全部で19俵(といっても本来1俵は60kgですから,正確に言えば半俵の重さですが。。)でしたが,実家や近い親戚十数人で食べても,余裕で一年分あります。ちなみに去年の米はまだ8俵残ってます。。
作業終了後,早速1俵は精米します。
古米が8俵も残っているのに,新米を食べてる場合じゃないんですが(笑)収穫してすぐに精米した米というのは,味音痴な私にもハッキリと分かる美味さがありますからね。ちょっとした漬物さえあれば,米の美味さで何杯もいけます。
ただ・・・・炊くときの水加減が難しいんですよね。私は固めのご飯が好きなので,新米は特に水分を含んでますから,古米と同じ水加減だと柔らかくなり過ぎるんです。
さてさて,明日のご飯は上手く炊けるでしょうか。。。明日が楽しみです♪
Posted at 2012/10/03 22:16:49 | |
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