
越後の古い文献では、櫛池村(中頚城郡)で
明治26年3月上旬に2丈5尺の積雪、つまり
今の尺度に換算すると、何と、7m57cm!
(ホントかよ!)の最深積雪記録があるらしい。
古い記録なので、真偽のほどは不明ですけど
いやはや、もはや笑い事ではない想像を絶する
豪雪ですね。
いずれにしても、昔から越後の豪雪は半端じゃなかったようです。
他の地方が「大雪だ」と騒いでみても、越後の小雪にも及ばないというのが
昔から越後人の自慢だったそうな。
・・・勿論、山岳地帯では、その数倍もの積雪になっている場所もあるわけで
平地とは比べ物にならない、それはそれは、恐ろしい世界(笑・・ってるバヤイ
じゃないのだ!)
人の住む平地でさえ、そんなわけですから、県境の山岳地帯は、それはそれは
ブッタマゲルほどのドカ雪が積もるのは当然のなりゆき(笑)
そこには、私の好きな山々が、たくさん連なっているのであります。
ああ、春の雪解けが待ち遠しいなぁ(ヨダレw)
あ、でも、雪崩や融雪洪水もあるし・・・やっぱ、この老体じゃ引退かな(ガクw
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画像は、早春の越後守門岳山頂。遠方は、入広瀬側の山間部デス。
付近の山肌を見ると、春さきに多い底雪崩(全層なだれ)の予兆を
思わせるクラック(積雪の割れ目)が、いたる所に見られます。
お~コワ!(笑)
2月も半ばに入り、これからは冬と春が一進一退で季節が進むことでしょう。
まだまだ、北国雪国では、二つ玉低気圧や爆弾低気圧によって、春先の嵐に
見舞われることは、あるでしょうが・・・
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山と気象歳時記 | 旅行/地域
Posted at
2006/02/11 22:35:24