先日ネットフリックスでVWディーゼル不正のドキュメンタリーを見た。
裁判や事情聴取の状況が生々しく撮られており、
検査機関を意図的に欺いた様を組織代表者が告白している。
率直にこのメーカーやべえなっていう印象だ。もしVW持ってたら即日売却するレベル。
あ、やべえアヴェンタもVWの息かかってる・・
そういやF1の欧州車びいきも露骨らしい。そりゃま、欧州が中心だしな。
作為的な結果が日本勢が撤退した理由の一つにあるのかもしれないね。
実利主義の北米の日本車率はめっちゃ高いけど、
理想主義の日本における欧州車信仰は集団洗脳って言っても過言ではないかものぅ。
もうF1やWRCで勝つメーカーが良いメーカーという時代はとっくに終わっているのだ。
我らの足元には、
NDロードスターと、
スイスポという素晴らしいクルマが在る。
キラびやかな服もよいが、足元を見ることがもっとも重要だ。
ん?あらやだ私、欧州車しか持ってないわ。いえむしろ欧州車派だわ。
さて、先週もドリグリ講習会に参加。あいにくの大雨でしたがね。
今回はアメリカ人グループ4名。とNAロードスターのM村さんと滑った。
ティーチャーが物理法則を説明した後、サクッと”はい英語で訳して伝えて”って命じてくるから
テンパった。いや無理っしょ。Hello Worldしか喋れないボクに。
M村さんのNAロドスタ。かっこよすぎるでしょうに。
NAロドスタのドリ姿。美しすぎるでしょうに。
ドライバーのエドはサーキットのレンタル車両でドリ。うまいのぅ。ボクが一番下手やのぅ・・
とりあえずいい機会なのでアメリカ人グループにヒアリング。
今回のドライバーのエドはハワイから。観光で日本へ。
観光といってもこのドリフトのためにきた。
後の面々は、オフィスワーカー、もう一名はTV局のディレクタ。もう一名はギターのティーチャー。
ハワイは最後のサーキットが数年前にgoneしてしまった。今は一つも残っていない。
ドリフトは好きだ。でもポピュラーじゃないよ。
以前、ストリートでドリ車がkill peopleしてしまった。だから規制が厳しいんだよ。
と、言っていた気がする。考えたけど英語で出せなかった質問がある。
”君たちのつながり一体なんなの”
ウェットコンディションでも鬼ティーチャー走りは完璧です。
ボクはウェット初めてなので、ボロボロ。ここまで操作系がシビアになるとはね。
ほんの少しのアクセル開度がスピンへと導かれます。
見かねた鬼ティーチャーが同乗。直指導が入る。
「踏め!踏め!カウンター!カウンター!」って怒号が飛ぶけど、
もぅテンパっちまって全然タイミング捉えられない。テンションダダ落ちな日でした。
まじで俺センスねえわ・・
講習終了後、
エド達と記念撮影、連絡先交換してグッバィした。
アヴェンタが来たらドヤりメールを送り付けてやろうと思ふ。ドヤりは国境を超えるのだ。
ドリフトのイメージって、
おバカっぽい、うるさい、迷惑って印象が先行するけどな、実際のところ、その通りなんや。
でも求められるその繊細なテクニックは立派なスポーツやで。
スポーツに意味持たせるって、それこそ愚問だろ?
エド達と話すと、TOGE、TOGEって連呼してたから、
峠伝説?イニシャルD?みたいなの人気なんだろうね海外でも。
業界人と話すと、どこもかしこもモタスポの人気低迷で厳しいってな。
サーキットも騒音問題で地域と馴染めない問題とかたくさんあるけど、
でもさ、なーんもない地域に不特定多数が集まりお金を落すって結構スゴイ事だと思うんだよね。
それをもっともっと文化として海外にアピールしていけば集客上がっていくと思うんだよね。
雇用も生まれるし、山だったところからいきなり税収入が発生するんやで。
もっとミニサーキット増えてくんねえかなー。できれば都心ド真ん中にな!
ちなみにグリップ人口は減り、ドリ人口は微増らしいで。おれ調べだから信ぴょう性薄いけどな。
よく”エンジンはこれからモーターに移行するから今のうち乗っておけ”論がささやかれるけど、
間違いなくドリフトはもっと先に消えゆくぜ。
だってドリ主流が80、90年代のクルマ達だからな。タマ数不足は深刻だよ。
だから”今のうち80年代、90年代の日本車でドリフトやっておけ”ってほうが正しいだろ。
電子制御カーじゃ厳しいからねドリは。
え?何乗ればって?
NAロードスターに決まっちるだろ!