
始めに断って置きますが、私の独断と偏見で書きますので、間違った見解が有るかも知れませんが、ご了承下さい。
出力測定機には避けられない問題があります。
その問題とは、測定機ではなく、エンジンなのです。
素人考えだと、エンジン出力は何回やっても、同じと思う人が多いと思いますが、現在のハイテク制御では、立て続けに測定しても、かなりバラツキます。
1回目218ps、2回目226ps、3回目217ps、4回目222ps・・・といった感じ。
それだけ、ECUが瞬時に対応しているからなのでしょう。
6回ワンセットにして測定するのは、TEPSさんが瞬間出力だけでなく、平均的な出力を重視しているからでしょう。
事実、ハッキリ言って40回以上測定しました。
触媒は、真っ赤でした。
たった一回のみ246PSを記録。
しかし、二度と240PSを上回る事は、ありませんでした。
大体は、フジツボマフラーを装着しているとは言うものの、220PS前後でした。時たま230PSを上回る程度。
これで自分のは、246psのエンジンっていう気は、更々ありません。
おっと、脱線しそうだ。
スバリ、「魔法の包帯」の効果は、分かりません。
エンジンチューナーさんの立場からは、効果はありませんとなります。
今回はピークパワーに重点を置いて、最高何PS出たかのみでした。
出力曲線を重ねて検証する時間もなく、最高馬力ならモニターに残りますから。
包帯付きの方が、2、3PS平均が上がってるかな?って事もありましたが・・・
付けても、付けなくても、6回ワンセットの上下の範囲内に、収まってしまうのです。
ですので、TEPSさん的には、効果は認められないと、なっちゃうんです。
TEPSさんは、エンジン本体をチューニングされる職人さんです。2,3PSアップで喜べない仕事です。
なぜなら、ここにチューニングを依頼されるお客さんが、数馬力アップの為、依頼するでしょうか。
ターボ・スッチャー・ハイコンプなど、乗ったら誰でもすぐ分かる位のパワーを、出さないと仕事になりません。
また、そういったチューニングがメインですから。
昨日のように、APSのビッグアッパーコレクターを付けて、計測値が底上げされ、「明らかに」とならない限り、認めないでしょう。
でも、チューナーさんだから、その方がいいですよね^^
厳しい目を、持っているのですから。
今回の計測会は、TEPSさんの、全面協力により実現出来ました。
しかも、アポ無しで行って、やってくれちゃう程で、人柄は最高ですよ。
社長を始め、スタッフのみなさん、本当にありがとう御座いました。
チューナーさんであっても、ノーマル車の良さも理解していらっしゃるので、安心してチューニングの相談が出来ます(^_-)-☆
普段は、近所の車さんで整備して、チューニングしたくなったらTEPSさんと言った感じで、いいと思います。
*一応、TEPSさんからデータを送ってもらったら、Sunさんに解析してもらいますので、低中速域では何か出るかもしれません・・・。
ダイナパック測定の模様はこちら。
TEPS探訪はこちら。
Posted at 2005/11/24 21:57:38 | |
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