燃料ポンプの制御方法

(自分のクラウンは燃料ポンプの容量の関係で、JZX90の燃料ポンプを使いました。
しかし、クラウンとマークⅡでは燃料ポンプの制御の仕方が異なります。クラウンは普通のリレー方式で、90の方には燃料ポンプ専用のコンピューターがあり、そいつで制御しています。
写真のように90のポンプをクラウンのステーに固定しました。)

今日、クラウンのエンジンがかからなくなりました。先週はかかってたのに…
症状は、初爆が来るのにすぐにエンストしてしまいます。燃料ポンプの音はしています。ゴゴゴゴッゴって感じで…？
プラグに火は飛んでるようです。しかし、プラグがあまり湿ってません。
試しにプラグ抜いた状態でクランキングすると、一瞬燃料が出てすぐに止まっているようです。やはり燃ポンでしょうか…

ここで配線を確認しました。90ECUからは燃料ポンプ関係でDIとFPCという信号線が出ています。
クラウン車体側からは燃料ポンプ駆動用リレー信号がFCとFPRというものが出ています。自分はDI信号線とFC＋FPR信号線を直結しました。90ECUがDI端子をECU内でアースに落とし、FC・FPR信号線にアース信号が入力され、クラウンの燃料ポンプリレーが駆動すると考えていたのですが、これが間違いでした。DI端子は本来燃料ポンプ専用のコンピューターにつながっています。配線図をよーく見てみるとプルダウン抵抗が入っていました。ってことは、ECUから信号を出される時はプラス側の信号になるわけです。クラウンのリレーはマイナス制御なので、リレーはONになりません。ではなんで先週はエンジンがかかったのか…不思議。そして燃料ポンプから聞こえてきたゴゴゴって音はなんだったのか…おそらくDI信号は7V一定(整備書参考値)ではなく、ノイズかなんか拾ってたんでしょうか(適当)
初爆があったのは、エンジンがかかる手前のイグニッションキー位置で、ECUからは燃料系統に何も信号が出ていないときにDI端子からプルダウン抵抗のおかげで0Vという信号が出力されたためと思われます。

結局、FCとFPR信号線をボディーアースに落とすリレーを組み、それをIG電源ONで駆動するようにして、無事復活しました！
そいや燃ポンの音がゴゴゴゴからウィ～～ンに変わりましたよ